昨日は久しぶりにお茶室に
本格的なお茶室は落ちつく「炉開き」は部屋中が炉に向かって集中し、そこからまたエネルギーが部屋中に拡散する感じがする
濃茶の季節なのだが最も苦手
姉のお供でよくお茶会に連れていかれていたが、濃茶の関になると尻込みするので「飲んだふりして回しなしなさい」それでも席に出なさいと言われる
振りをしていいんだとおかしくなってしまうが、姉の茶道への姿勢は「ただひたすら楽しく」ということだったように思う
こちらの茶室には姉が残してくれた私のところにあった茶道具を使っていただいているので、何か懐かしく姉を思う時間となる
茶道については劣等生で耳学問になっていて、作法も身に付いていない。でも着物を端正に着る、着物を着て動く、目上の方への接触の仕方などなど人間としてのかかわり方の基本を学ぶ場所でもあると思う
着物を品よく格調高く着るなら茶道を教わるといい、といつも思っている
姉は長くいたお弟子さんに
「ヒサちゃんが真剣にお茶のお稽古をしてくれるとあの子はいい茶人になれると思う」
とつぶやいた時があったと姉の法事の席で聞いた
そういう下心もあって私をお家元の茶席に連れて行っていたのかといまに思うがーーーうーーん
あっ
結構なお点前でした。と思い出から現実へ
立冬という筋目に決心をした
来年から「比佐子つれづれ」の再開をするということ、其れと「いまさら聞けにあ着物の悩み」という相談日も作る
残された年数が少ないので、先輩たちに教わったことの、取材して感じたことなど、伝え続けて自分の人生を閉じたい。立冬日に固く思った
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