第47話. ポスト・タゲリ候補

2017-07-16 14:00:58 | 花鳥風月
湖畔人です。

余り良い話が無いので、たまには軽めのお話を。

以前、第36話でもお話したように、私は野鳥観察を週末の癒しとしているのですが、特に気に入っている野鳥であるタゲリが3月に大陸に戻ってしまって以来、しばらくタゲリロスのような状態が続き、その心の隙間を埋めてくれる代わりを探す日々が始まるのですが、中々タゲリに匹敵するようないい塩梅の鳥は見当たらないのです。
一種だけ、タゲリを超える魅力ある鳥には出会う事は出会えたのですが、いかんせん、その鳥は我が家の近くで見つけるには余りに希少過ぎてタゲリのように毎週末会える訳ではないので、週末の癒し、タゲリの代わりにはなりえないのです。見つけようと思えば見つけられる位の希少さが調度良いのです。因みにそのタゲリを超える魅力ある鳥とは、チュウシャクシギと言う鳥で、茶褐色で、鷺よりは一回り小さく、タゲリよりは背が高く、曲がった嘴がエジプトのトート神の頭のようで、アフリカのトキに似た感じで、とても魅力があるのです。鳴き声は単気筒のバイクのようにポロポロポロと喉を鳴らします。ネットで見ると、ホイーピピピピピピピと表現される事が多いようです。姿形、大きさ共に、私にとって理想的な鳥の形をしていて、とても魅力的です。
どうも海辺で多く見掛けられているようです。ただ、残念ながら我が家の近くの湖畔では一度しかお見受けしたことがありません。よって、ポスト・タゲリには成りえないのです。
仕方がないので、魅力、出会える確率の点から、暫定的に3種の鳥達でポスト・タゲリとしています。
一つはキジバトでして、至る所で見かけるのですが、私が小さい頃からの心の友で、小さい頃、ショゲていると、何時もキジバトの切なく寂しげな声に癒されてきました。生涯の友とも言える存在です。次は雉でして、こちらは、毎週出会える訳ではないのですが、月に何度かお見受けできる位の希少さを持つ鳥です。輝く緑色の姿と、あの甲高い金属音のような鳴き声はとても魅力的で、見つけるとラッキー感が高い鳥の一つです。そして最後にホオジロですが、ホオジロは小さな小鳥ですので、探しに行って見つかる物では無いのですが、週末に2-3度、我が家の横の電信柱に止まってくれて、とても美しくリラックスした鳴き声を披露してくれます。本当に癒されます。
実はホトトギスも結構な頻度で我が家の近くに来るのですが、真夜から早朝に掛けて鳴く事が多く、海外出張の後に、何とか時差ボケを直そうと格闘中に、よく鳴かれて、安眠妨害をされ困っています。
戦国の三英傑に伝えたら怒られそうですが、あのホトトギスの音色も、TPOを間違えるとただの騒音になる事もあります。

いずれにせよ、ポスト・タゲリを探す日々はまだまだ続きそうです。

湖畔人

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