
昨日は、黒木議員と初仕事に七山市民センターへ出かけました。
七山の市有地に巨大風力発電所をつくる計画が進んでいるので、その様子と現地確認へ行ってきました。
諸熊市民センター長から、経緯や進捗状況を丁寧に説明して貰いました。
場所は、唐津市と糸島市の県境の背振山系に大和エネルギー(ダイワハウスグループ)が2026年の運転開始を目指し風力発電事業を進めています。
完成すれば、全長160㍍の過大な風車が8~10基建設する予定です。
事業区域には、背振北山県立自然公園の内にあり、市有地が600ヘクタールあり、土砂流出を防ぐ保安林になっています。
糸島市で24日、開かれた説明会では、「景観を損なうのでは」「地下水」「超低周波による健康被害」などを懸念する意見が相次いだと言います。
七山での説明会でも「賛成する意見は出なかった」といいます。
建設予定地近くに住む男性に話しを聞くことができました。
その方は、「説明に来たけれど良く分からない」「風車はここからは見えない」とおっしゃっていました。
少し進めば、糸島市の防火水槽がありました。
現在、「環境影響評価方法書」を閲覧することができます。
場所は、七山市民センター、市役所生活環境対策課、同社HPでも見ることができます。
意見の募集は3月1日が締め切りとなっています。
私は、自然エネルギーは大事なことと思いますが、住民の理解と同意が前提であるべきと考えます。
なぜ、「保安林」という安全を担保する林を伐採して風車を建設するのか疑問です。
県立自然公園を外した場所でも良いのではと思います。
写真は、七山市民センターです。
正面左に「七山診療所」が開設されています。
歯科も開設されていましたが、先生がお亡くなりになり後継者を探してあるそうです。

