近くのシテ―ホテルが改築されてからこちら、コロナで客足が途絶えたかと言えばさにあらず、どこからともなく人がわき出でて毎日満員御礼。しかも若き男と女たち。おじさんたちは隣にある中華料理のお弁当500円を買っている(結構おいしそうだ)
元々は修学旅行や体育クラブの学生たちを相手の旅館風ホテルであった。食堂も1000円で煮物やサラダ、お味噌汁、ごはん食べ放題、コーヒー飲み放題、デザート付きという感じで、チャ子ちゃん先生のところでセミナーを受けた人たちのお昼ごはんの場だった。テーブルやいすも会社の食堂のようなしつらえで、庶民的。結構使わせてもらった
ところがある日から改装休業となり、出来上がってびっくり。建物の形は変わらず、間仕切りも変わらないのにすべてがおしゃれなホテルに様変わり。よく使わせていただいていた会議室は、天井を取っ払い、コンクリートの柱を丸出し、イタリアンレストラン。小さい会議室をオープン厨房にして明るい雰囲気
一階の蕎麦屋はパン屋に、食堂という感じの食事処は照明を暗くして高級レストランに様変わり、フランス料理風で大皿に盛りつけられた料理を勝手に取りに行く、厨房もオープン。前庭にもテーブルと椅子を出し、植木に囲まれたテラスを作り、外からはいる入り口を閉じた
デザイナーのセンスに驚嘆、さらなる驚きはつまり「イケメン」ばかりの接待役。清潔な黒人、きびきびしたアメリカ人、見るからに明るいイタリア人と国際色豊かな男たちが、まるで黒子の様に敏速に動き回っている
お昼は50分の滞留が定められている。ぺちゃぺちゃおしゃべりしながらランチを楽しもうという人達には向かない。それだけ人が集まるというものだろう
それにしても、どこからこれだけの若い男女が集まってくるのだろうと不思議
午後は幼い子供を連れた若いママたちの憩いの場になっているようだ
居心地がいいのだろう。デザイナーのおもてなしの心が生きたホテルになった
満員御礼でやんわりと断られたチャ子ちゃん先生たちは、昔からの行きつけの手料理屋さんに行ってぺちゃくちゃ語り合ったランチ時間。こちらはコーヒー付きで1200円
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