湖畔人です。
今年もあと一日、あっという間の一年間で、個人的には、これまでの人生で一番一年が短く感じた一年でしたし、これまでの人生で二番目に充実した一年でもありました。
でも、何か疲れた一年でもありました。結構ヘトヘトです。特に11月と12月が忙しかった。今日は雨だった事もありユックリさせて頂きました。でもまぁ学びも多かった一年でもあったかと思います。昨日は良い天気で湖畔を久々に散策してタゲリ達もたくさん見られて湖面も湖畔の田園も日の光を浴びて輝いていて、そんな中一年の反省もしたのですが、空には虹も部分的に輝いていて、何か”お前も良く頑張ったぞ”と言われているような気分になったものです。
実際にはどうだったかと言う事ですが、自分等は、霊的人生観を持って生きる何てこのブログでもそうした生き方を提唱している位なので、正直、この世は仮の世、霊性の獲得の為、何度もこの世に生まれて来ては、人についてこの世についてあの世について学びを深め神に近づくプロセスにある、そうした存在が我々であり、この世の地位も名声も富も全て仮の物であり本来の住処である霊界には持って帰る事が出来ないものであり、あの世に持って帰れるのは、あくまで得た認識、記憶、縁、業、経験知だけが持って帰れるものであり、そうしたこの世的な事には余り執着すべきではない、一時期自分が関わった縁のある場で自分が考え得る出来る限りの誠意と労力を注ぎ込み、より良くなれと思いを注ぎ、考え行動する事が大事な事である、と思って日々やっている訳なのですが、そうした考えの持ち主なので、余り守りに入らずに、まぁ、そこそこ言いたい事は言えてしまうスタイルでやっていて、それで仮に今のポジションを失っても職を失ってもそれはそれでしょうがないか?的な捨て身なスタンスでやっているのですが、その執着が無い事が自分のメンタルの健全性を保つ上で良い方向に働いているのも事実だし、組織にとっても他の方が言い難い事を言えるのも組織にとって良い事に繋がる場合もまぁある事はあるのですが、でも、その捨て身のスタンスを同じ部署の若い子達にも共有しようとするのはちょっと問題があるのかなと思うタイミングが今年何度かありました。自分も組織の一部であって、ある部門を担っており、その中で働く若い部員達はこの組織に入ってバリバリ働いては活躍して、いつか出世してやるぞ、一生やって行くぞ、と言う希望を持ちながら頑張っている訳で、イイ歳こいたオッサンの捨て身なスタンスを流石にしょっちゅう若者に共有はできないだろうな、と思う場面に何度か出くわしました。組織を改善する為に言う事は言うけど、組織の永続的な発展に沿う形のもっとマイルドなアプローチにして、若い子達にとっても居心地の良いアプローチの仕方を模索して行くべきなんだろうな、今後は対処の仕方を改善して行かねば、と思う事が何度かあった一年でしたね。来年はもっと改善をしたいと思います。
それと、まぁライフタイムのテーマとして、今年のはじめに、“信じられる人となる”と申しましたが、まぁちょっとオフザケが過ぎて周りから見たら高田純次の後継者位にしか見えなかったのではないか?と言う懸念もあり、まだまだ来年も引き続き信じられる人を目指して頑張って参りたいと思います。
個人としてはそんな所ですかね。
次は世情ですが、何といっても香港民主化運動とアメリカの支援が一番凄い出来事かと思いますね。
米中の経済戦争も、香港のデモも、その争いの事の本質は、人間の定義を巡っての戦いであったかと思います。人権の問題、人をどう見、どう定義し、どう扱うか、と言う問題です。
人を唯物論的に見て、人を進化論の中たまたま生まれた偶然の産物、先祖をアメーバに持つただの肉の塊、社会を構成するタダの部品、物、家畜の類と捉え、優秀な者達をエリートとしてその家畜であるその他大勢の人間の管理をさせて、張り巡らせた監視カメラと5Gのネットワークで完全管理し、中国共産党に歯向かうものを完全排除し、言う事を聞かない者達は強制収容所に押し込み虐待し、場合によっては生きたまま臓器を取り出してはそれを販売してビジネスにしている非人道国家が中国共産党が統べる中国と言う唯物論的共産主義、社会主義国かと思います。彼等にとっては、人は、ただの社会を構成する機械かその部品位の存在であり、霊的な視点、神の視点は皆無であり、人を物としてしか見ておらず、社会の安定が最優先する神無き世界の強制的ユートピアを理想とするのが、中国共産党の描く理想ですね。でも一方、神を信じない人達の集まりなので、命へのケアも尊敬も皆無で、騙し合いや出し抜く事が当たり前で、不信が渦巻く世界ですね。嘘が恥ずかしいと思われる事はなく、従って、不正の報告や製品の製造もウソの原材料や製法で作られており、特に食品は危険な社会です。手抜きの工事や賄賂が横行し、見えないリスクだらけの社会なのです。一番荒んだ世の中、一番壊れやすい橋が多数存在する世の中、一番体を壊す食品が流通する社会、一番人を信用しない世の中、その世界が神を否定した中共が統べる理想の世界の真の姿です。所謂地獄ですね。
それに対し、人は神によって作られ、人は皆神の子であり、その内在する神性が故に一人一人が尊いのであり、であるから一人一人の人権、その人権に伴う一人一人の持つ自由権、信教、結社、表現の自由など様々な自由、特に自分達で選挙で一票を投じて自分達の代表を選べる政治に参加出来る権利は確保されて然るべき、と言う考えが、自由世界側の主な考え方かと思います。神の元、神の子としての自由を認める世界が、香港やアメリカ、西側諸国の多くが共有する考え方です。神の教えには人間に期待された生き方が示されており、嘘を付かない、盗まない、暴力を振るわない、殺さない、互いに親切にし合い、愛の心を持って接する等戒があり、人々はそうした成してはならない事を法律の根拠にしており、徹底されれば本当に安心できる世界になろうかと思います。何より各人の内にある神性を大切にしますので互いへの尊敬がある世界です。後はそれが徹底されるかどうかですが、そうした思想を社会の主流の方々が共有する世界は、徹底されればホントに理想の世界になり得るかと思いますよね。
そうした人に対する考え方の違い、神無き世界の、人を物、社会の部品としての見る中共側の考え方と、神を信じ、人を神の子として見、扱い、人間の尊厳を大切にし、自由権と参政権を大切にする西側の世界の価値観の激突が今起きている事の真相かと思います。
そして神を信じ、自由を希求する香港の方々は、人口700万人の香港で1/3近い、200万人がデモに参加する程民主化のデモに高い支持を示し、『逃亡犯条例の改正案』を廃案に追い込みましたが、未だにデモは続けていますね。民主選挙の完全実施の要求と、香港警察の過ちを認めよと言う主張と、デモ参加者の逮捕や起訴の中止を求めて未だに戦っているのです。彼らは、死を覚悟し、遺書をしたため、デモに参加しているのです。まるで先の大戦で命を散らして行った日本の英霊達のようです。自由と神の元のユートピアの実現の為に戦っている現代の聖戦士達かと思いますね。21世紀の現代の世界で、捨て身で自由の為に戦うなんて考えられますか?ホントにスゴイ事ですよ。現代の英雄達です。本当に心の底からリスペクトします。彼らに神の御加護があらんことを心の底から祈っています。
そして、この世における神の御加護とも言えるヘルプがアメリカから来ていますね。香港人権・民主主義法の法制化です。香港の一国二制度がしっかり履行されていないか、香港市民の自由と民主が守られているか、不当に弾圧されていないか監視し、不正が見つかれば、当局者達の資産凍結と入国禁止が実施されると言うものですね。キャリーラムなどその内出禁になりますね。こうしてアメリカはまるで神の如く香港に正義の救いの手を差し伸べているのです。立派ですね。
アメリカはウィグルにも同様の対応をしていますね。EUもこれに続いており、日本だけですね。何もせず習近平を未だに国賓待遇する構えなのは、ホント愚か過ぎですね・・・・。でも仮に安倍自民が倒れてしまうと、次に旧民主系と共産と令和新選組等の左翼連合が控えていて、もし彼ら左翼連合に政権を取られるなんて事になったらその時は国を売られもっとエライ事になってくるのでホント悩ましい所なのですが(多分、島が幾つか海没する位の地震や津波等、超大型の天変地異が確実にやってくる事でしょう)、ですから、まだ議席を持たない美人党首率いる真性保守政党が議席を取るべきなのです!次はもう彼女達に投票しましょう!死活問題です!いずれにせよ、私にとって今年最大の出来事は、この香港デモとアメリカの支援でしたね。ホント現代の神話です。
次は、スポーツですね。今年もスポーツからは沢山の感動をいただきましたね。
特に、ラグビーですね。日本代表を通し、体の大きな色んな肌色の大和魂を持った新しい日本人達が日本をリードする新しい日本像を見せて頂きましたし、ノーサイドの精神は見ていて感動モノでした。日本のラグビーファンの献身性が世界の選手達や応援に来ていた外国人達を感動させ、今度は感動した世界の選手達や応援に来ていた外国人達が感謝の意を示し、御礼の行為をし、それが今度は日本側を感動させると言う善意と感動のループがそこには起きていましたね。ホント奇跡のイベントだったかと思います。いつも嫌っているNHKですが、スコットランド戦を深く解析した番組はホント見事でした。日本とスコットランド戦に関わった両チームの試合前の戦略の説明、前半飛ばした日本と、劣勢でも抜け穴を見付けて挽回の自信があったスコットランドサイド側の考え、最後は、凄まじい鍛錬を通し、same page、同じ絵を自然と以心伝心で共有できる境地にまで達していた日本チームと、それを実現させるべく準備段階から選手達を鍛え導いたコーチの見立ての良さとリーダーシップ、そしてその期待に応え鍛錬に耐え期待されたレベルにまで達していた日本代表の選手達が、最後は一丸となり応援する会場とも一体となってスコットランドの攻防を何とか抑え込み、最後の頃には両チーム共、“勝ち負けなんてもうどうでもよい、こうした一生に一度あるかどうかと言う感動的な試合をするために僕たちはこれまでラグビーを続けて来たんだ、出来れば、このままずっとプレーを続けていたい“、と言う不思議な感覚を両チームとも共有していて、そうした不思議な感覚の中で皆プレーをしていた、と言う事実が、試合後の両チームの選手達へのインタビューを重ねる中で段々と判明して来たようで、その事実が番組の中で証言されていましたね。多くの選手達が集団でゾーンに入っていたようなのです。そんな不思議な事があり得るのか?とホント驚きましたが、凄いお話だなと思って観ていました。スコットランド戦のNHKのエグリ方、描き方はホント見事でしたね。でも。まぁホント凄いイベントでしたね。心の底から感動しましたね。こんな体験そうそうありません。
次は、井上尚弥ですね。
WBSSバンタム級のトーナメントではKOの山を築き、しかも短時間で相手をKOする瞬殺勝負を繰り返し見せた事で世界を震撼させていた井上選手でしたが、決勝では真のウォリアーであるノニト・ドネアと12ラウンドの死闘を演じ切り、世界に深い感動を与えましたね。この試合は、ESPN、リング誌、ボクシングニュース、WBAで“年間最高試合”に選ばれ、4冠を達成したようです。伝説的名勝負として今度も語り継がれて行く事でしょうね。前にも書きましたが、彼の自らの抱える課題への理解と、その克服方法、その準備の仕方や心構えも全てが超一流です。今後も驕りが出なければ彼の伝説は続いて行く事でしょう。今後も要注目です。
そして最後にホンダのF1での復活ですね。まだ完全復活とまでは言えませんが、大分良い所まで来たようです。僕はあのぶっとんだ本田宗一郎さんに憧れがあって、彼の破天荒なDNAがHONDAに残る事を強く期待する者の一人なのですが、”やってみないで何故出来ないと言う?試しなさい”、と言うのが彼のスピリットが伝承される事を強く願っているのです。物理実験の如く沢山のケーススタディーを重ね、正解を探す事を裏では繰り返し、でも表向きには、お客さんにワクワクとドキドキを演出し続ける、そうした態度がHONDAの本来の姿かと思います。目先の営業利益確保の為に変な団体の力に頼らない事が大事かと思います。本来のチャレンジ精神と夢を見る力を忘れずに今後も頑張って欲しい所ですね。僕の夢は財を作ってホンダジェットを自前で買って乗る事です。
SONYのベンチャー精神とカッコイイ製品を作るスピリットもホントは好きなのですが、大分失われてしまいましたね。I-phoneなんて本来SONYが作るべき製品だったはずです。それをSONYに憧れたスティーブが代わりに形にしましたね。今、ウィグルの人々の監視に使われ、米国の制裁対象になっている中国の監視カメラ大手、ハイクビジョンのカメラシステムに、ソニーとシャープの画像センサーが使われていると批判をされていますね。こんな中共の非人道活動の手伝いからはとっとと手を引くべきです。そんな事より格好いいクールでシャープでミニマルな商品を作り続けるべきです。今からでも遅くありません。SONYらしさって何なのか、もっと深く考え、取り戻して欲しい所です。CMももっと格好いいCMをやるべきです。嘗てはイメージだけのCMでメッセージを伝えていましたしね。その為には、まずお金に余裕が必要です。その為には、まず金を稼げる仕組み作りが要りますね。銀行も保険もコンテンツ産業も続けてOKです。でもいいハードウェアも作り続けて欲しいですね。しっかりマーケテイングをしてミニマルでカッコイイ製品を安く作る仕組みを中国無しで達成するインフラを作るべきです。凄い製造装置で人件費を減らすか、中国以外の新天地を探し育てるか、何れか、両方かですね。是非頑張って嘗てのSONYスピリットを復活させていただきたいですね。
今年はこんな感じですね。
後は、何十曲も紹介する予定で実現出来なかった曲を出来る範囲で年内に書きたいと思っています。まぁ掃除もあるし、買い出しもあるので、そればっかりは出来ないですがね。
では、今年もお世話になりました。
来年も宜しくお願い致します。
湖畔人