餃子の街・宇都宮  ある菓子店のひとり言・・・

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中秋の名月? 仲秋の名月?

2011年09月12日 23時27分10秒 | 習慣、行事
今宵は、陰暦8月15日の十五夜ですね。
宇都宮市でも、満月が大変良く観えます。

いつもは夏と秋の境目にあたり、秋の長雨の時期でもありますし
栃木県では、1年中で9月が降水量が一番多い月です。
そんな訳で、降らないまでも十五夜が晴れる日は滅多にありません。

ところで、「中秋の名月」と 「仲秋の名月」と両方お目にかかると思いますが、
いったいどちらが正しいのでしょうか?

どちらも正しいのですが、少々意味が違って来ます。
陰暦の秋とは、(陰暦の)7月、8月、9月を言います。
7月を初秋、8月を仲秋、9月を晩秋といいます。

つまり、仲秋の月、名月とは、陰暦8月の月を言い、
その中の真ん中15日の十五夜を「中秋の名月」と云います。

ですから、今夜の十五夜は、「中秋の名月」と書き、
その他の8月の月は、「仲秋の名月」となります。
たまたま今年は、十五夜と、満月が重なってホントの名月でしたが、
いつもは、十五夜の時には、少し満月にはなっていないで、1、2日遅れて満月となる。
その時には、文字通り「仲秋の名月」になりますね。





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