「文書通信交通滞在費(文通費)」がテレビのワイドショーで話題になっています。
10月31日の衆院選で初当選した新人議員に10月分の文通費として満額の100万円が支給されたことを日本維新の会が問題視して、「国民の理解が得られない」という批判が喝采を浴びています。
しかし実態は、「天に唾する」ように維新に跳ね返っているのです。
吉村知事は2014年12月19日から15年10月1日まで衆院議員を務めていました。
大阪市長選に出馬するため1日だけの在職で辞めた10月分の文通費を当時は満額を受け取っていたのです。
19年には、維新の会は21人全員が文通費の領収書を自分で自分に切ったうえ、自身の政治団体に寄付していたことが発覚したのです。
寄付の総額は、15年10月から19年3月に維新が受け取った約7.6億円の文通費のうち約5.7億円に上っています。
これでは、「どこが身を切る改革なのか」といいたくなります。
「透明化どころか政治資金への流用とは、セコイ話です。今回、文通費の問題で騒いでいるのもパフォーマンスですから、有権者はダマされないようにしましょう。
「身を切る改革と言うのなら、まずは共産党のように政党交付金の支給を辞退したらどうなのか。文通費と違って、政党交付金は受け取りを拒否できます」(本澤二郎氏)
衆院選で躍進した維新は今年、約19億2200万円の政党交付金を受け取れます。
もちろん原資は税金です。
大谷選手の米国でのMVPおめでとうございます。
二刀流での受賞は凄いの一言です。
写真は、先日訪れた「武雄神社」の脇道にある「夫婦檜」です。
枝だが絡み合い「縁結び」として崇められています。