昨日は赤穂普門寺の住職藤本住職がなくなって49日め
普門寺では心温まる法要が行われたこと、信者のお一人からお知らせいただいた
檀家を持たず寺に出入りなさる方たちの下で寺は経営されていた
朝5時の勤行には数十人がおあつまりで、みんなで掃除をし、住職の講話を聴く、毎朝だ
泊まると朝は必ず「比佐子さんも講話を」ということになり、お話させていただく
内容は「昨夜住職とこんな話をいたしましたよ」
住職との大きなテーマは「執着」ということ
人の一生はこの「執着」との付き合いがどのように変化し昇華されていくかにかかっているという感覚を二人は持っていたので、自分の執着が何にあるかを知って、それを認め中にいれて消し昇華させるという作業がいいねえ、と話し合う
片やれっきとした宗教家、比叡山で修業した天台宗の教えを持っていらっしゃる
こちらはただの一般人
誕生日が同じというだけで、心を開いて話し合う仲になっている、同じ世代の社会経験も二人を近づけた要素だ
でも一番の要素は「愛」だった
お互いに相手の生き方を尊重し、承認しあい、そこからお互いに学ぼうとする姿勢、まさしく「友とは淡く付き合い深く思いあう」という関係だった
そして
最後に話し合った内容は
泥の中にいても泥にまみれず
清き水の中にいても清きに酔わず
何事にも執着の心をもたず
足るを知るこころ
こうありたいね
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