華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

コドモか!?

2009年05月14日 08時20分57秒 | Weblog
一昨日、兄が出張で近くまで来、夜は実家に泊まった。
そして昨日、東京で仕事のある兄は朝6時40分の新幹線に乗るというので、朝5時前に起きて、地下鉄の駅まで送っていった。
送ってから家に戻ったのは6時過ぎ。少し時間があったのでそれから少しまどろんだけど、要は寝不足。
私は寝不足がすぐに体調に反映される。すぐに体がだるくなってしまうのだ。といっても、普段は大したことではないんだけど、未だに花粉症のせいでグズグズしている私の鼻は、睡眠不足が影響したのか、昨日、“止まる”という言葉を忘れたらしい。

何度も書くように、私は現在工場でバイトをしている。工場での仕事はいわゆる単純作業が多く、同じ事をひたすら繰り返す。それはなぜかというと、ひとつの作業に集中することで効率を上げるためであって、逆を言ったら、一人の手が止まると他に及ぼす影響は大きく、効率がグンと下がるということである。
昨日の作業は、不幸なことに下を向かねばできないもので、もう鼻水が止まらないといったら、アナタ、そりゃ…。手は止められないので、隙間をみてササッと拭いて…の繰り返しで、もう鼻のまわりカピカピ。ちなみに花粉症時の鼻水というのは水ばななので、水が流れるようにサーッと流れ落ちる。

鼻水がスタートしたら、もちろん焦りがあるので、一瞬にして汗をかく。鼻が少しでも治まったら汗も引く。
昨日、それを繰り返していたら、寒気がしてきて頭痛もスタート。寝不足もあったので、何とか終業時間まで働き、残業は断って早々に帰宅。それから2時間ほど爆睡をした。

スッキリ。

鼻水もストップ。

まったく単純にできている私のカラダよ。まぁ、治って良かった良かった。

だけど。

調子に乗って、昨夜遅くまで起きていたら、急な冷え込みも手伝ってか、今朝起きたら風邪っぽい。そして再び鼻水スタート。

アタシってばバカ。

今日の仕事中は鼻水が垂れないことを祈るばかり。
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バチ?

2009年05月13日 00時33分33秒 | Weblog
昨日のくだらない質問がたたったのか。

虫歯の仮のかぶせが取れた。

いや、取れたのではなく、取れかかっている。何かを食べるたびにブラーンとぶら下がる正体不明の異質物。

気持ち悪いよー。

次の歯医者は来週の木曜日。それまで我慢せんとアカンのかなー??
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探偵たるもの…

2009年05月11日 20時31分42秒 | Weblog
私は「名探偵コナン」が大好き。豪州にいる間に発行された新刊は、友人に頼んで送ってもらっていたほど。
そのマンガの中で、工藤新一が確か
「探偵たるもの、なんでもないことでも常に観察する必要がある」
というような内容を言っていたと思う。そのセリフを読んで以来、私もそれを実践するようにしている。私に近しい友人・知人なら、私が「探偵たるもの…」と言って、くだらないことをグダグダ話している場面に遭遇したことがあるかと思う。ちなみに豪州でも「Detective Yoshimi」と名乗って同じようなことをしていた。

現在、実家に置き去りにしていた「名探偵コナン」を再読している。そしてその中の一つの話で、歯医者に残っている歯型や治療痕のデータから身元不明の遺体が誰か特定されたという話があった。
この描写は、何もコナンに限ったことではなく、他の推理小説でも読んだことがある。「容疑者Xの献身」(東野圭吾)の中でも「身元判明を遅らせるために指紋を焼き、顔をつぶした」というような内容があったはずだ。
それらのくだりを読んで、「へぇぇ」と思いつつ、一体、その精度がどのぐらいのものなんだろう?と素朴な興味を抱いていた。そして誰かに聞いてみたいと思っていた。

…今、歯医者に通院中やん、私。

本日、バイト終了後にかかりつけの白山歯科に予約を入れていた。今日は3番目に重症の虫歯の治療。次回“かぶせ”を入れるため、治療後に削られた部分の歯型を取られた。その歯形を見て好奇心が抑えきれなくなり、聞いてみた。

「先生、もし私が身元不明の遺体になったら、こちらで私だとわかるんですか?」

突然の質問にポカーンとする先生。そりゃ、こんなしょーもない質問する患者おらんわな。
それでも親切な先生は、私の場合、部分的な歯型しか取っていないので無理であること、仮に全体の歯型を取っていたところで歯医者がそれを管理している必要があること、歯型よりも他人と滅多に一致することのない虫歯の治療痕の方が役立つかもしれないことを教えてくれた。また、大きな災害が起こったとき、遺体に必ずしも手がついてない場合があり、そんなときは歯の治療痕が参考とされることも併せて教えてくれた。

おぉぉぉぉぉぅ!! さすが歯医者さん!!

なるほど~と胸のつかえが取れた私は「そうなんですかぁ」と深くうなずきながら一人ご満悦。ほくそ笑みながら治療室を出ようとしたら、先生がニコニコしながら

「歯のことに興味があるのかな?」

あー、…すみません、ミステリーに興味があるんです…

「あ、そう」と答えながらフリーズした先生の笑顔は忘れない。

なんにしても、「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥」、明快な回答が得られて良かった良かった。…この知識がどこで役に立つかはわからんけどさ。とりあえず“Detective Yoshimi”としてレベルUPしたってことで。

ちなみに母にこの話をしたところ「そんな変なこと聞くんはあんたぐらいや」と呆れられた。母も白山歯科の患者で、しかも先生は母娘だと知っている。「今度行ったとき“変わったお嬢さんをお持ちですねぇ”って言われるわ」と嘆いていた。

いーじゃんねぇ? そんなにおかしくないと思う。
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人生イロイロ

2009年05月10日 19時26分41秒 | Weblog
4月月末からGWにかけて、数名の旧友と再会を果たしている。ほとんどが同世代である30代で、そんな彼らを見ていて、「人生とは興味深い」と思うことがしばしば。
2年という時間は人生が変わるには十分な長さで、30代半ばというのはある程度の変化を経て、今後の方向性などが見え始める時期なのかなぁと思う。

新婚、もしくは間もなく結婚する友人。
子育てに奮闘中の友人。
子育てが落ち着いて趣味のことを始めている友人。
離婚を考えている友人。
離婚して「もう結婚はいい」という友人。
再婚する友人。
バリバリとキャリアを積む友人。
パート勤めをする友人。
転職を考える友人。

つい数年前までは、正規雇用・非正規雇用の差はあれど、同じように働いて、互いの環境にもそんなに大差がなかったように思うのに、今では、主に結婚・出産という大事業を経て、互いの境遇に違いが出てきている。現代は、何を持って“普通”と言っていいのかもうわからない多様化された世の中だから、誰が何をしていようと別段個人に対して思うことがあるわけではないけど、それにしても変わっていくもんやねんなーと思う。そしてそういう違いがとても興味深い。ほんの30数年の人生だけど、そんな短い中にもバラエティーが見られるんだから、“人生イロイロ”の言葉の意味を改めて考えることしばしば。

私自身、まだ自分の方向性がしっかりしていないから、余計に興味深いのかもしれない。

それにしても。
私は小心者のくせに、どこか「なるようになるさ」と楽観的なところがある。そして今、この楽観が35歳・フリーターを我が家に棲息させている。石潰しでいられるのは家族が健康で、自分も健康でいられるおかげ。わが身の幸運をかみしめずにはいられない。

写真は前々職の同僚との一枚。この2人と連絡を取るときはいつも“何か”あるときで、会うときは“人生の起伏”をいつも思い知らされる。私の人生が仮に起伏に富んでいたとしてもこの2人には敵わない…と思う(笑)。聞くのは楽しい話・寂しい話の両方。もちろんすべてをさらけ出しているわけじゃないだろうけど、会っているときはいつも前向きで明るく、困難を淡々と受け止めているので話をしていても面白い。
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韓流ブーム

2009年05月08日 00時55分13秒 | Weblog
あの異常なまでの“ヨン様ブーム”は一体いつのことだったっけ? いまだにペ・ヨンジュンの人気はあるらしいが、それでもあのフィーバーを思えばずいぶん下火になったと言って差し支えないだろう。

しかし。

現在も韓国ブームが流れている場所がこの近くにある。

それは。

ウチのばーちゃんの部屋。

地上波、衛星放送等合わせて週に5本ほど韓国ドラマを見ている様子。しかも毎日放送されるもの、週に一回放送されるものがあるらしく、録画が忙しくて大変だという。若干耳が遠くなっているため、字幕が出るドラマはばーちゃんにとってはありがたいよう。もう日本のドラマはほとんど見ず、今は韓国ドラマオンリーらしい。
午前中は庭いじり、午後からはテレビタイムでばーちゃんの半日は構成されている。

夕食時「今日は何をしていたか」という話に及んだときは、必ずといっていいほど
「おばあちゃんな、今、韓国ドラマばっかり見てるねん」
とのたまう。
週に5本ほど。見るのが忙しい。でも日本のものより面白い。
このフレーズを何回聞いたことか。

まぁ、この韓流ブームのおかげで、80を超えるばーちゃんが毎日新聞をチェックし、HDDに録画し(なぜか連続録画のやり方はわからないらしい)、再生して楽しんでいるんだから、それはとてもいいことだと言えるやろう。

いいぞ、韓国ドラマ。ばーちゃんのボケ防止に役立ってるぞ。

ちなみに、なぜだかわからないけど、私が実家を出ている間に、私の部屋の壁にはペ・ヨンジュンのでっかいポスターが貼られ、はがすことを禁じられている。なので、いつでも例の微笑みに見守られながら自分の部屋で過ごしている。私、この人の笑顔、嘘くさく思えて好きじゃないのよねん…「冬ソナ」は面白かったけどさ。

あ、この間「うちの家族はあまりテレビを見ない」って書いたのに、嘘やったやん…。
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こどもの日

2009年05月06日 00時05分03秒 | Weblog
こどもの日である今日、めずらしく両親&祖母と遠出した。といっても淡路島。可愛げのない娘である私は、両親が外出に誘ってくれたところでほとんどついていくことはない。でも、今日はこどもの日やし、コドモの役目でも果たそうかと思った次第。というと、なんか偉そうやけど。まぁ、ずっと離れて暮らしていたし、この先もいつまで一緒に住むかわからないので、一緒に出かけるチャンスがあるなら行っておこうかな…と思っただけ。

父が「イングランドの丘」に行きたいというので、高速道路をひた走ること約小一時間。すると到着したころに結構な量の雨。あと数日で齢86を数えるばあちゃんは、もう長い距離は歩けない。雨の中なんて余計に大変。そんなわけで入場を反対した祖母、母、私。それでも父が「行きたい!!」と言い張って、結局入場。お昼時だったので、先にレストランへ行こうということになったけど、みーんな考えることは同じ。レストランは長蛇の列。雨による寒さも手伝って、とうとう父も観念し、入場料を払っただけで会場を後にするという散々な結果に。
その次は、私が鳴門海峡大橋の近くにある「道の駅 うずしお」に行きたいといい、一路そちらへ。その前にどこかで腹ごしらえを…ということで、「鳴門海峡が見える展望レストラン」へ。でも、さすがにゴールデンウィーク。プラスこの悪天候のためか、ここにも人がドッサリ。幸い席にはすんなり座れたものの、料理が出てくるまで約30分。雨に降られるわ、お腹は空くわ、ですっかり無口になる家族4人。料理が出てきたときには「待ちかねたぞ!!」とばかり、モクモクと食べた。ちなみに私は淡路牛を使った牛丼を注文。牛丼としての味はともかく、お肉は柔らかくておいしかった。
食後は「道の駅 うずしお」に向かうものとばかり思っていたら、兎にも角にもワンマンな父が「淡路インターチェンジのお土産物屋の方がいい」。父がハンドルを握っているので決定権は父にある…というよりも、父が何かを言いだしたら変えることができないというのは30余年の家族付き合いで元より承知。まぁ、私にもさほど異論があったわけではないので、南淡路から北淡路まで車を走らせることになった。
淡路インターチェンジは、比較的大きなところで、海を挟んで神戸を一望できるし、また売店では淡路と明石の海の幸がたくさん並んでいる。私はタコ串とイカの姿焼きを買ってご満悦。あとは食後の茶菓に、と鳴門金時でできているスイートポテトを購入した。

はっきり言って、最初の目的であった「イングランドの丘」への訪問がグダグダであったため、外出中のほとんどが車の中…という遠出。帰り道にはすこーしだけUターンラッシュにも巻き込まれたし。そんなんでなんか疲れたけど、“ゴールデンウィークはかくあるべき”みたいなことができたので、それなりに楽しかった。

友人・知人が言う。
「ご両親は娘であるあなたが帰ってきて嬉しいだろうね」
この言葉がうちの両親に当てはまっているのかどうか知らないけど、両親も楽しんでいてくれたらと願う。

ところで。
本筋とはまったく関係ない話やけど。
帰り道、我が家へは淡路から舞子ジャンクションを抜け、北上していく。舞子ジャンクションは、私もよく知らないんだけど、複数の高速道路がつながっているらしい。そこを通過するとき、おばあちゃんが
「あの、“マイコジャクソン”はややこしいところやな」。

なんか、演歌歌手と外国人が混ざったみたいな名前になっていて、心の中で密かに大ウケ。今日一番のヒットやった。

写真は母と。明石海峡大橋をバックに。
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テレビっ子

2009年05月04日 22時00分36秒 | Weblog
いつの頃からか知らないけれど、私はほとんどテレビを見なくなった。家族が見ているついでに見ることはあっても、自主的につけて見るってことはあまりない。見てもニュースとか。今、毎週見ていると言ったら「天地人」ぐらい。4月スタートのドラマも、第一話を全部見逃したので見ていない。
ウチの家族は、基本的に全員があまりテレビを見ないし、見てもNHKなので、私もそれについていってる感じ。

そんなわけなので、帰国後一か月経っても、誰が人気で、その人がどんな顔をしているのか、未だに知らないことがたくさんある。
たとえばイケメンで人気の、最近歌手の絢香と結婚したという水嶋ヒロさんとやらをまだ見たことがない。それとか、先日、モーニング娘。がテレビに出ていて、分かる子が2人ぐらいしかいなかった。まぁ、これは日本にいたところで同じ結果やった可能性が高いけど。

なんにせよ、たった2年弱でも十分“浦島太郎”状態にはなるんやなーとしみじみ。

あ! でも!!
今日、たまたま昼間に見たワイドショーを見た。ワイドショーなんか見たん、めっちゃ久しぶり。ベタな展開がちょっと面白かった。井上コウゾウさんが出てたけど、額が広くなってて、それをうまくごまかすかのように髪の毛がおしゃれにセットされていて、それも面白かった。コウゾウさんの頭に“浦島太郎”を感じるとは思わなかったなぁ。

もっと面白いテレビ番組があればいいのに。
たとえば「ハウス名作劇場」とか今復活させたら、いい視聴率取ると思うけどなー。大人も子供も一緒になって見られるしさ。

あ、なんかまとまらんブログになってきた。いつものことやけど。
だから終わろっと。
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トモダチ

2009年05月03日 17時41分26秒 | Weblog
齢も三十路半ばを数えると、10~20年来の付き合いの友達…というのが結構できてくるもの。帰国して約一か月。そんな友達たちとの再会を、最近ぼちぼち始めている。
といっても、母親になってる子なら母業が、働いている子なら仕事が忙しい年ごろなので、私が日本にいたところでそう頻繁に会っていたわけでもないはずで、私の“帰国”は皆が集まるためのただのきっかけにすぎず、通常の再会となんら変わりはない。

会えば会ったで、心は20代のまま。いつもと変わらぬ話に花を咲かせるわけやけど。

さすがに2年以上会わないと変化もある。

中身は変わらないけど、見た目がどうしても変わってくるお年頃。しわや白髪が出てくる年代でもあるし、またダイエットに励んだところで効果が出にくくなってる年代でもある。

食べに行っても、食べるスピードが違う(ちょっとゆっくりになった)。
話をしても内容が違う(子供、将来のことなど)。
アウトドアで遊んだら体力が違う(休憩時間が長い)。

間違いなく訪れている変化=老化。

でも、私はこれらの現象が嫌いではない。だって、それは自分が歴史を積み重ねてきたってことだから。もちろん「若いときは…」「若かったら…」と思う瞬間はあるけど、今は今で、20代にはなかった知識や経験があるんやし。

こうして、さまざまな経験や知識を長い付き合いの友達を分け合うのは、私にとっては至福のとき。この先がどうなるかわからないけど、互いの白髪、メタボのお腹、深く刻まれるだろうシワなどを笑い飛ばしながら、変わらぬ付き合いをしていければなぁと切に願う。

写真は中学・高校時代の同級生、マリ、ショッペ、カオリン。4人で「福耳」というグループ名を持ち、日常の出来事を川柳にして詠んでいる。
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