華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

いろんな人がいる

2017年04月21日 21時30分37秒 | Weblog
今日も午後シフト。でも昨日も書いたように変則シフトで少し早く出勤。いつもの朝よりダラっとしていたらあっという間に出勤時間になった。今朝は一体何をしてたんやろう?

職場にはいろんな看護師がいるのだけど、中にはとてもクセのある人がいる。まぁ、どこにいってもそういう人はいると思うけど。今日リーダーだった人がそんなタイプで、私をポート3に配置。「先の3日間をポート2で過ごしたので、動きたくない」と言ったのだけど、ドワーッと彼女なりの理由を並べたてられて、もう面倒くさくなってポート3へと動いた。せっかくポート2の患者さんの投薬パターンを覚えたところだったのにな。ポート3の患者さんも知っているのでいいんだけどさ。

午後シフトが始まるのは2時から。今日は12時半に出社したので、それまでは病棟全体のヘルプ。できてない投薬やヴァイタルサインのチェック、ナースコールに応えたりする。といっても今日はそんなに忙しくなかった。

さてポート3。
ある患者さんが今日退院予定だった。行先はケアセンターみたいなところだったんだけど、何かの不都合で延びたらしい。
この患者さんはある障害で徐々に運動機能を失っている。親御さんが介護をしているのだけど、子供が欲しがるものを全部与えるタイプで、病院のような一般の施設でお世話をするには親御さんも患者さん本人もちょっと難しい人たちとなっている。例えばお昼間は、少しでも体を使い、呼吸や消化を助け、また床ずれ防止のためにもなるべく椅子に座ることを勧めるのだけど、患者さんはいつも寝て過ごしたがっている。それではリハビリにならないと説明をすると、それに対して不満そうな顔をする。親御さんも同じ。
入院が長くなるにつれ看護の理由とそれらの期待される結果を理解するようになってきたところもあるけど、基本的に患者さんの心地良さばかりを考えているので、私たちにもすごく細かく注文をつけてくる。

ここは病院であってホテルではありませんよ。

って言いたい。

こんなに不満をぶつけてくるのに、今日、退院に関して親御さんがソーシャルワーカーに「なんとか退院を延ばせないか」とゴネていた。ソーシャルワーカーは「ドクターの見解ではもう入院の必要なし」とピシャリと言い返していたけどさ。
いったい何を病院に求めてるんやろうとよく思う。病院生活が快適なんてことはまったくない。基本不自由なことばかり。ご飯だってまずくはないけどそこまでおいしいわけじゃないしさ。特に公立病院は州のお金でまかなっているので、サービス精神などはどこにもない。金銭的なことが一番の理由であると思われるけど、だったら施される看護で納得してほしい。

とにかく。
スタッフにも患者さんにもいろんな人がいるという話。

9時に仕事を終えて帰ってきた。先日新しく買った靴2足のうちの1足が足に合わない。日を開けて3回履いたけど、私の幅広の足にはどうやら細すぎた模様。「伸びますよ」と言われたから買ったんだけど、ちょっと無理っぽい。シフトが半分を過ぎた頃に痛くなってくる。安売りしていたときに買ったとはいえ、そもそも安い靴でもない。とっても残念。もうしばらく試してみようか思案中。

さて。
明日は久しぶりの午前シフト。何時に起きたらいいんやっけ? その前に起きられるかな? もう目が閉じる。早起き、きつくありませんように。
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