チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物は表現者

2015年12月15日 13時09分15秒 | 日記
長いこと着物を着ていて
着物ほど自由な発想をよろこぶものはないと思う。着物がーー
自由な発想を尊んだのはど時代までだと思う
明治維新いらい日本人の完成は縮こまってしまったとチャコちゃん先生は思う

男が幅を利かすようになった官僚システムは
西欧ののやり方だ
狩りをし海賊をして国力を上げた成り上がり国家と
農業で自然と共存共栄しながら文化を作り上げた国とは
根本的に考えが違う

それが着物の色や柄に現れている
いま
着物を洋服感覚できましょうというのが主流になっているが
なんと馬鹿げたこと
自らの民度をさげてどうするの

着物に求められるのは品位
着物を着る人は気品があることが必須
気品があればどんなに爆発的な破壊でも
そこに美が生じてくる

江戸時代はそれができる人々が大勢いたように思う
ちまちまと
変革をしてもそれは中途半端で醜い
まして西洋文化を模倣しながら着物を着ることくらいみっともないものはない

西洋を家来にするくらいの自由さが
本来の着物の文様で有り色であり着方だと思う

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 蚕の受難 | トップ | 大人メイク? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事