チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

達観

2009年09月14日 18時51分16秒 | 日記

若いときお世話になった方が
シルバーケアマンションにおは入りになった
珍しく
「相談にのってほしい」
という電話を頂き横浜の郊外に赴く

いつもの癖で
初めてのところは必ず乗り物を間違える
予定通り
あっちこっち乗り換えてやっと現地に

車窓は家家家驚いたの何の
都心より大きなマンションが列を成している

ご主人がなくなってまだ1年がたったばかりというのに
息子夫婦に理不尽に生活環境を替えられている
東京のど真ん中で生まれ育ち
更に脚光を浴びた独身時代
そして豊かな結婚生活

個人資産を根こそぎ息子夫婦に持っていかれ
2DKに送り込まれる
団体生活がもっと不得意な方なのに

「きれいなマンションですけど皆さんと行動を共にするのは大変ですね」
「でもねーー」
やりたいことは全部やったから今この環境に居ても
息子達も今後の生活のために必死なのだな
とおもってすべてうけいれているのだとおっしゃる

それもこれも
全て自分自身が選んだ道を存分に生きたからーー

さらりと明るくーー

諦めではなく「達観」
物事の真の姿を見通している姿勢に
神々しいものを感じた

もともと美しく賢い方だったが
更に透明感が出て優しい
傘寿をとっくに過ぎても
情勢を広く見ることが出来る先輩がいることが
チャコちゃん先生の幸せ

こういう年の重ね方をしたい

ところで
ウオーキング4日め、エライ!
ところが普通のペタンコ靴を履いて1時間歩いているので
まめが出来針を焼いてつぶして水を出し
薬つけてやっと足袋を履いている

明日はわらじで歩こうかなあ
先ず続くかどうかもわかんなーーーい


コメント
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