チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの 503

2022年10月04日 12時07分56秒 | 日記
面白い現象を味わっている
「シルク時空を超えて」監督・撮影 熊谷友幸
           音楽・小林洋平
           制作・KOA
           上映主催。㈱秋櫻舎
           場所 日比谷図書文化館
           日時・10月25日(火曜日)14時開演
           会費・前売2500円 当日300
           申し込み 秋櫻舎 03-5350-4261
                                                         info@kosmos-chak.com

江戸から明治にかけて日本の生糸が如何に世界を駆逐していたか、日本人が生産する生糸の質の良さ、それを全世界がどれだけの羨望で輸入をしていたか、
その生糸に精魂込めて糸づくりをした、製糸工場勤務の工女さんたちの努力
国は、その生糸でどれだけ潤ったか、日本の近代国家はあの小さな蚕と10代の少女たちの手で成し遂げられたといっても過言ではない
もし日本に「生糸」がなければ
日本はあのように短時間で近代国家になりえない

それは日本人の教育であり
日本人の技術であり
日本人の誠実さである

この映画は熊谷監督が5年の歳月をかけて作り上げた
それを支えたのおは長野の伊那に工場を持つ「KOA] 先祖が養蚕製糸をしていたので、恩返しという

実は30代の若手がチラシなどを作ってくれた
そのチラシにQRコードをつけて、そこから申し込みも、支払いも出来るようにしてくれた。なるほどこれなら整理もしやすい

所がほとんど活用されない
「チケットはどうしたら頂けるのですか?」
「申し込み方が分かりません」
「当日お支払いではいけませんか?」
それが現実なのだろう
世間が思っているように、インターネットを駆使できる大人は少ないようだ

さらに驚いたのは
絹の製品を着物とか取り扱っている方にご協力をお願いしても、全くの梨の礫
これも現実

私達は先祖の偉業を忘れてはいけない
この映画は先祖に感謝する映画でもある

皆様ぜひ見てください

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