チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

代々木

2009年09月28日 20時41分23秒 | 日記
昔代々木といえば共産党という隠し言葉であった
いつものように信号の導くままに歩くと
どういうわけか代々木の小道に入っていた

ウオーキングまだ続いている
すごいと自分でも感心しているがーー

そうそうその代々木の小道
戦前の家が朽ち果てそうになって建ち並び
その空間から新宿副都心の高層ビルが大きく見える
いまだ
モルタルのアパートもありびっくり

甲州街道や参宮橋通りの表どうりには
瀟洒なマンションが建ち並んでいるが
この小道の家々は
その華やかさから取り残されている

友人が始めて小説を書いたとき
代々木のアパートにひっそりと住む
薄幸な女との道ならぬ恋のことを書いていたが
そんなアパートが
この高層ビル群のソバにあるのかな?
と思いながら読んだのだが
あったんだ!

人の気配も無く
何云ってんのこの早朝5時台に
人がばらばら居るわけ無いって!

元気よく歩いているチャコちゃん先生を
暗い窓からひっそり見ている男も居た

此処は東京?
早足で甲州街道に出ようとすると
地下の店から酔っ払った若い異人さんたちが出てきた

なんとも不思議な町だわな
こういう裏町があるということ
知る必要があったのかな

信号さんは何のためにこの道をチャコちゃん先生に
知らせたのかな

ウオーキングも色々と忙しい
朝から疲れたワイ
コメント
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