チャ子ちゃん先生もいくつか電子図書を発売しているけど(関係した出版社から出ている)昨日聞いた話はそんなのはもはや電子図書とは言わないらしい。
「電子図書」は誰でも出版できるので今や大流行、ゴーストライターが手早く書いて出版しているのだが、それとも違う
「風水」の本をいきなり出すという友人がいる。5年ばかりいっしょに勉強していた仲間だ、一緒に鑑定もずいぶんやった
しかしここ20年ほど手を付けていないので、「監修をしてね」「いいわよ」となっていた
ところが
その人に電子図書を進めた男が、3時間で風水の本を作り上げたので、名前だけ貸してということになったという
「3時間?」
「そう全く風水を知らない人」
AIに書いてもらったのだという
「風水とは」と打つとばばばばばーと文章になる。実に見事な文章だ
それで知りたいことを聞いて一冊にまとめてしまったのだという。3時間で
その男は電子図書の出版で巨万の富を得ているのだそうだ
ネタはすべて無料、内容も考えなくてよい、今の時流に合うかどうかもAIが教えてくれる。その通りに作っていけば本が売れる。しかも一冊ごと買ってくれなくても、一ページでもめくれば、著者にチャリンと入る仕組みを考えたようだ
お金儲けにはもってこい、お金をどうやって稼ぐかをいろんな角度で研究をした人なのだろう、そうしていろんな本のいいとこどりしてこういう本を作ったら受けるというマーケッテイングもやってみた上だろう
すごい時代だ
紙媒体の出版社は青息吐息、書店も姿を消す時代、書物を読む人口はがた減り、難解な本は漫画に代わり、字を読んで咀嚼するという作業は無くなっていく。まさしく食べ物を噛んで咀嚼するよりサプリを飲むということと同じだ
もう人間でいる理由がなくなっていく、「智」を必要としないのだもの
何時の時代も「利」にさとい人が富を築いていく
でもねよーく時代を見ていくと、権力者や人のお蔭で富栄えた人たちはみんな滅んでいる。長い時代に生き残っているのは「民百姓」自分の手で何かを生産する人たちだけが、長い時代を永遠に生き続けている。それが歴史
本日20時から「チャコちゅうぶ」
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