華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

こどもの日

2009年05月06日 00時05分03秒 | Weblog
こどもの日である今日、めずらしく両親&祖母と遠出した。といっても淡路島。可愛げのない娘である私は、両親が外出に誘ってくれたところでほとんどついていくことはない。でも、今日はこどもの日やし、コドモの役目でも果たそうかと思った次第。というと、なんか偉そうやけど。まぁ、ずっと離れて暮らしていたし、この先もいつまで一緒に住むかわからないので、一緒に出かけるチャンスがあるなら行っておこうかな…と思っただけ。

父が「イングランドの丘」に行きたいというので、高速道路をひた走ること約小一時間。すると到着したころに結構な量の雨。あと数日で齢86を数えるばあちゃんは、もう長い距離は歩けない。雨の中なんて余計に大変。そんなわけで入場を反対した祖母、母、私。それでも父が「行きたい!!」と言い張って、結局入場。お昼時だったので、先にレストランへ行こうということになったけど、みーんな考えることは同じ。レストランは長蛇の列。雨による寒さも手伝って、とうとう父も観念し、入場料を払っただけで会場を後にするという散々な結果に。
その次は、私が鳴門海峡大橋の近くにある「道の駅 うずしお」に行きたいといい、一路そちらへ。その前にどこかで腹ごしらえを…ということで、「鳴門海峡が見える展望レストラン」へ。でも、さすがにゴールデンウィーク。プラスこの悪天候のためか、ここにも人がドッサリ。幸い席にはすんなり座れたものの、料理が出てくるまで約30分。雨に降られるわ、お腹は空くわ、ですっかり無口になる家族4人。料理が出てきたときには「待ちかねたぞ!!」とばかり、モクモクと食べた。ちなみに私は淡路牛を使った牛丼を注文。牛丼としての味はともかく、お肉は柔らかくておいしかった。
食後は「道の駅 うずしお」に向かうものとばかり思っていたら、兎にも角にもワンマンな父が「淡路インターチェンジのお土産物屋の方がいい」。父がハンドルを握っているので決定権は父にある…というよりも、父が何かを言いだしたら変えることができないというのは30余年の家族付き合いで元より承知。まぁ、私にもさほど異論があったわけではないので、南淡路から北淡路まで車を走らせることになった。
淡路インターチェンジは、比較的大きなところで、海を挟んで神戸を一望できるし、また売店では淡路と明石の海の幸がたくさん並んでいる。私はタコ串とイカの姿焼きを買ってご満悦。あとは食後の茶菓に、と鳴門金時でできているスイートポテトを購入した。

はっきり言って、最初の目的であった「イングランドの丘」への訪問がグダグダであったため、外出中のほとんどが車の中…という遠出。帰り道にはすこーしだけUターンラッシュにも巻き込まれたし。そんなんでなんか疲れたけど、“ゴールデンウィークはかくあるべき”みたいなことができたので、それなりに楽しかった。

友人・知人が言う。
「ご両親は娘であるあなたが帰ってきて嬉しいだろうね」
この言葉がうちの両親に当てはまっているのかどうか知らないけど、両親も楽しんでいてくれたらと願う。

ところで。
本筋とはまったく関係ない話やけど。
帰り道、我が家へは淡路から舞子ジャンクションを抜け、北上していく。舞子ジャンクションは、私もよく知らないんだけど、複数の高速道路がつながっているらしい。そこを通過するとき、おばあちゃんが
「あの、“マイコジャクソン”はややこしいところやな」。

なんか、演歌歌手と外国人が混ざったみたいな名前になっていて、心の中で密かに大ウケ。今日一番のヒットやった。

写真は母と。明石海峡大橋をバックに。
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