第247話-2.韓国の反日の理由&併合の経緯&今後の韓国との付き合い方の提案(後編)

2019-04-02 02:32:38 | ★政治 外交 歴史
湖畔人です。

前話の続き、4章からを下記に記します。

【4】もし併合が無かった場合の想定、併合前後の朝鮮の比較、半島にもたらされたメリットとデメリット

こうして併合へと突き進んで行った日本ですが、併合後の変化を確認する為に、まず、日本が関わる前の李氏朝鮮の姿を確認してみたいと思います。

4-1.官僚(両班)の支配と近代化の送れ
李氏朝鮮支配の時代は、李子朝鮮王朝自身の正当性が中国の冊封によって与えられていた為、価値基準の中心に中国の存在があり、中国を最上位に置いたピラミッド型のヒエラルキーが存在していた為、一番偉いのが中国で、その次に冊封を受けた李子朝鮮王朝がおり、その次に彼らに仕える官僚である所の両班がいて、その下に一般人と奴隷が存在する、と言う序列が朝鮮の中には存在していました。この中国を価値基準の中心に置く、あるいは最上位に置くと言う考え方は、所謂"中華思想"と呼ばれている考え方であり、それは中国こそが世界の中心であり世界で一番偉い、と言う考え方です。その中華思想の変化形として"小中華思想"と言うものがあり、世界で一番エライ中国の一番の属国であり隣国でもある朝鮮は世界で二番目にエライ、と言うような考え方が小中華思想と言う事になります。また、事大主義とは、“偉い人、強い人に従う”、“長いものには巻かれる”、と言うような考え方であり、簡単に言えば中国に従いなさい、と言う考え方であって、朝鮮と言う国は、王朝を含めその社会全体が中国と言う存在を価値基準の頂点、基点として定めていたので、中国と言う存在が不可欠であり、自ら進んで積極的に事大主義を取り入れていました。よって、当時の朝鮮は、この小中華思想と事大主義と言う考え方に基づいて社会に序列が出来あがっており、中国⇒李王朝⇒両班(閣僚)⇒一般人⇒奴隷と言う順で身分が固定されており、それによって当然階級間に差別が存在しておりました、この秩序が500年と言う長きに渡り延々と続いていました。王族の下には、官僚である“両班”達が存在していましたが、この両班は、19世紀末には朝鮮の全人口の半分を占めると言う異常事態が起きており、勤労を蔑む両班(官僚)が人口の半分を占め(まるで現代のギリシャみたいです)、残りの半分の人口は一般人や奴隷達であり、彼らは両班達から収奪を受け続けると言う地獄のような社会構図が存在していました。そんな社会はうまく行くはずもありませんよね。両班の身分は世襲化されており、官職は売買されていたようです。腐敗と汚職が支配する世界であり、まともな国には成りようがないですね。国家予算の半分が宮廷費用だったので、産業の基盤としてのインフラが整備されず、李朝下の500年の間には、朝鮮には人間が通れる安全な道路は全く存在せず、殆どの河川には橋がなく、鎖国政策のため港湾施設も皆無だったようです。
日本が関与するまでは、朝鮮の経済は貨幣経済が無く、基本、物々交換でした。李氏朝鮮時代に何度か貨幣が造られたが流通価値が不安定で普及せず、代わりに米や麻布、綿布などの物々交換をしていたようです。貨幣経済が未発達であったため、経済発展の基盤がなく、商品の流通が円滑にいくはずもなく、工業や商業はほとんど発達せず、工業も農家が副業で行なう手工業程度しか発達しなかったようです。貨幣が流通し始めたのは、日本が関与を強めてからで、第一銀行の韓国総支店が1902年から第一銀行券を発行し、「大韓帝国」の紙幣として流通し、日本の銀行である第一銀行が実質的な韓国の中央銀行の役割を果たしていました。それ以前は、物々交換が主流であり、産業が発展する基盤が存在しませんでした。でも、それはそうです。当時、この国を仕切っていた官僚である両班達は、そもそも働くことを卑しいと考えて来たので、労働への愛も尊敬も無く、職人へのリスペクトも皆無なので技術の蓄積も全く無かった為、経済発展の基礎が存在しえなかったのです。紀行家のイザベラ・バードはこの時代の朝鮮を何度か訪問しており、当時の朝鮮を、こう表現していました。この国には、「搾取する人」の側と「搾取される人」の側の二種類の人間しか存在せず、「搾取する人」とは役人である両班の事で、「搾取される人」とはそれ以外の一般の国民と言う事に成り、国民が一生懸命努力して僅かなお金でも蓄財した噂が出れば、役人である両班が駆け付けて来て、全てを搾取し持って行ってしまう。従って、国民はあえて頑張らないようにし、無気力で、最低限の生活さえ出来ればそれで良いと考えており、それ以上働こうともしませんでした。何故ならどうせ働いて蓄財しても両班に搾取されてしまうから、と言う、どうにもならない負のスパイラルが存在する社会構造があると、バード女史は指摘していました。500年にわたる李王朝の腐敗した政治と課税によって、朝鮮の人々は慢性的にやる気を無くしていたのです。こうして見ると、両班こそが朝鮮の近代化と発展の最大の阻害要因であり、それにお墨付きを与える王族も問題でした。一方、彼女は、朝鮮国民自体にはポテンシャルを感じていて、ロシア人統治の地域に入植した朝鮮人達は、両班達に搾取されることがなかったので、一生懸命に働き、蓄財をし、明るい表情で生きていたので、それを見る限り、朝鮮人が本来の怠け者と言う訳ではなく、あくまで政治腐敗に問題があるのだ、と言うのが彼女の見立てであり、大体、当時の大方の欧米人の見方も同様だったようです。彼女が最初にソウルを訪れた際には、ソウルの道の悪さ、狭さ、埃、不衛生さ、悪臭を酷評していたのですが、それでも数年後またソウルを訪れて、その際には、アメリカで教育を受けた新ソウル市長が、ソウルの街並みを激変させ、清潔な都市に仕上げた点を称賛しており、ここでも暗にこの酷かった韓国も、こうして様変わりできるのだから、韓国の国民性の問題ではなく、両班と言う官僚機構であって、外国の圧力があり、両班の影響を抑える事さえ出来、外国の良い所を取り入れる事さえ出来れば、この国を変える事が出来るのだと、希望を示しています。但し、堅固な王族と両班と言う官僚システムを、朝鮮国民自身の力で変革する事は無理であろうと見ており、外国の干渉や支配による強引な改革が無いとこの国は全く変わらないし、国民も幸せにはならない、と彼女は見ていました。ですから、それがどこの国であるにせよ、外国の圧力による大胆な政治変革が無いとこの国は変わらないと見ており、その意味で、日本の関与を彼女は肯定していました。彼女が併合前の1894年に釜山に上陸して見た近代的産業は、すべて日本人の手によるものだったと証言し、銀行は東京の第一銀行、郵便と電信業務も日本人の手で行なわれており、居留地が清潔なのも日本的であれば、朝鮮人には未知の産業、たとえば機械による精米、捕鯨、酒蔵、フカヒレやナマコや魚肥の加工といった産業の導入も現地の日本人が行っていた、と好意的にレポートしていました。

4-2.併合後の朝鮮
日韓併合は太平洋戦争の終了まで35年間続きましたが、この間、大韓民国は日本の一部となり、韓国人には日本人同様の権利が与えられました。日本の本土の方は不況で困窮していたにも拘らず、それでも韓半島には近代化の為に優先して予算が付けられ、半島の近代化、インフラ整備が急ピッチで進められました。欧米の植民地のように搾取が目的の併合ではないので、当然ですがね。発電所を築き、上下水道の整備、学校病院を作り、鉄道を敷き、植林を進め、農作物収穫高を高め、人口は倍増しました。当時の日本は、日露戦争に勝ったとはいえ、まだ日本自体が貧困で苦しんでいた時代でした。特に日本の地方の貧困は深刻であり、そうした時代に、日本本土に苦労と我慢を強いつつ、韓国に対しては巨費の予算が投じられインフラの整備に急ピッチで取り組んでいた当時の日本でしたが、本土の日本国民からは“韓国にあれだけの金を投じるなら、もっと日本の地方に回してくれ、それで貧乏に苦しむ百姓の子供達を救ってくれ!”と言うような不満の声も多数聞こえて来ていたようです。そうした声が聞こえるほど、当時の日本は身を削って韓国の近代化に注力していたのです。当時の韓国は少なくとも課税面では本土の日本国民より優遇され、納税も大してしないのに、本土の日本人の支払った血税は大量に韓国で使われ、学校、道路、鉄道、電気まで急ピッチで揃って行きました。本土の日本人の犠牲の上に成り立つ韓国の開発と近代化であったのです。それだけでなく、併合により、日本内地へ多くの韓国人が流入し、日本内地の失業率は上昇し、治安も悪化して行きました。また、韓半島内でのインフラ整備に重点をおいた事で、東北のインフラ整備に遅れが生じ、さらに、韓半島から廉価な米が流入した事で米価が低下し、その影響で東北地方の農家は困窮しました。韓国の大学教授、崔基鎬氏等は、韓国併合によって搾取されたのは韓国でなくむしろ日本の方であった、と言う意見もあるくらいです。 日韓併合が決まった年の韓国の年間予算が1700万円であったのに対し、日本政府は韓国に対し3000万円の予算を投下しており、職業伝習、盲唖者や精神病者の救療基金、一般貧民救済基金等多方面の福祉への資金として使用されたりしていました。日本の資金投下により建てられた数々の社会インフラは、当時の世界最高レベルであり、その惜しみない資金投下がどれだけ手加減しない物だったかが判ります。興南の窒素肥料工場、水豊の水力発電所、鎮南浦の工業団地、等は当時の世界最高水準のレベルでした。

その他、日本併合後の主な変化を列記します。
まずインフラ、主に経済面の改善をランダムに説明しますと、下記のようになります。
・まず朝鮮人の暮らしぶりは、日韓併合によって飛躍的に改善し、国際的な地位も大きく向上しました。
・人口は、併合前は約1000万人だったのが、併合後の35年間で2600万人に増加しました。
・公衆衛生を改善させ、平均寿命は、併合前24才だったのが、併合後45才に延びました。
・法律を整備させ治安を向上させました。
・物々交換経済から、貨幣経済に変えました。
・3800Kmに及ぶ鉄道が引かれ、港が造られ、電気が引かれ、地図が作られ、道路が整備され、水道も引かれ、郵便局も出来、電報電話も出来、発電所も作られ、社会インフラが充実しました。
・6億本の樹木を植林しました。
・1912年から1937年にかけての年平均実質GDPは4.10%と凄まじい連続成長を遂げました。
・韓国の稲作の改善の為、灌漑施設、溜池、川や橋が整備され、耕作地も倍に増え、近代的な農業を教え生産高も倍になりました。
・稲の品種改良によって寒冷地でも稲作農業ができるようなり、北部でも良質な米を大量に生産できるようになりました。
・併合後25年経った1935年のソウルでは、百貨店が流行り客の70%が韓国人であり豊かな都市生活、消費生活が実現していました。

次に、人権と教育に関わる面をランダムにご説明しますと、人権状況も大分変化がありました。両班が支配していた時代の司法は、無法な逮捕やムチ打ち、賄賂による量刑が横行していましたが、併合後は、両班の反対を退け、
・人口の30%を占めていた奴隷を解放し、幼児売春や幼児売買を禁止しました。
・白丁といった差別制度を廃止しました。
・家父長制が制限され、名を与えられなかった朝鮮女性にも名前を与えました。
こうした併合以降の人権環境の改善を、評論家の黄文雄氏は、“併合により、『万民平等』が実現され、近代法に基づく社会作りがなされ、両班の激しい抵抗を退け、李朝時代の階級制度が全て撤廃させたのは、リンカーンの奴隷解放以上の偉業である”と称賛してくださっています。また、「創氏改名」についても、“もともと奴隷階級には苗字がなかったし、女性も名前もなかったので、韓国側がよく主張する所の『日本が併合時に韓国人達の名前を奪った』という主張は正しくなくて、むしろ名前が無かった状態に名が与えられたのであって、これは、朝鮮の長い歴史のなかでも朝鮮人民に対する最大の貢献と言える“と称賛してくださっております。
・19世紀から女性の衣服が胸を覆えなくなるほど丈が短くなり胸が露な服装をしていましたが、併合後、女性が胸を露出する事を禁止しました。
・併合後、8つあった言語を統合して「標準朝鮮語」を作り、ハングル文字を普及させました。
・教育制度がない朝鮮人に辞書や教科書を作ってハングルや算数理科を教えました。
・半島だけでなく日本からも朝鮮語教育のための教科書・教材が大量に作成されて持ち込まれました。
・5200校以上の小学校が作られました。
・師範学校や高等学校が合わせて1000校以上作られました。
・239万人が就学し、識字率が 4% から61% に上がりました。大きな改善です。

ここで、併合後の現地が受けた効用を一旦まとめますと、
差別を撤廃し、全ての人に名前と人権を与え、女性にも名と人権を与え、民族の命である言語(ハングル)を復興させ、学校作り、教材を与え教育を施し、民度を上げ、日本の本土人が身を削り、日本の本土人に無理を強いて得た血税を大量に朝鮮半島に投入し、社会インフラを構築し、下水道を整備し、衛生面を向上させ、寿命を延ばし、人口を増やし、品種改良で米が大量に採れるようにし、貨幣を流通させ、各種産業を興隆させ、雇用を生み出し、豊かな消費社会を作りました。
こうしてみると良い事尽くめの併合にしか見えませんし、これは、欧米がしていた搾取型の植民地ではなく、日本が自らの身を削って隣国を一流国化しようとした援助行為にしか見えません。
では、この日本の併合を当時の海外の方々がどう見ていたのか、コメントが残っているので見てみますと、
・植民地研究の第一人者、アレン・アイルランド氏は、1926年に出版した著書「THE NEW KOREA―朝鮮が劇的に豊かになった時代」の中で、日本の朝鮮統治を次のように評価してくれています。“今日の朝鮮は李王朝時代とは比べ物にならないくらい良く統治されており、また他の多くの独立国と比較してもその統治は優れている。政府の行政手腕のみならず、民衆の文化的経済的発展においても優れているのである。”と称賛してくれています。
・また、1912-1913年の在日アメリカ大使 Larz Anderson の妻で作家の Isabel Anderson が、日本へ赴任の際に韓国に立ち寄った時の手記によると、“寺内総督統治の下、韓国に多くの発展があった。これは、地元の人と征服者の間に摩擦無く成し遂げられるとは限らないが、その結果は確かに驚くべきものだと認めなければなるまい。政府は再編成され、裁判所が確立され、法が見直され、景気が良くなり、交易が増えた。農業試験場が開設されて農業が奨励され、内陸から海岸まで鉄道が敷かれ、港が浚渫されて灯台が建立された。韓国への日本の支出は毎年1,200万ドルに上っている。”とこちらも称賛してくれています。
・次に当時の方では無いですが、下記は、韓国の理解のある方のコメントです。韓国の加耶大学校客員教授 崔基鎬氏のコメントですが、“李氏朝鮮は外国からの情報を遮断し、近代化の必要を感じて行動を起こした開化派は守旧派に抹殺された。このような国が自らの手で近代化を達成できたとは思えない。日本がロシアに勝利し、朝鮮の内政改革に乗り出したからこそ、近代国家としてのスタートを切ることができたのだ。”と正しく評価してくださっています。ありがたいですね。
こうして見ると、やはり、日本の併合は間違っていなかったと思いますし、朝鮮にとって良い事ばかりであったようにも見えます。
で、あるにもかかわらず、何故、韓国も朝鮮も中国も、こうした数多くの嘘をついてまでして日本を非難し、貶めんとし、文句ばかり言ってくるのか、正直言って理解に苦しみますね。
次章では、その理由と思われる、小中華思想と事大主義について、もう一度おさらいをしてみたいと思います。


【5】それでも反日な理由 事大主義&小中華思想?

前章の両班の説明の所でも書きましたが、500年続いた李氏朝鮮の基本的な国の外交姿勢は、小中華思想と事大主義であったと思われており、李氏の王としての権威も、中国の冊封により正当性が与えられており、価値の基準に“中国”と言う存在を置かないと、王族自身の正当性も権威も始まらなかったわけです。“中華思想”とは、“中国こそが世界の中心で一番偉い”と言う考えであり、小中華思想とは、その世界の中心であり一番エライ中国に冊封された周辺の属国の中でも、隣接しており、国交も長く、深く、儒教への理解も深い我々朝鮮こそが中国の次にエライ存在なのである”と、そう言った考え方が小中華思想なのだと思われます。また事大主義とは“長いものにまかれろ”、“偉い人(国)には従え”と言う考えであり、自国としての主体性が無く、その時その時の支配的な勢力や風潮に迎合して保身を図ろうとする態度や考え方を指し、また、小さな枝葉に相当する事を誇大に騒ぎ立てる態度も指すようです。(まさしく長期的な国益無視の慰安婦騒動も徴用工問題も典型的な後先考えない、枝葉しか見ていない事大主義ですがね・・) この事大主義、主体性の無さとその時その時の強い権力を探しおもねる態度が、日清&日露戦争前の政権内の混乱の要因であり(日本に付いたり清に付いたりロシアに付いたりその時の強そうな相手を探してフラフラと)、二つの戦争を誘発させ、日本による併合を招いた要因なのです。李王朝は、長らく中国から冊封によりその王位の正当性の根拠を与えられていたので、中国から分離し完全なる独立国である事を望まず、むしろ中国の属国である事を自ら必要としていました。その朝鮮国内の秩序は、中国を最上位にし、次が李王朝、次に官僚の両班、次に一般人及び奴隷と言う権力の構図であり、その構図が李氏朝鮮国が始まって以来500年も延々と続いて来た価値の序列であり差別観でした。彼等にとってはDNAに染付いた秩序感なのかもしれません。この小中華思想(中国の次、二番手)は、周辺国への見方にも適応されているようで、中国を一番とし、朝鮮(大韓民国)を二番手とし、それ以外の周辺国家は皆蛮族の住む下等国家と見なしていました。その意味で、朝鮮にとって日本は下位でないといけない国家となる訳です。そして、その差別観は、嘗ての身分の差別制度と同じく、行いや業績の良し悪し等では変動せず、永久に固定された価値基準であると信じられて来たようです(ただの思い込みですがね・・)。どうも、この小中華思想こそが、どれだけ日本に良き事をされても余り韓国側が感謝もせず批判ばかり続け、不遜な態度を取り続ける理由なのではないか?と言う疑いを拭う事が出来ずにいます。まぁ、私の個人的な感想ではあるのですが、多分、同様な印象を持っている方々も数多くいるはずです。こうした考え方は、実は日本国内にも似たような考えをする方々をたまに見掛ける事がございます。半島に擁護的で“朝鮮日報”の略語と揶揄される事もある朝日新聞の前社長さんも“韓国は日本の兄というべき国”と韓国で発言していますし、日本の政権与党の政党の支持基盤となる宗教団体も度々“中国は父、韓国は兄、日本は弟”と言う序列を、彼らの発行する新聞などで度々披露していると聞いております。日本国内にも、どうも、そうした小中華思想に賛同する考え方を支持する方々が結構な数いるようなのです。特別永住外国人の方々が中心なのかもしれませんが、いずれにせよ、日本人の中に、こうした偏ったものの考え方をする方々が多数いると言う事実自体にかなり驚かされます。こうした方々は、皆、反日で、皆、親韓、親中、親朝な点で共通しているように見えます。この“中国は父、韓国は兄、日本は弟”と言う考え方の持ち主達の多くは、多分、"弟である日本は、兄である韓国や朝鮮、親である中国の言う事を無条件に聞くべきだし、兄と親である中韓朝に対し永遠に頭が上がらないはずだし、永遠に貢ぎ続け、永遠に奉公し続けて当然な卑しき存在なのだ。"、等と言う訳の分からない偏見に満ちたものの見方をこの21世紀の今の時代になっても継続している可能性が相当高いのではないか?と見ております。だからこそ、いくら助けても感謝の一言も無く金を出せ出せとせびり続けて来るのではないのか?と思っております。まぁ、想像の話なのではありますが、でも、どうしてもそう思えて来て仕方がないのです。多分、結構当たっているのではないかと思いますし、同じような見方をする方々も相当数いるはず、と考えております。確かに且つて仏教や儒教等、中国で流行った思想が韓国経由で入ってきた過去もございましたし、その意味で恩人に当たる国家、文化的に先輩国家だった時期が古代にあったのでしょうけれど、仏教はそもそもインドの宗教ですし、経由地である事でもってそれ程威張られてもちょっとね・・・あり得ないでしょ?って言うのが正直な感想ですがね。それよりも、近現代に日本から受けた恩恵を客観的に評価し、日本に対し少しは公平な感謝をしてみては?と言いたくなりますが、まぁ、あくまで個人的な感想ですが、皆さんはどう思われるのでしょうね・・・。
繰り返しますが、私としては、韓国が多くを施されたにもかかわらず、それを正しく評価せず、嘘の批判ばかり繰り返す態度の根底には、この小中華思想があり、中国は父で、韓国&朝鮮は兄で、日本は弟、と言う考え方が未だに存在しているせいなのではないのか?と疑っておりますし、朝日とか、某宗教とか、親中韓朝の態度を取る国内勢力にも同様の考え方が共有されているのではないか?と疑っております。でも、もう21世紀です。未だにそうした前時代的で意味不明な差別観を持った方々が多数いるとしたならばかなり驚きですし、ネオナチと同じ臭いを感じますし、薄気味悪いですし、早くその異常性が白日の下に晒され、世界的に共有され、問題視され糾弾されて欲しい所です。でも、恐ろしいのは、今の時代、次の覇権国家は中国か?と言われている時代ですので、中国が仮に実際に覇権を握った場合には、周辺国もその力の恩恵を受けて現代的冊封国家みたいになってしまって、大中華思想が完全復活するのかもしれませんね。要注意ですね。でも、幾ら金が有り軍事力があるって言ったって、倫理的に立派でなければ尊敬しろって言われても無理ですよね。幾ら中華思想を強制された所で、尊敬は絶対できないのです。無理なもんは無理です。だって、嘘付きは絶対尊敬できませんのでね。当たり前の話です。
でも、もし本当に、私の想像通り、韓国の不可解な横暴さの理由が、この薄気味悪い小中華思想(中国は父で、韓国朝鮮は兄で、日本は弟、と言う考え方)が要因だとしたなら、その考え方はかなり病的だし、ホント気持ち悪いのでやめて頂きたいですし、そうでない事を心から願うしかないですね。基本どの国も、頑張った分はその分正当に評価されて然るべきだと思いますし、何より、人間皆神の子と言う思想、または転生輪廻の思想が思想的基盤として皆に共有されているべきです。そうすれば互いに尊敬し合えるし、輪廻思想が共有されていれば、皆色んな国に生まれていたと思えるので、中国の隣の国に生まれたらエライとか、そうした意味不明で根拠のない思想は直ぐに雲散霧消してしまうはずなのです。そうした東洋的思想がベースとして共有されている前提があれば、その上で、各自の掛けた思いや行いに対し公平な評価をする事が是々非々で互いに出来ると思うので、そうなれば大変良いと思うのですがね・・・。まぁ、そう言う日が来る事を心待ちにしております。
それと、この“事大主義”と言う言葉の意味が、“国としての主体性が無く、その時その時の支配的な勢力や風潮に迎合して保身を図ろうとする態度や考え方”を指し、また、“全体に対する大した見通しもなく瑣末(さまつ)なことを誇大に騒ぎ立てる態度”と言う意味なのであれば、韓国程、この事大主義と言う言葉がしっくり来る国は無いかも知れませんね。その事大主義の韓国が、今の北朝鮮や中国に対する態度を見る限り、彼等は日米同盟に付くより中朝と組んだ方が将来性があると見ている可能性が高い、と言う事なのかもしれませんね。残念ですね。また、慰安婦問題や徴用工問題も、もし“全体に対する大した見通しもなく瑣末(さまつ)なことを誇大に騒ぎ立てる態度”が故にこうした反日行為をしているのだとしたら、余りにも国家としての重みに掛ける単視眼的で直情的な行為であると思うし、これら一連の反日行為の代償として受けるであろう、国としての信用低下や、日本から受ける様々な報復措置に対する認識の欠如ぶりは、余りにもお粗末過ぎると思うし、国家の体をなしていないのではないか?と思います。でも、そうは言っても、今の日本も、安倍さんの中国への譲歩的な態度は十分に事大主義的だと言えるし、そもそも自国で自国を守れない国防を米国に依存している今の日本の状況は十分事大主義的だと言えるし、本当に情けない状況だと思いますね。ジュゴンと国防を天秤にかけるそのバランス感覚の無さ、この枝と幹の区別の付かない頓珍漢な感じも相当事大主義的です。国政にタッチさせてはいけない類の人達ですね。これらの点を見ると、日本も十分に事大主義的で、韓国がどうのと言える資格は無いかもしれません・・・・。
いずれにせよ、韓国が、日本にして貰った多くの恩に対し全く感謝が出来ず、不遜な態度を取り続ける理由が、この小中華思想にあり、更にそれに輪を掛けて事大主義(その時その時の強い相手におもねる態度、逆に言えば弱そうな相手には理不尽な態度を取る態度、長期的戦略が無く、小さな事を誇大に騒ぎ立てる態度)のせいだ、と言うならば、何となく納得できる気がするのです。でも、仮にそれが真実であるとするならば、それらの考え方は間違っているので、反省して頂き、改めて頂かねばなりませんね。


【6】今後の日本の取るべき態度 

6-1.先人への感謝と誇り優先=悪く言われて結構 
上記の通り、嘗ての日本は、自衛の為に朝鮮を守らんとし、その為に日清&日露と二度の戦争をしました。その後は、朝鮮の近代化、強国化の為に、保護国化から併合へと進みましたが、併合した後は、差別を撤廃し、全ての人に名前と人権を与え、女性にも名と人権を与え、民族の命である言語(ハングル)を復興させ、学校作り、教材を与え教育を施し、民度を上げ、日本の本土の方々に無理を強いながら血税を大量に朝鮮半島に投入して、社会インフラを構築し、下水道を整備し、衛生面を向上させ、寿命を延ばし、人口を増やし、品種改良で米が大量に採れるようにし、貨幣を流通させ、各種産業を興隆させ、雇用を生み出し、豊かな消費社会を作った、そうした併合であったのです。
仮に、韓国の方々が、“併合の事実そのものが嫌だった”、“許しがたい”、“認めたくない過去”、と言うのであれば、それ自体は理解できますし、甘んじてその批判は受けるにしても、でも一方で、当時の日本が身を削って財を投じ、社会に大きな変革をもたらした事実を、無視したり、無かったことにしたりするのは、余りフェアな態度ではないと思うので、改めるべきと考えます。
我らが先人達は、日清日露の後も、アジア諸国を植民地から解放だとか言って、欧米に喧嘩を売り負けて行くのですが、無謀だし、愚かしくもありますが、でも一方で、彼らの奮闘によって、植民地支配の世界に終止符が打たれ、結果、多くのアジア諸国が独立して、その後、世界は様変わりしたのは事実です。独立したアジア諸国はその後経済発展を成し遂げ、次はアジアの時代が来ようとしています。ですから、我々の先人たちの正義と願いは、紆余曲折と挫折を経て何とか達成されたのです。その動機の純粋さや無私の心、その慈悲の心や正義感は、今の日本人たちには見られない、とってもとっても尊い偉大なる精神だと思うのです。そうした先人達、英霊達の誠の行為を、慰安婦問題等、嘘の主張で、否定されたり、愚弄されたりするのは、もう正直言って我慢がならないし、ウンザリだし、許す事が出来ないのです。
ですから、申し上げたいのは、先人達、英霊達の名誉を守る事の方が、彼ら反日国達の嘘の主張を無理やり受け入れ、偽りの友好関係を築く事よりもずっと大切だと思うし、ずっと重要な事なんだと思うのです。だから、私達は、自分達が真実だと思う近代の歴史に対する見解も堂々と世界に対し主張をし、発信をし、仮にそれでもし隣国や欧米社会や国連から非難される事があったとしても、それは覚悟し、受け流し、それでも批判に臆することもなく、理論武装して、証拠を積み上げて、徹底的に主張を押し通して行くべきだと思うのです。それで仮に、隣国や国際社会と緊張状態になったり、関係悪化が起きたとしても、そんな事を恐れるよりも、自らの命を差し出し、身を削ってまでして、アジア諸国を植民地支配から解放し、差別のない世界を作らんと奮闘した偉大なる先人達の名誉を守る事の方がずっと大事だし、優先すべき事なんだと思うのです。そう、“誇り(先人達の名誉)”を守りなさいと言っているのです。“誇り”さえあれば、街が焼け野原になろうが、何が起きようが、幾らでも一から復活できるからです。一時気まずくなったり、一時冷や飯を食う事があっても、“誇り(先人達の名誉)”を守る事を何より優先すべき、とそう考えます。
まぁ、でも、それ以前に、そもそも、慰安婦の件も徴用工の件も、そもそも国家間で結んだ条約をそれ程簡単に無視して良いのか!、国家として論外だ!、と言って、切って捨てれば良いと考えますがね。
嫌われることを恐れず、本音の主張をして、英霊の名誉と誇りを守り、慰安婦もウソ、徴用工もウソ、と堂々と主張すべきです。別に本当の事を言って嫌われたっていいんじゃないですか?!と言いたいのです。
ただ、そうした本音の日本に対し、理解を示し、応援してくれる方々が、もし、それら反日国の中から現れて来る事があるのであれば、その時は、それらの方々は真の友人なのでしょうし、大切に守ってあげるべきなんだと思うんですよね。そうしたケアが今の日本には少し足りていないのではないかなと感じています。(私を含め)
対立を恐れず本音を主張するも、理解を示す方々は大切にする、そうした是々非々の対応が大切なんだと思うのです。
また、スポーツとエンタメと政治は別、何て言う話をよく聞きますが、スポーツは国を背負うものですので、国を掲げての敵対感が出て来ても致し方ないかな?と思いますので、そこはマナーを守る限りOKとしたいと思いますが、ただ、エンタメに関しては、先日原爆Tシャツを着た韓流アイドルが問題になりましたが、日本に来て稼ぐ限り、反日のタレントには日本での活動は遠慮してもらいたいのですよね。“日本のサルどもから搾取してやる”位の感じで日本に稼ぎに来られても嫌だし迷惑ですからね。エンタメに関しては、最低でも、中立までを許容とすべきで、反日の方々には日本での活動を遠慮頂くべきです。中立とは、“私には慰安婦の真偽も竹島の領有の真偽も判りません”と言う態度です。
日本にいる在日韓国&朝鮮人の方々は、差別観など難しい状況の中で、刻苦勉励し、医療分野や、スポーツ、芸能、格闘技、経済界、芸術、等々と様々な分野で活躍、成功し、日本に多大なる貢献をしている事を知っています。学生時代の私の友人の中にも医者の息子で在日の子がいましたしね。イイ奴でした。彼らが自らの努力の末、手に掴んだ成功は称賛されて然るべきと思いますし、それ自体は大変素晴らしい事で良いと思うのですが、もし、皆さんのルーツとなる朝鮮半島の方々の主張に誤りがあると思う事があるならば、その時は、そうした彼らの誤った主張に対し、知らぬふりをするのではなく、是非、“それは間違っていますよ”と声を上げて頂きたいのです。是非、それをお願いしたいと思います。


【7】まとめ

結論としては、
嘗ての日本は、自衛の為に朝鮮をロシアの支配から守らんとし、その為に日清&日露の戦争をしました。
その後、朝鮮の近代化&強国化を強力に推進する為に、保護国から併合へと進みましたが、併合した後は、人権状況を改善し、言語(ハングル)を復興させ、教育を施し、本土の日本人達に無理を強いしながら多額の血税を朝鮮での社会インフラの構築に費やし、豊かな消費社会を朝鮮半島に出現させました。
併合の事実を否定したい韓国の方々の気持ちは理解できるとしても、一方で、日本が成した多くの朝鮮半島への貢献も本来公平に認められ感謝されて然るべきと思います。
幾ら併合を悔しく思ったとしても、それが故に日本に対し幾らでも嘘に基づく誹謗中傷をしても良いと考えているとしたなら、それは間違いであって、嘘による難癖を付けてきた場合には、嘘は嘘と糾弾し厳しく対応すべきです。
仮にそれによって関係が悪化したり、経済的に厳しい局面が現れて来たとしても、それは甘んじて受け入れるべきであって、何より国と英霊の名誉を守る事を最優先すべきと考えます。
エンタメ業界においては、反日の方々には日本での活動は遠慮いただくようにすべきです。最低でも中立の方の活動を許容とすべきです。
また、在日の方々にも、韓国、朝鮮側の主張に誤りがあると思われる場合には、“それは間違っている!”と声を上げて頂きたい、そうした努力を期待したい所です。
と、こんな感じの結論になります。
これが今回の自分なりの昨今の韓国の主張に対する我々が取るべき考え方、対応の仕方の結論です。また、将来少しずつ変わって来るかもしれませんが、多分基本は一緒だと思います。
皆様の韓国に対するモヤモヤした気持ちの整理に少しでもお役に立てれば幸いです。
それでは、また。

湖畔人

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