チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの 261

2019年11月17日 20時26分03秒 | 日記
今日はちといそがしかったわい
早朝御殿人の三木さんからお電話をいただき、大嘗祭の諸々をお話くださるということでお泊りになっている八重洲のホテルに急ぐ

14・15日の大きなお役目を卒えられホッとしたのかつやつやしたお顔で若々しくゆったりとしていらっしゃる。お土産のお品を見せていただき、どんなことだったかを根掘り葉掘り聞く。取材記者というのは本当に色々と細部に渡る質問をするのだけど、嫌がらずお答えになる。そして二人して大声で笑う。チャコちゃん先生の質問がおかしいから。

2年にわたってのお役目本当にお疲れさまでしたと心から申し上げる。
取材した細かいことは今度出す本に詳しく書くつもり、それの許可もしてくださった
どうして大麻?何故に絹?と改めての質問にも明快に答えてくださる。ありがたい感謝。

もう徳島にお帰りになるというのでお送りして、せっかく八重洲にいるので大丸の呉服売り場に顔を出す
「和ギャラリー」という売り場の鈴木さんにご挨拶。彼女が京王デパートの売り場に立っていた頃月一回チャコちゃん先生の教室を開いてくださっていたので、その時の話と今の現状に話が及び、着物の将来を話し合う

更に八重洲にいるので日本橋の丸善まで
ここの3階ギャラリーで絞りの寺田さんの個展があり、今回は草木染で絞りをしたという。そしてトークショウにきものサロンの編集部にいる相澤慶子の登場と聞いている。昔の我がスタッフ。嫌がるかもしれないけど顔を出した。
待ち合わせも元スタッフの田中清子。彼女も本格的に草木染を始めているので喜んで参加。

雑誌の誌面上ではいい仕事をしていると感心していた
もともとキリッとした美しい人だけどきちんとメイクし、藍染の本郷さんの着物に、紫根染の袋帯を合わせ、さすが着物のコーデイネイトも決まってスッキリ。

最初に「私の先生の中谷比佐子がいるのでやりにくいのですがー」と笑いを取り、淡々と現場での情報と感想を語る。その姿に「昔の比佐子さんみたい」と田中がつぶやく

きちんと取材をし、しっかり作り手と向き合っている。着物の本道を歩いている姿に胸いっぱいで感動をする

最後にも「草木染を世に広めたのは中谷です」なんて言ってくれて褒め言葉のシャワーを頂いた

あとに続く人をきちんと育てることができたとチャコちゃん先生自画自賛
田中も「いい編集者になっていますね見事だわ」と相澤を褒めていた

終わりは古事記のレクチャーをして今日は執筆作業全くできず休むことにする

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