第116話. 人類への信頼を深める方向で③ マーヤとハッチ

2018-06-24 12:03:45 | 文化論
湖畔人です。

前前話の続きですが、第114話では、積極的に人が信頼できる世の中を作ろうとしないと、そうはならないし、その為には、人間神の子の思想やそれに基づいた日々の善業の積み重ねが要りますね、と言う話をしましたし、芸術においても、もっと単純な善人が作り出す温かい世界をもっと描いて欲しい、とも、申しましたが、それで思い出したのが子供の頃に見ていたアニメ『みつばちマーヤの冒険』です。
原作は確かヨーロッパの物だったと思いますが、この漫画に登場するキャラクターは、皆いい人?(虫)達ばかりで、とてもゆるくてホンワカする気持ちになるアニメでしたね。同じミツバチをモチーフにした他のアニメ、『昆虫物語 みなしごハッチ』は、絵も劇画調で、イジメや困難を克服する激し目のアニメでしたが、同じミツバチを描くアニメであっても、こうも違うものになるものなのか!と子供ながらに驚いたものです。私はこのゆるーい方の『みつばちマーヤの冒険』が大好きだったのですが、今でもああしたゆるーい善人だけが出て来る世界を描いた作品をもっと見てみたいなと思ってしまうのです。また是非再放送でもしていただいて、現代の子供達にも見て頂きたいなと思うのです。水前寺清子さんが歌っていたオープニング曲もエンディング曲もとても優しい歌でとても良かったなーと記憶しております。何かとても懐かしいですね。
できればあの世に帰ったら、あんなゆるーい世界に帰りたいなぁ、と、そう思う事があります。でもああしたゆるい世界に慣れてしまうと、きっと此方の世界に戻る時に、そのギャップにシンドい思いをして、拒絶反応を起こしたりして大変な思いをするんだろうなー、とも一方では思うので、中々難しい所ですね。この世ではある程度強くないと余り世の役には立てませんので、中々その辺りの加減が難しい所ですね。中々ね・・・。

湖畔人

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