餃子の街・宇都宮  ある菓子店のひとり言・・・

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山菜哀し・・・

2012年05月09日 22時48分23秒 | 山菜、山野草
春が深まって山菜採りのシーズンになっても、全く採りに行けないでいる。
仕事が、忙しいからではない。

例の「放射性セシウム」っていうやつが、高い数値を出しているおかげで動けないのだ。



              

特に私は、「シラキ」(コシアブラ)が大好きなのだ。
あの独特の香り、てんぷらにしても、お浸しで食べてもクセのないシラキは、万人向きだ。

昨年もそうだったが、4月が割と寒く過ぎると、
山菜類が連休の時にはまだ小さくて連休後にも残っているのだ。
今年もおあつらえ向きの天候だったが、それもまったく関係なかった。

一昨年のシラキです
こんな姿を見ると、つい手を伸ばしたくなる


             

私たちの様な趣味で採っている人はいいけれど、
農家の直売所で売っている人たちは、死活問題だ

直売所では、検査も少なく信頼性に欠けるきらいがある。
毎年田舎の母にも、「フキノトウ」を出して!と依頼が来るが、
今年は一度も無いという。
おそらく、他の農産物や山菜類が売れないのだと思う。

当然売れなければ生産者は意欲が無くなる。
上から2枚目の切り抜き記事にある様に、意欲が無くなると
畑も山も以前の様に、草ぼうぼうになってしまう恐れがある。

都会の消費者も、新鮮な野菜や山菜を欲している。


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