湖畔人です。
アグネスチョウもジミーライも釈放されたのでやっと軽い文章を書く気になってきました。一時はホントどうなるかと思って暗澹たる気持ちだったのですが、短期で釈放となりともかく良かったです。でもまだ予断は許しませんがね。亡命してしまえばよいのに、とも思うし、日本に来ればいいじゃない?、とも思うのですが、薄情な日本政府では彼女達をかくまう程の担力もないし、中共のポチの二階さんが彼女の居場所を中共に伝え、連行されそうなので、日本ではダメですね。頼りになりません。政権内に敵がいます。残念ながら。ホント恥ずかしいのですが、やはりUSかUKですね。家族ごと亡命すればよいと思います。このままだと何れ捕まりますからね。生きていさえすれば何とかなる、と以前彼女の言った通りです。でもまぁ、日本でもTOPニュースになるようになってきたので、もはや民意が黙っていないでしょうね。中共が彼女達に手を出せばもはや世論が許しません。世界を敵にまわします。
先日NHKでCWニコルさんの追悼番組のようなものが放映されていました。環境、環境と言われるとかなり極端な文明否定のグレタさんみたいなイメージがあって、あまり気乗りしなかったのですが、観ていると彼の嘘のない等身大で剥き出しな感じに、あ、これはちょっと違うな、と思い始め、そのまま観てしまいました。判ったのは、彼自身が木や森に救われ再生された当事者だと言う事です。彼の主張は彼の実感そのもので、温暖化を声高に叫ぶ視点の偏った胡散臭い人達とはちょっと違うと言う事です。
幼少期に体が弱く且つウェールズ訛りと言う事で壮絶なイジメにあい、辛かった日々を過ごしていた彼は、祖母の薦めで木と触れ合う事をおぼえ、木と触れ合う中で活力と自信を得、強くなって行ったのです。樹は恩人であり、祖母との思い出でもあり彼の原点でもあります。ウェールズを含むUKにはキリスト教が入る前のケルト文化の影響がまだ色濃く残っていて、ホビットと呼ばれる小人の伝説も、宇宙樹の思想もまだまだ息づいているのです。だからハリーポッターや指輪物語なんて話が出て来るのでしょう。そして木が特別な意味を持つのです。樹は宇宙の成り立ちの象徴であり、繋がった多くの生命の象徴であり、力の源であり、癒しなのです。そうした実感のこもった木や森への特別な感情を持つ彼は、傷付いた人々の再生の場として森を整備し人々と交流して来ました。その中で東日本の被災者の宮城の方々との交流もあったようです。プライベートでは娘さんが薬物依存があったり簡単では無い人生でしたが、彼なりに正直に真っすぐ生きたのだと思います。そして彼は歌を歌う人なのです。優しく味のある歌声が魅力的で何か気になってしまって番組を観終わった後、彼の歌をYou tubeで色々聴いてみました。今日はその中で特に気に入った3曲をご紹介致します。『Sail down the river』『りんごの木にかくれんぼ』『ぬまどろ坊主』の三曲です。いい味があります。彼のヤンチャさも優しさも良く出ています。お薦めです。
彼はコロナとの向き合い方も、いいあんばいです。都市封鎖などの隔離政策は長くは続かない、感染者を隔離する努力は当面は要るだろうが、まずは免疫を付けることが大事、私たちに今 求められているのは「バランス」だ、とし、ケアはしつつ、あまり恐れ過ぎず日常を過ごす事を推奨しているようです。いいあんばいですね。生きているうちに会って、“自分に正直に生きましたね、立派でしたね”、と言ってあげたかったですね。大体いつも気付くのは失った後です。後の祭りですね。凡人ですね。
では。
湖畔人