日本人の根っこてなんだろう?
一言でいえば「自然との共存共栄」ではないかなと思っているチャ子ちゃん先生
「命の尊さ」
その考えでいただいた命をすべて使い切る 蚕の吐いた糸で作るきものは、仕立ての時一ミリも捨てない
ここが一番大事なとこ
大根一本きれいに使い切る、そのため江戸時代までは「生ゴミ」が少ない
「自然に対しての尊厳の念を持つ」
季節の過ごし方にそれがうかがえる春夏秋冬の四季折々の暮らし方、旬のものをいただいて体を元気にする
猛威を振るう台風にも(最近は人工台風が多いが)逆らわず、海が荒れれば海の循環が行き届いたといって祈る、山が荒れれば自らの浄化に感謝する、川が荒れれば土砂に混じった栄養が平地を潤すとおもう、危険なことにならないよう自然と協調しながら危険に備えての対策を練る
明らかに危ういところにはすまない、家を建てない
手折った花を惜しみその姿を絵画にしたり、着物の柄に映す、枯れ行く植物にも歌や俳句などでその命を惜しむ感性
西に暗い雲が出れば雨が降る
朝焼けは天気が崩れる
秋の夕焼け鎌を研げ
など自然が教えてくれることに忠実であった時代の人々がいる
「見えないものへの畏敬の思いを持つ」
これは信仰といっていい
「おてんとうさまが見てるよ」
この言葉がすべてで正しい道に入っていく
昨日聞いた話
新しい学習指導要領書に以上の三つが入っていたそうだ
「生命の尊重」
「自然に対する畏敬」
「神秘への感動」
それに「先祖に対する敬愛」が入れば、日本人の根っこが若い人たちにもきちんと生えていく
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