チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

赤ちゃんの言葉

2021年10月21日 10時26分13秒 | 日記
わ―ワーワーと口を大きくあけて笑い、手足をばたつかせ、目をそらさないで、時々声を出す。始終笑っている
「嬉しいの?」
と聞くとなお足をばたつかせてえ話す
「そうなの?」
と問うと嬉しそうに上半身をそらして喜ぶ

彼はいろんなことをチャ子ちゃん先生に告げているのだが、残念ながら理解不能。それでも相槌を打っていると、おしゃべりはとどめなく続く

5か月の赤ちゃんとの対話
やっと会えることが出来て嬉しくて抱かせてもらった。首も座り素人が抱っこしても危険がない

今から4年前も、友人のお孫さんを抱いた時、同じように小さな彼に話しかけられ。ついに二時間おしゃべりしたことが在った
そのときはこちらから質問すると、ノーとイエスを体で表してくれる
イエスの時は手足を動かして喜ぶし、ノーの時はなんと首を振った。この度は表での対面だったのでくわしい質問はできなかったけど、それでもいろんな話が出来た

赤ちゃんは何でも知っている!
というのは本当だと思う。この地球を助けに来たの?手足バタバタで肯定をしてくれた。早く大きくなるといいね!というとジーっと目を見てうなづく。その眼の美しさに見とれてしまう

私達が失ったものをすべて持っている。その状態を維持してあげるのも大人の役目。古い日本人がだれの子供でも「わが子」のように見守っていた姿を思い出す

途角で蝙蝠傘や鍋の修理のおじさんがいて、そういう手仕事を真剣に見つめる子供たちに、おじさんは「傘はお口がきけないからどこが悪いのかをしっかり聞いてあげるんだよ」と言いながら丹念に修理をしていく、その手さばきと優しさに子供たちはかがみこんで見入る

「学校帰りだね、まずはお家に帰ってからまたおいで」
と私達は優しく追い払われる。このような大人に見守られていた子どもは幸せ

それにしても赤ちゃんを抱っこする器具?丈夫だけが取り柄、熱いよな。絹の兵児帯でおんぶしてほしい(古いか)


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