華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

DはドラマのD

2017年04月04日 22時43分42秒 | Weblog
今日も強制早起き。
帰ってからしばらく寝て、それから家のことをゴソゴソ。昨日ミンチ肉とジャガイモを買ったので、D夕食に肉じゃがコロッケを作った。本当はシェパーズパイという英国の料理を作ってみようと思っていたのだけど、レンジでチンして食べるのにそぐわない食べ物のようだったので急きょ変更(オーブンで焼き上げるため)。2人家族なのに大きめのコロッケが7つ。1つ食べたけど、それでお腹がズンと膨らむほど。どうもいつも作りすぎるのよね。

お昼から仕事へ。
今日もポート2だった。しかも退院が相次いだようで患者さんは10名のみ。そしてスタッフは3名。大きなドラマもなく、休み明けに優しいシフトとなった。
毎日こうだとつまらないけど、たまにこういう日があるのは素敵。

さて。
私にドラマはなくともDにはあった。
彼の会社でいきなり肩たたきがあったらしい。20名ほどしかいない会社なのに、10名強が肩をポンと叩かれ、即日解雇。お給料が支払われていないスタッフもいるという。
Dは新入社員なのになぜか居残り組。そして社長は無理難題をDを含めたスタッフに言い渡してきたらしい。Dはそれにキレて、早退してきたんだとか。

休憩時間に電話をしたら、かなり荒れていた。Dは自分自身も解雇されたことがあり、“必要とされない”苦しみを今ほかのスタッフが味わっているのかと思うといたたまれないらしい。「ボクには何もできない…」と落ち込んでいた。私などは、解雇された人は気の毒やけどDにできることはないよ、と思うのだけど、彼はそうではない。Dの方が確実に繊細にできている。それか踏んできた修羅場の数の差。
だいぶ落ち込んでいるし、そもそも変な会社なので「Dも一緒に辞めたら?」とは言っておいた。一応家計を気にして働くつもりでいたらしいけど、Dのお給料もまだ出てないし、それに精神的にこんなにダメージを受けるんだったら家にいた方がいいと思う。

明日はとりあえず病欠にするとのこと。そして派遣会社と相談の上、身の振り方を考えると言っている。まぁ、辞める方向で話が進むとは思うけど。
いやいや、けったいなことに巻き込まれたわ。これは私の推測でしかないけど、計画倒産をしている会社のような気がするな。

Dはやけ酒ですでに高いびき。私も眠いから寝る。

もう夏のパジャマでは寒いぐらいになってきた。今日もお昼から雨。日に日に寒くなっている。早く衣替えしないとなー。
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