「９条の会」学習会

　国民のくらしと自民党の「憲法草案」についてそのねらいについての学習会が唐津市文化体育館で「唐津９条の会」主催であった。

　本多俊之弁護士（佐賀市）を迎えての講演でした。

　現在の憲法は「国の権力を抑制し国民の権利を擁護する」内容になっています。
例えば、９条で「戦争放棄と国の交戦権を認めていません」

　自民党案は「自衛軍の保持」を明記し、国民には「国を守責務・国を愛する責務」を規定し、それに加え「その責務を共有する」と明記しています。

　自民党案は、国民の権利を抑制し国の権限の拡大を容認しています。

　さきの参院選で自公政権は大敗したため、改憲の動きが止まるかに見えましたが、自民・公明に加え民主党、国民新党が一緒になって改憲の動きがはじまっています。

　県内には３８団体の「９条の会」があるそうです。これからももっと幅広く、平和を愛する人々は思想信条を越えて運動していく平和憲法を守りたいものです。

秋の唐津城

　秋空に映える唐津城を二人の女性が携帯電話で写真を撮っていましたので、私もパチリ。

生活保護費減額の動き

　厚労省は、生活保護費を引き下げようとしています。理由は、「低所得者層の水準が保護世帯の水準より下回っているから」というものです。

　これでは、国民の文化的生活を保障した憲法２５条に違反する行為で、際限なく保護水準が引き下げられて、セフティーネットの役割を果たしません。

　国の役割は、低所得者層の生活水準を引き上げることに努力するべきで、「本末転倒ではないか」と批判の声があがっています。

　写真は、冬でも元気に咲いている「ブーゲンビリア」（東唐津）をみかけました。