今日からまたお仕事。もっと休みがほしいなぁ。
午前中はひとりで喫茶店。大学の課題をやっていた。といっても参考文献を読み漁るだけのことやけど。家でやってもいいんだけど、何かとすることを見つけてしまって集中しないので行ってきた。おいしいコーヒーも飲みたかったしさ。私はだんだんコーヒー中毒になっている気がする。
おかげで読み物ははかどったけど、やっぱりそもそもこの課題で何を聞かれているのかよくわからない。なので帰宅してから講師に質問メール。今返信待ち。これで何が求められているのかはっきりしたらもう少し楽に進められるような気がする。
お昼からは仕事へ。
やっぱりポート3へとまわされた。私が休んでいた間に退院が相次いだようで、3名の看護師で11名の患者さん。人数的には悪くない。だけど昨日も書いた通り、こう書いてはなんやけど、ちょっと面倒くさい患者さんが複数名いる。
超肥満の女性。専用の機械をつかって3人がかりでお世話が必要。減量しないといけないのに、両親が本人の食べたいものを持ってくるので逆に太っている。足をひとつ持ち上げるのも一苦労。リハビリ病棟にいるのにリハビリの意志なし。
患者さんはそうでもないけど、家族が何かといちゃもんをつけてくる男性。患者さん本人はもう高齢で、この世にお別れを告げるときが来たとさまざまな看護を辞退。だけど家族がそれを受け入れられず、例えば本人が「もう寝ていたい」と言っているのに「起きてなきゃダメ!」と私たちスタッフに「どうして椅子に座らせないのか?」と食って掛かってくる。
そして、今日はこの人が問題だった。
腰の骨折でわがリハビリ病棟にやってきた年輩の女性。おばあさんと言うには少し若いぐらい。この人が看護スタッフにめちゃくちゃ無礼な態度を取る。「水!」「痛み止め!」みたいな感じ。オーストラリアの看護師は気が強い人も多く、「だから?」と言い返して最終的に「水をください」と言わせたりする人もいるけど、大半のスタッフはへきえきとしている状態。
私はこの患者さんの直接の担当ではなかったけど、ポート3でチームとして作業するため、今日初めて対面した。
このとき、私と担当看護師は痛み止めを投与するために部屋に入った。危険ドラッグのためスタッフ2名で投薬することが義務付けられている。そしたらこの女性、これまで私を見たことがなかったため「あんた、誰!!!」。これが第一声。それから「一体何人の看護師がいるの?」「どうして毎回変わるの?」「向こう行け!」「一人にしろ!」と大騒ぎ。こちらでは一応禁句のFワードも連発。それはもうすごい勢いだった。おそらく私がアジア人というのも気に入らなかった模様。相当腹が立って言い返してやろうと思ったけど、すでに何度かこの人の世話をしているもう一人の看護師がうまくなだめて、とりあえず投薬をして部屋を離れた。
それから夜までは平穏な時間。
そしてさぁ申し渡しの時間という頃に、この人がまた痛み止めをリクエストしてきた。キレると面倒なのでサッと対応しようとしたのだけど、投薬の記録を見ると、今日一日で服用できる用量をすでに終えている。なのでドクターに連絡をとって応急措置分の薬を処方してもらって、それから部屋へと向かった。この間10分程度。なのに「一体どれだけ待たせたらいいんじゃ!?」と手を付けられないほど逆上。Fワードはもちろんのこと、人種差別用語や、「お前を殴ってやる」「このアバズレ」などなど、ありとあらゆる罵詈雑言を聞いた。挙句の果てに「もう薬なんかいらない」「ひとりにして!」。私はそこまで寛大ではないので、本当に投薬をせずに本当にひとりにして部屋を出た。その前に「言葉に気を付けて」「今ならあなたの謝罪を受け入れます」と一応言ってみたけど焼け石に水。
このあとはリーダーがなんとかなだめて薬を投与。あとは寝てくれるのを待つばかりという状態でシフトを終えた。あー、もうやだ。
この患者さんは看護だけでなく、他のケアも拒否している。だったら退院しろよって思う。私の職場は公立病院で、オーストラリアに住む人はケアを受ける権利があるけれど、こうやって多くのスタッフの気分を害し、かつケアを拒否するような患者さんにどうしてここまでしないといけないのか?と思う。この人ひとりのせいで多くのスタッフの働く意欲をそいでいるのにさ。私たちは公務員だから我慢するしかないんだろうか?なんて考えた夜だった。公務員にだって心はあるのよ。
それにしても怒り方が尋常ではなく、やや狂気じみていたので、私はドクターに心理学者、もしくは精神科医の回診をリクエストした。この人はちょいとややこしい国からの移民で、オーストラリアに来たのも本意ではなかった様子。心のケアがこの態度をマシにしてくれるのではないかと思ってリクエスト。聞き入れられるといいけど。
…もしかして早い段階の認知症の可能性も? 明日、ドクターに進言してみよう。
他人の怒りを間近で受け止めた夜。精神的に疲れた。最低でもあと4日間もポート3での勤務があるのかと思うとゾッとする。頑張ってみるけどさ…。
帰宅。
まだアドレナリンが出ていて、すぐに眠れそうにない。こんな時にお酒でもキューっと飲んで寝てしまいたいなぁ。あったかいブランデーとかさ。うちにはないけど。日本酒が冷えてるけど、あまり気分じゃないし。
これを投稿したらベッドに向かう。すぐに眠れるといいな。
午前中はひとりで喫茶店。大学の課題をやっていた。といっても参考文献を読み漁るだけのことやけど。家でやってもいいんだけど、何かとすることを見つけてしまって集中しないので行ってきた。おいしいコーヒーも飲みたかったしさ。私はだんだんコーヒー中毒になっている気がする。
おかげで読み物ははかどったけど、やっぱりそもそもこの課題で何を聞かれているのかよくわからない。なので帰宅してから講師に質問メール。今返信待ち。これで何が求められているのかはっきりしたらもう少し楽に進められるような気がする。
お昼からは仕事へ。
やっぱりポート3へとまわされた。私が休んでいた間に退院が相次いだようで、3名の看護師で11名の患者さん。人数的には悪くない。だけど昨日も書いた通り、こう書いてはなんやけど、ちょっと面倒くさい患者さんが複数名いる。
超肥満の女性。専用の機械をつかって3人がかりでお世話が必要。減量しないといけないのに、両親が本人の食べたいものを持ってくるので逆に太っている。足をひとつ持ち上げるのも一苦労。リハビリ病棟にいるのにリハビリの意志なし。
患者さんはそうでもないけど、家族が何かといちゃもんをつけてくる男性。患者さん本人はもう高齢で、この世にお別れを告げるときが来たとさまざまな看護を辞退。だけど家族がそれを受け入れられず、例えば本人が「もう寝ていたい」と言っているのに「起きてなきゃダメ!」と私たちスタッフに「どうして椅子に座らせないのか?」と食って掛かってくる。
そして、今日はこの人が問題だった。
腰の骨折でわがリハビリ病棟にやってきた年輩の女性。おばあさんと言うには少し若いぐらい。この人が看護スタッフにめちゃくちゃ無礼な態度を取る。「水!」「痛み止め!」みたいな感じ。オーストラリアの看護師は気が強い人も多く、「だから?」と言い返して最終的に「水をください」と言わせたりする人もいるけど、大半のスタッフはへきえきとしている状態。
私はこの患者さんの直接の担当ではなかったけど、ポート3でチームとして作業するため、今日初めて対面した。
このとき、私と担当看護師は痛み止めを投与するために部屋に入った。危険ドラッグのためスタッフ2名で投薬することが義務付けられている。そしたらこの女性、これまで私を見たことがなかったため「あんた、誰!!!」。これが第一声。それから「一体何人の看護師がいるの?」「どうして毎回変わるの?」「向こう行け!」「一人にしろ!」と大騒ぎ。こちらでは一応禁句のFワードも連発。それはもうすごい勢いだった。おそらく私がアジア人というのも気に入らなかった模様。相当腹が立って言い返してやろうと思ったけど、すでに何度かこの人の世話をしているもう一人の看護師がうまくなだめて、とりあえず投薬をして部屋を離れた。
それから夜までは平穏な時間。
そしてさぁ申し渡しの時間という頃に、この人がまた痛み止めをリクエストしてきた。キレると面倒なのでサッと対応しようとしたのだけど、投薬の記録を見ると、今日一日で服用できる用量をすでに終えている。なのでドクターに連絡をとって応急措置分の薬を処方してもらって、それから部屋へと向かった。この間10分程度。なのに「一体どれだけ待たせたらいいんじゃ!?」と手を付けられないほど逆上。Fワードはもちろんのこと、人種差別用語や、「お前を殴ってやる」「このアバズレ」などなど、ありとあらゆる罵詈雑言を聞いた。挙句の果てに「もう薬なんかいらない」「ひとりにして!」。私はそこまで寛大ではないので、本当に投薬をせずに本当にひとりにして部屋を出た。その前に「言葉に気を付けて」「今ならあなたの謝罪を受け入れます」と一応言ってみたけど焼け石に水。
このあとはリーダーがなんとかなだめて薬を投与。あとは寝てくれるのを待つばかりという状態でシフトを終えた。あー、もうやだ。
この患者さんは看護だけでなく、他のケアも拒否している。だったら退院しろよって思う。私の職場は公立病院で、オーストラリアに住む人はケアを受ける権利があるけれど、こうやって多くのスタッフの気分を害し、かつケアを拒否するような患者さんにどうしてここまでしないといけないのか?と思う。この人ひとりのせいで多くのスタッフの働く意欲をそいでいるのにさ。私たちは公務員だから我慢するしかないんだろうか?なんて考えた夜だった。公務員にだって心はあるのよ。
それにしても怒り方が尋常ではなく、やや狂気じみていたので、私はドクターに心理学者、もしくは精神科医の回診をリクエストした。この人はちょいとややこしい国からの移民で、オーストラリアに来たのも本意ではなかった様子。心のケアがこの態度をマシにしてくれるのではないかと思ってリクエスト。聞き入れられるといいけど。
…もしかして早い段階の認知症の可能性も? 明日、ドクターに進言してみよう。
他人の怒りを間近で受け止めた夜。精神的に疲れた。最低でもあと4日間もポート3での勤務があるのかと思うとゾッとする。頑張ってみるけどさ…。
帰宅。
まだアドレナリンが出ていて、すぐに眠れそうにない。こんな時にお酒でもキューっと飲んで寝てしまいたいなぁ。あったかいブランデーとかさ。うちにはないけど。日本酒が冷えてるけど、あまり気分じゃないし。
これを投稿したらベッドに向かう。すぐに眠れるといいな。