華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

休みが必要です

2017年04月20日 23時05分08秒 | Weblog
今日も仕事はお昼から。朝はゆっくり…と思ったけど、部屋が散らかっている。
何度も書いているけど、私とDの“散らかっている”のレベルにはかなりの差がある。私は部屋の片隅にホコリとか髪の毛が見えたらだいぶイライラしてしまうのだけど、Dは平気。靴で室内に上がる文化だから仕方ないのと思うのだけど、やっぱりダメ。
私の我慢が限界にくるので掃除をする。自分の満足のためにしているのだから文句を言ってはいけないとも思うのだけど、たまに「どうして私ばっかり掃除をしなきゃあかんの?」という思いがこみ上げてくる瞬間がある。
それが今日だった。
昨日掃除機をお願いしていてやっぱりやっていなかったD。だから今日、再度掃除について意見した。そしたら「今日やるっていってんじゃん!」とお怒りモード。「子供じゃないんだから、今やれとか言われたくない!」だそうな。

子供じゃないなら昨日言われたことを忘れるなよ。

という言葉をぐっと飲みこんで、私は買い物へ出るといってついでに散歩に出た。
自分がいつもよりイライラしているのはわかっている。心が休まっていないせい。課題でずっとプレッシャーを感じていたからね。昨日提出したんだからホッとできるかと思ったけど、なんかそんな感じでもない。地味にずーっとウツウツした感じが続いている。寒くなってきたから?

とにかく。
家にいても険悪モードのままだろうと思ったので、ビーチにある出店でコーヒーを買って、海の見える場所に陣取って本を読んでいた。気持ち良かったー。



今は「何者」(朝井リョウ)を読んでいる。この作家さんの作品を読むのは初めて。細かい描写がとても上手で、頭の中で世界が広がる。読みやすくて一時間ほどで半分ほど進んだ。着眼点も面白いなーというのが現時点の印象。続きはどんなかねぇ。

気分転換を終えて帰宅。またひと悶着あったけどとりあえず落ち着いた。

お仕事。
今日もポート2。ドラマはなし。押しなべて順調なシフト。
昨日書いたおじいさんは今朝、スムーズに退院していったそうだ。娘さんもいたけどもう吠えなかったとのこと。ゴネてももうムダやとわかったんやろうな。
無事に私の水曜日が終了。あと2日間働いたらお休み。このお休みは少し解放感に包まれるといいな。

明日は少し早く出勤する。午後シフトから午前シフトへ移行するときのクッションに使われる、12時半から9時までという変則シフト。あんまり好きじゃないんだけど、土曜日は久しぶりの午前シフトで、少しでも早く寝たいところなので黙って受け入れる。

今夜はだいぶ冷え込んだ。病院でも忙しく動き回ってない時はもう上着が欲しいぐらい。どんどん冬が近づいてる。とっとと布団にもぐりこもう。
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モンスターが吠える

2017年04月19日 22時54分16秒 | Weblog
今日も仕事は午後から。

昨日、課題の校正をお願いしたドクターがすでに返信をくれていたので、それを見ながら訂正、さらなる推敲。しかしたくさんの添削だらけ。私の英語力っていったい…。ちょっと落ち込む。前置詞と冠詞の使いわけが壊滅的。うへぇ。

とにかく。

締め切りは金曜日だけど、やれることはやったし、もう何度も見直した。だから提出した。後は野となれ山となれ。これで少し肩の荷が下りたわ。先の連休で全然休んでないからめちゃ疲れてるしさー。

そういえば今日、先月末に提出した課題の結果が帰ってきた。可やった。くそー。ほとんどのチェックポイント(課題ごとにいくつか抑えておかないといけない点がある)で良を取っているのに、たった一か所で可。その結果、可。なんか納得いかない。でも文句を言ったらもっとあれこれ提出を求められそうだったのでもうあきらめた。トータルで見たとき、この課題の比重はそこまで大きくないしさ。

もう提出しちゃったからどうにもできんけど、今日提出した課題では良を取りたいなぁ。単位が取れれば文句はないけど、どうせならいい点数を取りたい。

さてお仕事。
今日もポート2。引き続き空きベッドが多く、今日も10名の患者さんをペアの正看と2人で担当。この人はよく働く新人さん。というか、新人さんなのに彼の方が落ち着いて対応している。私が新人のときなんて毎日バッタバタして、余裕なんてゼロやったけどなぁ。語学力の差があるとはいえ、この看護師さんの落ち着きぶりと博識ぶりには舌を巻いてしまう。
この新人さんは上司受けも良く、「将来は部長クラスになる器」とかささやかれている。人柄もいいしね。偉い人になって私のことも引き上げてもらいたいわ。

特にドラマもなく、いい一日。私は課題をやっているときにソファに変な姿勢で座っていたためか、昨日から背中に痛みを抱えている。今日も痛みがあって、歩き回るのがつらかった。だらしない姿勢で過ごしたせいやろうなぁ。
最近、あっちが痛い、こっちが痛いと言い始めた自分を自覚。寄る年波には勝てんのぅ。

ところで。
今日はポート3で少しドラマがあったらしい。
先週私がポート3にいるときにちらっと書いた、家族がいちゃもんをつけてくるおじいさんの話。おじいさんの娘さんは元看護師さん。看護知識がある上に病院の裏がわかっているので、何かにつけて重箱の隅をつつくようなことを言ってくる。しかもかなり失礼な態度。私自身はなぜか何のトラブルもなかったのだけど、ほかの看護師たちは患者さんよりこの家族、特に娘さんの態度に辟易としていた。
こういう家族のややこしいことに対応するのはだいたい看護師。なのに現場を知らないこのおじいさんの専門医が先週、「もう少し入院しててもいいわよ~」とかのん気なことを言ったため、とうとう看護スタッフが大爆発。チームリーダーを通じて、もうリハビリすらできず養護施設に行くしかない、かつ本人もそれを望んでいる患者さんをリハビリ病棟にいつまでもとどめ、看護師には家族の暴言に耐えよとは何事か!?とドクターに文句をつけた。それが月曜日の話。そして看護したスタッフはいかに家族が失礼な態度を取り続けているか、理不尽なことを言っているかを事細かに書き上げ、やっとドクターに「わかった。退院させる」と言わせたのが昨日。おじいさんは元々養護施設に住んでいるので、そこに送り返すだけだから何ら問題はない。
ところがこの決定に娘さんが抵抗。午前中にやってきてどえらい文句を言ったそう。だけど看護スタッフはもうこの人に優しくできなくなっているので文句も全部スルー。その結果「医者と話をさせろ!」と言ってきたので、「どーぞどーぞ」とドクターにこの娘さんに対応するように伝えた。
対応したのは専門医ではなく勤務医。この人がリハビリテーションの観点から、このおじいさんはもう入院の必要がないこと、基本的はケアは養護施設でもできることをコンコンと説明。これで終わるかと思ったら、娘さんが食い下がった。勤務医の意見だけならひっくりかえせるとでも思ったのか、ナースステーションにいた専門医を捕まえ「養護施設の世話だけでは心配」「うちの父がかわいそうだと思わないのか」と情に訴えつつ大声で騒いだらしい。普段滅多に矢面に立たない専門医もさすがにこれに対応。暴走気味の娘さんを前に冷静を保ち、再度入院の必要のないことを告げた。これにて幕引き。退院決定。あースッキリ。この場面を見たかったなー。

ここで論点は2つ。
ひとつめは患者さんの家族。なんでそんなに入院にこだわるのかが謎。公立病院の入院では確かにお金はかからない。必要なものと言ったら個人的に必要なものぐらいで、下着はおろか歯ブラシも歯磨き粉も病院から支給される。なので最初はお金?と思ったけど、このおじいさんは元々養護施設に居を構えているので(入院理由は運動能力の低下)、今さらそちらへさらなる支払いが発生するとも思えない。建前では「養護施設の看護に疑問」とか言ってるけど、すでに私たちの看護にも文句ばっかり付けてるんだから、他の施設の看護を受けた方がいいやんって思う。患者さんの意志に反し、異様なまでに入院を希望した家族。なんかもっと裏の話がありそう。

ふたつめ。
たまにはドクターも矢面に立て。
良くも悪くも患者さんとその家族に一番近くで接するのは看護師。ドクターは言ってみれば印籠みたいな存在で、ここぞというときにだけ出てくる。普段はそれでいいけど、今回のように、意味もなく患者さんやその家族の罵詈雑言に耐えなければならない場合は「ぜひ対応してください」という気持ちになる。このおじいさんが病院にいる理由はとっくの昔になくなっていた。なのになんだかんだ言ってくる家族の話を聞くのがうっとうしくて、「はいはい」と言われるがままに滞在を伸ばしていた感が否めない。専門医は回診の頻度が低いからこういうモンスター家族の存在に気付かない、もしくはひねくれた見方をしたら、気づいても自分には関係ないから気づかないフリをしているのかもしれない。
とにかく今日はドクターがこのモンスター家族にピシャッとモノ申してくれたらしい。伝え聞きでもスカッとしたわ。

面倒くさい人はどこに行ってもいる。この先もいろんな人に出会うんやろうなぁ。

帰宅。
お腹空いた。今週1キロとか言ってたけどもうあきらめ気味。だってお腹空いてるもん。夕食は6~7時。10時半まで働いてるんだからそりゃお腹も空きます。
こういう時は歯磨きがいいらしい。もうすぐ日付が変わるし、誘惑に負ける前に寝るべきよな。冷蔵庫の中にあるアレコレに思いを巡らせている場合じゃないよな。頑張れ、私。
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眠いよぉ

2017年04月18日 23時02分54秒 | Weblog
2日間の休みがあったけども、脳みその使い過ぎで全然休まった気がしない。今日からまた5連勤。あぁ、やれやれ。

仕事はまた午後からだったので、午前中は昨日書いた小論文の推敲。ドクターに校正をお願いするメールを送信したのち、参考文献一覧を作っていた。これで午前中が終了。仕事に行くまでの一時間弱を意味のない動画を見て過ごした。掃除とかすればいいのにねぇ。

お仕事。
今日はポート2だった。連休のせいなのか病院は忙しくない。面白いもので体調不良の自覚があっても、連休を楽しみたい人は救急外来に行かない。そして連休明けにドッと病院へ駆け込む。遠方への旅行を企画している人も多いだろうし、少しぐらいなら無理をしていくんやろうねぇ。
そんなわけで空きベッドがいくつかあるリハビリ病棟。私はペアの正看と一緒に10名の患者さんを担当した。
少し前にポート2で作業していたときと患者さんの顔ぶれはほぼ同じ。だから看護記録を読む時間は少しで済んだ。担当した患者さんも自分で自分のことができる人がほとんどで、休み明けにやさしいシフトだった。今日は仕事をしていてもぼんやりしまうほど眠かった。忙しくなくて助かったわー。

先ほど帰宅。
お腹も空いてるけど眠気もすごい。お腹いっぱいハンバーガーを食べて、そのまま倒れるように寝たいわ。しないけど。

万年ダイエッターの私やけど、今週は諸事情でなんとか1キロ落とそうと頑張っている。若いころは1キロぐらいすぐに落とせたけど、今は本当に大変。でも何もしないところに結果は出ないからね。頑張ろう。

というわけで、何かを食べたいという誘惑に打ち勝つためにももう寝る。今夜ものび太スピードで決まり。
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とりえあず初稿

2017年04月17日 20時53分19秒 | Weblog
脳みそトゥルットゥルどっせー。

せっかくのお休み。世間は休日。汗ばむほどの快晴。なのに私は家にこもって課題漬け。
といっても、今日もコーヒーは飲みに行った。この頃、もうこのぐらいしか楽しみがないからさ。少し控えないと…と思いつつ、ストレスをどこかで発散する必要があり、おいしいコーヒーを飲みに行くというのが発散を助けているので、今は目をつぶっている。

帰宅後、課題再開。
昨夜は頑張ったけど、800文字前後でいったん終了。今日はそれを読み直すところから始め、そしてがっさりと消去した。なんか方向性がおかしくなっていたからね。少々の軌道修正をすると、それに伴って引用文献を探す必要が出てくる。何度も書いたけど、この作業に時間がかかるんだ。要約を読んで「これいけるかな?」と本文を読んでみたら思ってたんとちがーう!ということはとってもよくある話。本当に欲しいのはたったの一文だったりすんだけど、それがなかなか見つからない。チマチマと地味な作業なのに時間ばかりがかかる。
しかし。
なんだかんだ言って書き上げました、1500文字。あーしんど。厳密には1400文字強なんだけど、このぐらいの小差は許される範囲。今はもう脳みそツルピカドン。

終わったのは8時ごろ。集中力は何度も途切れ、そのたびに脱線し、ネットの世界に逃げたり、食べ物に走ったり。だけど今日中には絶対仕上げなくては!というプレッシャーがあったので最終的にはPCの前に戻ってきて書き続けた。そしてとりあえず初稿完了。
今はボケーッと呆けている。まだ参考文献一覧のリスト作りという面倒くさいものが残っているけど、慣れている上脳みそを使う必要はないのでので問題なし。すでに例のドクターの協力は取り付けてあるので、明日仕事に行く前に推敲したものを送信する予定。どうかちゃんと書けていますように。

掃除をまったくしていなかったわけではないのに、なぜか散らかっている我が家。今日はDが「衣替えする!」と張り切ったのだけど、ほんの3分ほどでやる気をなくして、現在寝室と居間に彼の洋服が散らかっている。ええ加減にせーよ。ずっとこのままだったら全部ほかしてやる。

先ほど、私が座っているまわりに放射線状に積まれていた参考書類を片付けた。私は居間のテーブルを使っており、課題をやっている間は書類の山がいくつか出来上がる。それらは私の手の届く範囲に配置されるのでどうしても放射線状に散らばることになる。次の課題の締め切りまでしばしのスッキリ状態。明日はもう少しちゃんと片付けをしよう。
フルタイム勤務の合間の勉強はなかなかしんどい。今学期はミスから1科目のみの選択になったけど、この先もこのペースが精いっぱいかも。

そういえば昨日母と話していて、旅行業務取扱管理者の資格を持っていることを思い出した。旅行が好きだから挑戦してみた資格取得。あの時も正社員で働きながら週末は学校に通って勉強した。私、勉強なんて全然好きじゃなかったのに、なんであんなことしたんやろう? 謎。とはいえ、あの合格を知った瞬間の達成感は忘れがたい。それを得たいがために今も勉強してんのかもなぁ。達成感中毒。

明日からまたお仕事。今週は午前シフトも入ってくる。大嫌いな早起きが来る前に論文を書き上げられて良かったわ。参考文献一覧の作成は明日にして、今夜はちょっとリラックスしよ。
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現実逃避中

2017年04月16日 20時53分49秒 | Weblog
今日はお休み。

なんだけど精神的には全然休まっていない。

なぜなら大学の課題があるから。

家にいると家事をしてしまうので、いつものカフェへ。おいしいコーヒーを飲んで頭もしゃっきり。Dも一緒に来たけど、私は課題があるので居残り。昨日の朝にざっくり読んでいた参考文献を今朝になってしっかり読み返したところ、意外と引用できる箇所が多く、これでほぼ文献はそろった。

家に帰って、再度選んだ引用箇所を見直しながら大まかな文章を組み立てて、あとは書きながら修正を加えるというところまで来たのが午後の3時。もう頭を使いすぎてヨレヨレ。英語を使う国に来て10年近くが経つけど、英語で文章を読むときの疲労度はいまだに高い。学術論文だから難しい言葉がたくさん出てるしねぇ。集中力が続かず、途中で何度も脱線。お笑いの動画を見たり、ヨガをしたり。だけど1500文字というのは私にとってはだいぶ長い論文になるので、これ以上は引き延ばせない!と5時前から着手した。

ただいま9時。

だいたい5分の2ぐらい書いた(600文字ぐらい)。

あらかじめ概要をしっかり決めておいたのが良かったようで、思いのほか筆が進んだ。まぁ、それでもめちゃくちゃ遅筆やけど。同じ言葉を使ったら盗用とみなされるため、引用文献の言葉はなるべくならほかの言葉に言い換えることが望ましい。この言い換えが難しくて、辞書を引いたりしているとあっという間に時間は過ぎていく。
このブログを書き終えた後、もう少し頑張って1000文字ぐらいまで書いてしまいたいと思っている。集中力次第かな。

締め切りは金曜日なのでまだ時間があるっちゃーあるのだけど、推敲もしたいし、いつもお願いしているドクターにもチェックしてもらうことになっているので、自分の中で締め切りは明日中。これでも結構ギリギリだと思うけど、仕事がある日にこのぐらいの集中力を保つのは難しいのでこのお休みにかけている。頑張れ、私。

それにしても今回、課題への着手は早かったつもりやったのに、全然そんなことなかったなぁ。最後の課題(2000文字)はもっと早めにやろう。

こんな感じでなんの面白味もない一日。
食事はお互いあるものを適当に。Dはお気に入りのインスタントラーメンに野菜を放り込んで「健康食生活!」とのたまっていた。インスタントラーメンの時点で全然健康じゃねーよ。
私は、先日同僚が「夕食にマクド食べちゃった」という言葉を聞いてから、マクドを食べたい病にかかっている。今日、よっぽどそれを実行しようかと思ったのだけど、基本的に(年がら年中)ダイエット中である上、単に車を出してドライブスルーへ行くのが面倒くさくて食べずに乗り切った。たいしておいしいわけじゃないのに、なんで食べたいと思うんやろうなぁ。我ながら謎。

さて。
もう少し頑張って課題をやろうかな。

今日の日記。この時点でだいたい1300文字ぐらい書いている。もちろん内容の質が全然違うから比べようもないけど。日本語で書くだけだったら20分もあれば十分。バイリンガルの人やったら1500文字ぐらいシャシャシャーっと書けんねやろなー。一応外国で英語使って暮らしているけど、自分の英語力はまだまだしょぼい。

ささ。
グダグダ現実逃避してないでもうひと頑張り。
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今夜もすごく眠い

2017年04月15日 22時56分14秒 | Weblog
今日も仕事は午後から。
課題をやらないと、と思いつつも以前Dとしていた所用を思い出して外出。
帰ってからは地味に課題。なかなか遅々として進まぬ状況。私の書きたいことをフォローしてくれる引用文献がなかなか見つからなくて苦戦。まじで時間ないのにー。

仕事。今日もポート3。
今日は私の金曜日。患者さんの投薬の時間もばっちり頭に入っている。連休中の今は普段より多くの家族が病院を訪れ、一緒に時間を過ごしているので、ナースコールの数が断然少ない。おかげでとってもスロウなシフト。空いている時間にプリントアウトした文献を読んでいた。よくしゃべる人がいたので、失礼にならないように逃げ出すのに神経を使ったわ。

私は派閥争いなどにはまったく興味がないけど、否が応でも「だれだれさんがね…」みたいな話は耳に入ってくる。私がいないところでは私も話題に上がっていることやろう。おそらく愛想がないってことは言われてんじゃないかなぁ。でもあなたの義理のお姉さんへ誕生日プレゼントが100ドルとか、今夜は手作りご飯だとか、前職場を退職するときにマネージャーがあなたに言った一言とかマジで興味がありませんのことよ。
まだ新入り状態なので波風を立てないよう、静かに会話を終わらせる、もしくは逃げ出す技術を磨いているところ。無駄な努力やわ、ほんま。

帰宅。
今日、私が家を出るとき、D友人がやってくることが決まった。私にはもう時間がなかったので、Dにお客様に失礼のない程度に片づけをするように頼んで家を出た。
そして帰ってきてみたら。

散らかったままやし。

台所に食器は並んでるわ、コーヒーテーブルの上にも私が散らかした課題の資料が散らばったままやわ、挙句の果てに洗濯物は寝室に隠されただけで畳まれていない。

ええ加減にせーよ。

ってことで帰って早々にケンカ。Dは自分の友達だし、実際友達も気にしないって言った、というけど、私が言いたいのはそういうことではない。散らかったままの家にお客様をお迎えするということは主人としての沽券にかかわってくる。そこら辺をコンコンと語ったけれど、「ボクには全然わからない」とD。日本のおもてなしスピリットや、家が片付いてないと笑われるのは家人(主に妻)という感覚は理解できないみたい。文化の差? それともD? やれやれ。

今夜もとても眠い。先ほどから何度か船をこいでいる。もう寝よう。
Dが「明日は君が休みなんだし、あれしてこれして…」と計画を話していたけど、私は明日、明後日で課題に真剣に取り組む予定。この2日間で書き上げてしまわないとマジでやばいからさ。
しっかり寝て、明日、頑張ろう。
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まだ眠いよ

2017年04月14日 23時02分14秒 | Weblog
今日ももう眠い。

生誕祭ということで、巷は今日から4連休。街もなんとなく浮かれた雰囲気があるのだけど、私はDお泊りでホームアローン。でもそもそも生誕祭にがよくわかってないので、ただの祝日って感じ。
オーストラリアは祝日が少ない国で、こうしてまとまって取れる連休はこのイースターの頃ぐらい。だから人々は嬉しそう。この感じは日本で言うところのゴールデンウィークの感覚に近いんじゃないかな?

昨夜はブログを書き終えた後、秒殺で寝ていた。
そして今朝も起きるのが超つらい。7時半には目覚めたけど、起きられない。課題をやらなければーとプレッシャーを感じつつ、ベッドから出たのは9時を回ってから。家にいると何かとやってしまうので、課題に着手したのは11時過ぎ。そして頑張ろうと思ったけど、この時点でもまだ眠くて集中力がゼロ。もう今日はあきらめた。頭に少し休憩を。

お昼から仕事。今日も変わらずポート3。
暴走おばさんはどのスタッフにも悪態をつくこともなく、今日は静かだった。浮き沈みが激しいなぁ。
それ以外はドラマなし。点滴で抗生物質の投与を受けているおじいさんの点滴針が抜けそうになり、少ない技術と経験を駆使してなんとか持ち直させたことぐらい。点滴針を見つけにくい静脈をもつおじいさんだったので、抜けずに済んで良かった。小さくガッツポーズ。
あとは祝日らしい、静かないいシフトだった。

今日は前にもすこーし触れたことのある、フェデラー似(私判断)の男性スタッフと一緒に働いた。彼には普通に名前があるのだけど、心の中で勝手にロジャーと呼んでいる。まぁ、言うほど似てないんだけどねー。
もう一人准看さんがいたけど、9時に終わったので、それ以降は2人で作業。でもほとんどのことは終わっていたので、開いた時間は座ってお互いのことを少し話していた。

ロジャーとおしゃべりだなんて

満ちる私のミーハー心。

何歳になっても私はこうして何かにキャーキャー言ってんねやろなー。

仕事を終えて帰宅。
Dはすでに爆睡中。夕方に一度電話をしたときも寝ていた。一体どんだけ寝てるねん? 人様のお宅で泊まって疲れるのはわかるけど、頼んでおいた家事も手つかず。明日きっちりお灸を据えねば。

明日も午後シフト。5連勤最終日。そして2連休。課題をやらないといよいよやばいのでちっと頑張る。集中力よ、続け! そのためにも今夜もとっとと寝よう。のび太スピードで寝る自信あり。
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もう目がとじます

2017年04月13日 23時11分28秒 | Weblog
今日も午後シフト。
朝は普通に起きて、課題をやっていた。今回の論文は長いので、先に何を書くかを決めているところ。そうでないとあとでつじつまが合わなくなりそうなので。なかなか手ごわい。あと一週間しかないのにやれるやろうか。うーむ。

今日はDが友人宅へおでかけ。そのままお泊り。ゲーム関係でコアな話題をシェアできる人と出会い、その人と話し込むのが楽しいらしい。いいことだ。
Dを駅まで送っていき、いったん帰って準備をして仕事へ。

今日もポート3。面倒くさい人が多いものの、忙しくはない。特に午後のシフトが始まる時間は、患者さんは午前中にリハビリをし、ランチを食べ終えたホッとしていることが多いので、寝ているか椅子に座ってテレビを観ているというのがたいていのパターン。トイレに行きたい、痛み止めが欲しいという以外は静かなもの。

なので私は引き続き大学の課題をやっていた。一緒にシフトにはいった准看の女の子も、現在正看になるための勉強をしているところなので、お互い「面倒やね~」と言いながら資料を集めたり、集めたものを読んだり。もちろん仕事が一番なのでそこまではかどるものでもないんだけどさ。
夕食が終わったころからまたバタバタしたんだけど、押しなべていいシフト。
そういえば先日暴発した女性患者さん。昨夜の夜勤スタッフにキレ、そして今日も一緒にチームで働いた男性看護師にキレた。あの謝罪は一体なんやったんやろう? 私はいよいよ認知症を疑っている。
ちなみにドクターに精神科医の回診を手配するようお願いしたけど、その答えはノー。この女性の看護記録(うちに来る前の分も含め)によると、ブレなくどのスタッフにも無礼で暴力的な態度を取っているので、もう治らないだろうという判断。そして患者さんのお望み通り、来週には退院させるそうだ。退院時期がちーと早い気もするけど、すべてのケアを受け入れないんだからとどまらせておく必要もない。公立病院だからといってボランティアではないからねぇ。

そして帰宅。
Dがおらずホームアローン。10時半ごろに「もう寝る」とメッセージがやってきた。はえぇなぁ、おい。
私は前回ひとりになったとき、つい動画をはしごして夜更かしをした。だけど今日はすごく眠い。実はこの日記も目をつぶりながら書いている。明日になって読み返したら誤字脱字を見つけると思うけど、もう見直しもしないで投稿する。

なんでこんなに眠いんやろう? 課題で頭使いすぎなんかな? 明日も午後シフト。明日中には参考文献を全部ピックアップして明後日からは書き始めたいところ。頑張る。
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素敵なシフト

2017年04月12日 22時32分52秒 | Weblog
今日も仕事は午後からで朝はのんびり。

シドニーに住むD友達がうちの近所に来たからとやってきたので、園芸店に隣接しているカフェで朝ごはん。この人は個人商店をやっていて、うちの近所(といっても車で30~40分ほど離れている)にもお客さんを抱えており、こうして時々やってくる。我が家はいつも2人で過ごしているので、お客様がくるのは大歓迎。
楽しい時間を過ごして、お昼前にお別れ、帰宅した。それから課題をほんの少しだけやって、準備して仕事へ。

今日もやっぱりポート3。昨夜の女性患者さんの暴走はすでに全員のスタッフに知れ渡っていた。今日もまた同じような時間を過ごすのかしら?と憂うつな気分。直接の担当は外れたので、なるべく部屋に近寄らないように過ごしていた。
しかし。
シフトも半分が過ぎた頃、たまたまその女性の病室の前で作業をしていたら「看護師さん」と声をかけられた。仕事である以上拒否はできない。一瞬の間に腹を決め、笑顔を保ち「どうしましたか?」と病室へ入った。

そしたら。

「私の名前は○○と言います」。

は?と思ったけど、向こうが名乗ったし、昨日はまともに自己紹介もできなかったので、私も名乗った。そして何を言うのかと思ったら「昨日はごめんなさいね」。

骨折をしてからというもの、ストレスが溜まりまくっていた。どんな小さなことも他人に頼らないとできないことがつらかった。痛みもひどいし、また痛み止めをもらうとき毎回名前を聞かれるのも、すごく嫌だった(移民であるがゆえ、自分の名前が嫌いなんだそうな。詳しい理由はわからない)。それが昨日爆発してしまった。本来の私はこんなんではない…というようなことをツラツラ。
とにかく。
きちんとした謝罪を受けた。もちろん私はその謝罪を快く受け入れて、これからは一緒に頑張って良くなっていきましょうねと笑顔で会話終了。

たった一晩で何があったんやろう?

わが病院に来てから2週間ほど経ち、ずーっとスタッフに対して悪意のこもった態度しかとってこなかった。昨日爆発して溜まっていたガスを出し切ったってことなんかな?
何にしても喜ばしいことこの上ない。こちらも患者さんを無視したいわけではない。こうやって友好的に看護ができる方が何倍もマシに決まっている。このおかげで憂うつな気持ちが一気に楽になった。それどころかとてもいい気分。残りのシフトも機嫌よく作業を続けることができ、そして無事に終わらせることができた。やれ、うれしや。

そういえばもうひとつ。
今日、久しぶりに尿道カテーテルの挿入をやった。
私立病院時代に数回やったことがある程度で、最後にしたのはおそらく2年以上前。公立病院ではなかなか機会がない上に、教育係から「やってもいい」というお墨付きをもらわないとやってはいけないことになっている。
しかし今夜は、フロアにいた正看が2名で、そのうち1人は新人さん。チームリーダーができるはずだけれど、私に「やらない?」と言ってきた。お墨付きがなくてもやっていいから、と言われたのでもちろん引き受けた。こういう言い方はなんやけど、練習しないと腕が錆びる一方やからさ。

覚えてしまえばなんてことはないんだけど、尿道カテーテルの挿入は専用の備品等を準備しないといけないし、またばい菌を移さないように挿入する技術も必要とされる。久しぶりだとこれらをすぐに忘れてしまう。数年前に教えられた記憶をフル回転で思い起こし、無事に最初の挿入で成功した。超嬉しい。小さくガッツポーズ。

こんな風にいいことが続いた一日となり、いい気分でシフトを終えた。嫌な感情でいっぱいだった昨夜のことを考えたら、今日はなんて素敵な日なのかしら。

帰宅。
家の方はドラマなし。今週末は生誕祭というキリスト教系のお祝いの日がある。詳しいことはわからないけど、どこかに隠された卵の形をしたチョコレートを見つけて食べるものらしく、Dがそれらを買っていろんなところに隠していた。でも私のノリが悪いので盛り上がらず(そもそも生誕祭が何かわからん)。Dも多分チョコレートが食べたかっただけじゃないのかねぇ?

明日も午後シフト。午前中は課題をやらないと。そろそろマジでやばい。今度の論文はちょいと長めだからさ。明日中に必要な資料を集めてしまわなければ。
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一体どこまで

2017年04月11日 22時55分00秒 | Weblog
今日からまたお仕事。もっと休みがほしいなぁ。

午前中はひとりで喫茶店。大学の課題をやっていた。といっても参考文献を読み漁るだけのことやけど。家でやってもいいんだけど、何かとすることを見つけてしまって集中しないので行ってきた。おいしいコーヒーも飲みたかったしさ。私はだんだんコーヒー中毒になっている気がする。
おかげで読み物ははかどったけど、やっぱりそもそもこの課題で何を聞かれているのかよくわからない。なので帰宅してから講師に質問メール。今返信待ち。これで何が求められているのかはっきりしたらもう少し楽に進められるような気がする。

お昼からは仕事へ。
やっぱりポート3へとまわされた。私が休んでいた間に退院が相次いだようで、3名の看護師で11名の患者さん。人数的には悪くない。だけど昨日も書いた通り、こう書いてはなんやけど、ちょっと面倒くさい患者さんが複数名いる。

超肥満の女性。専用の機械をつかって3人がかりでお世話が必要。減量しないといけないのに、両親が本人の食べたいものを持ってくるので逆に太っている。足をひとつ持ち上げるのも一苦労。リハビリ病棟にいるのにリハビリの意志なし。

患者さんはそうでもないけど、家族が何かといちゃもんをつけてくる男性。患者さん本人はもう高齢で、この世にお別れを告げるときが来たとさまざまな看護を辞退。だけど家族がそれを受け入れられず、例えば本人が「もう寝ていたい」と言っているのに「起きてなきゃダメ!」と私たちスタッフに「どうして椅子に座らせないのか?」と食って掛かってくる。

そして、今日はこの人が問題だった。
腰の骨折でわがリハビリ病棟にやってきた年輩の女性。おばあさんと言うには少し若いぐらい。この人が看護スタッフにめちゃくちゃ無礼な態度を取る。「水!」「痛み止め!」みたいな感じ。オーストラリアの看護師は気が強い人も多く、「だから?」と言い返して最終的に「水をください」と言わせたりする人もいるけど、大半のスタッフはへきえきとしている状態。
私はこの患者さんの直接の担当ではなかったけど、ポート3でチームとして作業するため、今日初めて対面した。
このとき、私と担当看護師は痛み止めを投与するために部屋に入った。危険ドラッグのためスタッフ2名で投薬することが義務付けられている。そしたらこの女性、これまで私を見たことがなかったため「あんた、誰!!!」。これが第一声。それから「一体何人の看護師がいるの?」「どうして毎回変わるの?」「向こう行け!」「一人にしろ!」と大騒ぎ。こちらでは一応禁句のFワードも連発。それはもうすごい勢いだった。おそらく私がアジア人というのも気に入らなかった模様。相当腹が立って言い返してやろうと思ったけど、すでに何度かこの人の世話をしているもう一人の看護師がうまくなだめて、とりあえず投薬をして部屋を離れた。
それから夜までは平穏な時間。
そしてさぁ申し渡しの時間という頃に、この人がまた痛み止めをリクエストしてきた。キレると面倒なのでサッと対応しようとしたのだけど、投薬の記録を見ると、今日一日で服用できる用量をすでに終えている。なのでドクターに連絡をとって応急措置分の薬を処方してもらって、それから部屋へと向かった。この間10分程度。なのに「一体どれだけ待たせたらいいんじゃ!?」と手を付けられないほど逆上。Fワードはもちろんのこと、人種差別用語や、「お前を殴ってやる」「このアバズレ」などなど、ありとあらゆる罵詈雑言を聞いた。挙句の果てに「もう薬なんかいらない」「ひとりにして!」。私はそこまで寛大ではないので、本当に投薬をせずに本当にひとりにして部屋を出た。その前に「言葉に気を付けて」「今ならあなたの謝罪を受け入れます」と一応言ってみたけど焼け石に水。
このあとはリーダーがなんとかなだめて薬を投与。あとは寝てくれるのを待つばかりという状態でシフトを終えた。あー、もうやだ。

この患者さんは看護だけでなく、他のケアも拒否している。だったら退院しろよって思う。私の職場は公立病院で、オーストラリアに住む人はケアを受ける権利があるけれど、こうやって多くのスタッフの気分を害し、かつケアを拒否するような患者さんにどうしてここまでしないといけないのか?と思う。この人ひとりのせいで多くのスタッフの働く意欲をそいでいるのにさ。私たちは公務員だから我慢するしかないんだろうか?なんて考えた夜だった。公務員にだって心はあるのよ。

それにしても怒り方が尋常ではなく、やや狂気じみていたので、私はドクターに心理学者、もしくは精神科医の回診をリクエストした。この人はちょいとややこしい国からの移民で、オーストラリアに来たのも本意ではなかった様子。心のケアがこの態度をマシにしてくれるのではないかと思ってリクエスト。聞き入れられるといいけど。
…もしかして早い段階の認知症の可能性も? 明日、ドクターに進言してみよう。

他人の怒りを間近で受け止めた夜。精神的に疲れた。最低でもあと4日間もポート3での勤務があるのかと思うとゾッとする。頑張ってみるけどさ…。

帰宅。
まだアドレナリンが出ていて、すぐに眠れそうにない。こんな時にお酒でもキューっと飲んで寝てしまいたいなぁ。あったかいブランデーとかさ。うちにはないけど。日本酒が冷えてるけど、あまり気分じゃないし。
これを投稿したらベッドに向かう。すぐに眠れるといいな。
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