湖畔人です。
気になった音楽枠では2話前の『倒れないドミノ』に続いて、またまたスカパラの曲紹介を二曲行きたいと思います。
実を言うと、最近スカパラの曲ばかりを聴いてます。
以前もスカ特集をこのブログでやりましたが、ちょっとスカパラは別格です。移動中も、自宅で週末や夜間に仕事する時に、よく彼らの音楽をかけています。テンポがいいので色々パッパッと片付ける案件を次々に片付けて行く時、とてもイイのです。
スカパラは、見ての通り、ダンディーでオシャレで格好の良い伊達男達、チョイ悪風で、いかにも昔チョイ不良してた風ですし、実際30年のスカパラの歴史の中で初期は大分荒れくれた感じですし、今みたいな透明感が出て来たのはドラムスの茂木さんやギターの加藤さんが入った後、それも、ここ10年位が特に透明度が出て来ていて今みたいな特別な感じになった気がします。
色気もあれば、反骨精神の表明もあるけど、でも彼らの根っこにあると感じ取れるのは、そのポジティブさ、人間肯定感、神様の目も気にしていて、人々の心奥にある神性を感じ取っていて、僕が良く使う言葉で言えば"人間神の子"的な思想がしっかり根を張っている感じで、その前提で、神の子として、皆、前向きであろう、明るくあろう、互いをリスペクトし合い、小さいミスを許し流し人の本質を認め合い、受け入れあい、皆仲良くして行こう、出会いを大切に、しっかり今を謳歌し楽しもう、的な人も神もこの世も皆肯定して行く感じが透けて見えるのです。
そんな彼ら奏でる音楽は、彼らのフィールドが海外にもあるので、言葉が要らないインストゥルメンタルも多いし、オーソドックスな感じのスカもあれば、オシャレでリラックスしたアンビエントな曲もあるし、有名なボーカリストを迎えて色恋も歌えば、世界を俯瞰したような人類愛的な物や、時々ビックリする位ピュアな曲にも出会えます。
今回はそのビックリする位ピュアな曲を二曲続けてご紹介したいと思います。
一つ目は、『メモリー・バンド』です。
ボーカルはドラムスの茂木 欣一さん、
作曲は、キーボードの沖祐市さん、
作詞はいつもの通りバリトンサックスの谷中敦さんです。
作曲は、キーボードの沖祐市さん、
作詞はいつもの通りバリトンサックスの谷中敦さんです。
作曲の沖さんはこの曲で少しだけ繊細で透明感のある歌声を披露していますね。作詞の谷中さんはあるアイドルグループを脱退したタレントを想定しながらこの曲を書いたみたいですが、相変わらず素晴らしい歌詞です。
ちょっと披露しますと、
ちょっと披露しますと、
”夢見る季節を過ぎて 涙も無視して泳いだ
リスクの大きな仕事も 手ひどく負けたときも
共に悩み迷って笑い飛ばして みんな文句呑み込んでいた
一人一人走り続けた走った あとは飛び立つだけ
リスクの大きな仕事も 手ひどく負けたときも
共に悩み迷って笑い飛ばして みんな文句呑み込んでいた
一人一人走り続けた走った あとは飛び立つだけ
君は楽しすぎて泣いた泣き出した
ぼくらには全部分かった
誰にも言えないような哀しみも 大切な秘密の絆になった・・・”
ぼくらには全部分かった
誰にも言えないような哀しみも 大切な秘密の絆になった・・・”
とまぁ、こんな歌詞です。もう泣けますね。超、お薦めです。
二つ目のビックリするくらいピュアな曲は、『風のプロフィール feat. 習志野高校吹奏楽部』です。
ボーカルは再びドラムスの茂木 欣一さん、
作曲は、トランペットのNARGOさん、
作詞はいつもの通りバリトンサックスの谷中敦さんです。
作曲は、トランペットのNARGOさん、
作詞はいつもの通りバリトンサックスの谷中敦さんです。
この曲は、もうピュア過ぎて号泣して想念帯が洗浄されてしまうレベルのスゴイ曲です。
この曲を何故習志野高校の吹奏楽部と一緒にやっているかと言うと、以前の春の選抜高校野球に習志野高校が出場した際に、吹奏楽部として全国区で超有名な同高の吹奏楽部の応援の演奏が"美爆音"として話題になっている中、その吹奏楽部が度々スカパラの『Paradise Has No Border』を甲子園で演奏していたのをスカパラも聞いていて、甲子園で自分達の曲を演奏してくれたことに対し恩を感じていて、この『風のプロフィール』のデモができた際にメンバーの中から習志野高とコラボしては?という意見が出て、学校側に問い合わせたところ、是非やりましょう!と言う事になって、こうしてコラボが実現したようなのです。
まぁ、歌詞も素晴らしくピュアで、
”風のプロフィール 気づかれないような 優しさで譲るときも
誰かどこかで 見ている筈さ 神さまはきっと 人の心の中
涙を拭いたら 虹が見えるさ 誰でもすぐ信じる君は 何故か自分のことだけ信じないから 君のこと ぼくが 信じよう
悩んでたときは 目も合わなかったね 走ってた 僕ら 前を向いていただけさ
この音は風だ 時代も越えて 世界中を吹き抜ける
共鳴しながら笑顔を運ぶ 神さまはきっと人の心の中”
”風のプロフィール 気づかれないような 優しさで譲るときも
誰かどこかで 見ている筈さ 神さまはきっと 人の心の中
涙を拭いたら 虹が見えるさ 誰でもすぐ信じる君は 何故か自分のことだけ信じないから 君のこと ぼくが 信じよう
悩んでたときは 目も合わなかったね 走ってた 僕ら 前を向いていただけさ
この音は風だ 時代も越えて 世界中を吹き抜ける
共鳴しながら笑顔を運ぶ 神さまはきっと人の心の中”
と、何でしょね。この歌詞、50代のチョイ悪風オヤジの歌詞では無いですね…。
メロディーも、合唱コンクールの課題曲になりそうな程、素直で美しいメロディで、スカパラの演奏だけでも感動するのに、これにブラスバンドが加わると、もう泣く事位しか後はやる事が残っていません。
何でこんなスゴイ曲があまり知られていないのか正直理解不能です、
再ローンチして、国民の歌にすべきです。それくらいの曲です。
コロナ明けの最初の甲子園の入場曲はこの曲にすべきです。
正直言って今自分の中のNo.1のポップソングはブッチギリでこの曲です。
まぁ正直言うと今のスカパラと言う存在は奇跡だと思うし、日本の宝だと思います。
この後、オジイちゃんになっても、ストーンズみたくいつまでも現役でカラフルで格好がイイ、チョイ悪風でオシャレで色っぽい外見を保ちつつ、でも心根では今みたく人間と神を肯定したカッコイイ男達で居続けて頂きたですね。
この後、オジイちゃんになっても、ストーンズみたくいつまでも現役でカラフルで格好がイイ、チョイ悪風でオシャレで色っぽい外見を保ちつつ、でも心根では今みたく人間と神を肯定したカッコイイ男達で居続けて頂きたですね。
スカパラよ永遠に!
今後も、スカパラの曲は、ダンディなボーカリスト編とか、ディーバ編とか、茂木ボーカル編とか、インスト編とか、何度かやってみたいと思います。
では、また。
湖畔人