第225話. 雪の日に似合う曲・気になった音楽(41)(42)Difford & Tilbrook『Hope Fell Down』『You Can't Hurt the Girl』

2019-02-11 23:49:19 | 気になった音楽
湖畔人です。

寒いですね。雪もぱらつく今日この頃ですが、本日は、雪の降る日に似合う曲のご紹介をさせて頂こうと思います。

全曲、UKで80年代を中心に活躍したスクイーズの中心メンバー、グレンティルブックとクリスデフォードの二人が、二人の名前で出したアルバム『Difford & Tilbrook』からまとめて数曲を数回に分けてご紹介させて頂きたいと思います。

特にグレンティルブックの書く曲は、極めてUK的で、とっても上品で、良質なポップスの教科書とも言えるような曲を沢山書かれる方でして、余り十分に知られていないのが本当に残念でならないのですが、人によっては、このグレンとクリスの二人の作る楽曲は、レノン&マッカートニーや、キンクスのレイ・デイヴィス、エルビス・コステロと並ぶ英国におけるもっとも良質なソングライティングと呼ぶ方もいる位ですし、グレンの事を「ゴッド・ファーザー・オブ・ブリィティッシュ・ポップ」何て言う大袈裟な呼び方で呼ぶ方もいるぐらいの、まあ、知る人ぞ知る天才的なポップソングライターチームです。

特にこのアルバム『Difford & Tilbrook』は、その彼らの天才ぶりが顕著に出ていると個人的には思っておりまして(人によってはキャッチー過ぎると言う方もいますが・・・)、どこをとっても、名曲だらけで、この名盤が、このまま歴史の忘却の彼方に置かれてしまったなら、人類にとっての大損失以外の何物でもない!、と思っていまして、今日の澱んだ冬空を見ながら、そろそろ、彼らの曲をご紹介すべきタイミングが来たかな思い、今こうしてご紹介をさせていただいている次第です。

今日は、その名盤『Difford & Tilbrook』から、雪や、冬を連想させる曲を何曲かピックアップさせて頂きます。

まずは雪を連想させるイントロの『Hope Fell Down』です。失恋の歌ですが、冬を連想させる美しい楽曲です。

次は、これも季語がある訳では無いのですが、冬的な雰囲気の強い傷付いた女性を歌った曲『You Can't Hurt the Girl』です。

二曲とも、とっても冬っぽくて、二曲とも、とっても名曲で、両方大変素晴しい楽曲だと思います。お勧めします。次話でまた続きをやりたいと思います。

湖畔人

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