餃子の街・宇都宮  ある菓子店のひとり言・・・

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日光の仙人

2010年06月09日 21時46分17秒 | 栃木
先日、「クリンソウ」の群落を観に行きましたが、そこはある民家の敷地内だったようです。
現在は、伊藤誠さんが主ですが、そのお父様が「伊藤乙次郎」さんで「日光の仙人」と呼ばれたその人です。

「日光の仙人」が住んでいた中禅寺湖の千手が浜から「男体山」を望む。


           仙人の名前が付いているつり橋「乙次郎橋」。
             

「仙人庵」と名前があり、コーヒー無料と記してあった。


仙人と呼ばれる位ですから、容貌もあごひげをかなり伸ばし、生活も山と湖を中心にされていたようです。

イメージとして、人との交流が無かったのかと思われるかも知れませんが、
中禅寺湖・千手ヶ浜の「東京・アングリング・エンド・カントリー・クラブ」(釣りとゴルフですが後者は頓挫)
の管理人となったりして、当時は外国人が沢山釣りに訪れてむしろ最先端を行っていたようです。

その後は、漁を中心に生計を立てていたようです。

「日光の仙人」こと、伊藤乙次郎さんが生前 口述した話を一冊にまとめた本も発売されていたのですねー。
「森と湖とケモノたち」・・・http://www.hakujitsusha.co.jp/hakujitsusha/morito/morito.html
只今品切れ中で、増刷未定ということは、絶版という事でしょうか。
目次を見ていくだけでも、内容が解りそうです。

仙人庵のところに、「ここには、熊はいません鈴を外してください」とあった。
来る人、来る人皆熊除けの鈴の音がしたら確かに・・・。

(出入り口を除く) 周りにネットが張ってあったのですが、帰り際にはそれが降ろしてあって
伊藤さんから、ネットをくぐって帰ってくださいとの声が掛かった。

確かに、ここは野生動物の宝庫だからかなりの種類が棲んでいる。
ネットを張っておかないとクリンソウだけでなく、人間様も危ない・・・。

最後に、つり橋にちなみ・・・
◆ 山の吊橋 ・・・・・春日八郎    
 http://www.youtube.com/watch?v=uaMdVOd0gsk 






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奥日光、千手が浜のクリンソウ(九輪草)

2010年06月09日 00時25分03秒 | 
奥日光の「戦場ヶ原」(赤沼駐車場)に車を停め、「低公害バス」に乗り換えて千手が浜に向かった。30分で終点。
ここの「クリンソウ」は、うわさには聞いていたが全然事前の写真も何も見たことが無く、
場所も見当がつかなかった。バスに乗る前に、係りらしい方(県立日光自然博物館員とおぼしき方)に尋ねた程だった。
通常、事前にかなり詳しく頭に入れてから出かける私としては、珍しい事だった。

まっさらな頭の中に入ってきた光景は、「おー、いい感じ」だった。



          今や女の方も、三脚をかついで写真を撮っている。
  私はといえば重いからと(恥)車の中に、飲み物もリュックも一緒に置いてきた。〔あちゃー)
          平日の午後三時頃でも、女性がはるかに多かった。隔世の感がある。
            



                



               



帰路、戦場ヶ原の「ズミ」(バラ科)を見たら数輪咲き出していた。
以前、M子様(あっ、天皇陛下の奥様ですッ)が、この花は?と訊かれて
「ズミ」と応えると「ズミ、ズミ、ズミ!」と三度繰り返して確認していたと聞きました。
もうすぐ、湿原も花盛りとなるようです。




      ~~~~~~~ 追    記 2013年 6/18 ~~~~~~~

★2013年の奥日光クリンソウは、下記でどうぞ

 ・日光中禅寺湖畔の「クリン草」が、素晴らしい!!






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