華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

排泄の話

2017年04月01日 22時47分30秒 | Weblog
今日も午後シフト。
目覚めたらいいお天気だったので洗濯2回転。全部乾いた。うれしい。

洗濯をしている間にいつものカフェでモーニングコーヒー。Dは朝食も。疲れた体においしいコーヒーが染みるわ。
帰ったあとは軽くお片付け。そしてD夕食にハンバーグを仕込んだ。先日買ったミンチ肉を使ってしまわないといけなかったからさ。Dはハンバーグサンドにして食べたらしい。

おととい人様のお宅にお泊りして、しっかり眠れなかったのか、Dはお昼からソファで高いびき。私はその横をすり抜けて仕事へ。

今日もポート2。4日目にもなると患者さんの状況も投薬時間もばっちり頭に入っているので、要領よく動くことができた。大きなドラマもなくつつがなく終了。

そういえば別にドラマチックでもなんでもないんだけど、脳こうそくで半身不随、言葉がでないおばあさん。この人がかなりの便秘。昨夜おむつを替えるとき、便が詰まっているのが肛門から見えるほど。浣腸したところ、すんごい硬いブツが出てきた。こんなんが詰まってたらそりゃ便秘にもなるわっていうぐらい。
これが今日も起こった。
夕方におむつを変えようとしたら、昨日とほぼ同じ光景。ちなみに寝たきりの人のお尻は床ずれができていないかどうかを確認するため必ずチェックする。同じように浣腸を投入し、なんとか少し排泄を促すことができた。やれやれ。
脳こうそくの患者さんは神経系損傷の影響で便意を感じない、もしくは便を押し出す筋肉がないので便秘になりやすい。だから排便チェックはとても重要。しっかりあるとヨシ!と小さくガッツポーズ。

そして思う。

大便を見て喜ぶ(!?)職業なんて看護師ぐらいなもんやで、と。

他にどんな職業の人がいるかと考えたけど、思いつかなかった。お医者さんは出た方がいいことを知っているけど、私たち看護師に指示をするだけで現物は見ないもんね。だから看護師ぐらいやと思う。

このおばあさんの他に、お腹が緩めのおばあさんがいて、この人ともちーっとばっかしドラマがあった。もう書かないけど。そんなわけで今日はとんだう○こデー。あぁ、やれやれ。

排泄の世話はいわゆる3Kのひとつ。多分一部の人には考えられない環境なんやろうな。そんな人は一度看護師になってみてほしい。食事をしながらう○この話ができるようになるよ(極力しないけど)。

これにて4連勤終了。4日間ぐらいがちょうどいいなぁ。もう一日働けんことはないけど、一日違うだけで疲れ方も違う。早くDの仕事が落ち着きますように。

明日はまたまた先輩たちをランチの予定。中華料理を食べに行く。毎週のようにあるガールズデー。楽しみやけどダイエットが実を結ばないのが玉にきず。せっかくDと一緒の休みやったのに、Dの仕事が決まる前から決まっていたので仕方がない。そのかわり朝と晩は楽しもう。

せっかくの好天ももう終わりらしい。また雨が降り始めた。雨が降るごとに涼しくなっていくわが田舎町。もうすっかり秋。どんどん寒くなっていくんやなー。今年の夏は歴史的暑さだったので、今は秋冬の到来が待ち遠しい。
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