恐ろしいくらいにお金に窮している
コロナ騒動のあおりで会社経営が思わしくなく、一人会社にしたけど、資金繰りに借りた銀行や公庫の返済も一人でやらねばならぬ
友人たちは
「自己破産して楽になりなさい」
と自己破産をした場合の諸々を調べてアドバイスしてくれる
しかし昭和の戦前生まれのマインドは
「借りたものは返す」
という姿勢だから一人でグワンバルしかないと
そのおかげで智慧がついた
先ず食の智慧、野菜など全く捨てずとことん使う、何もかも自分で作る。梅干し、漬物、食べられるのの草など佃煮に、そしてこれって母たちがやっていたことだと気づく
衣はもちろん絹を中心に自然素材をすべてに使う。ぱっぱか人に差し上げていた派手になったきものは、見よう見まねでパジャマを作ったり、シーツや枕カバーにする。下着の古いのもタオル替わり、おかげで体中がつるつるしている。きものはどこまでも使えるのだと今さら驚く。家具調度品もその絹の裂で拭くとピカピカ、洗剤など使う必要がない
そして一つ何かができるようになると
「なんて私って頭がいいんだろう!」
と自分をほめるのだが、そのほとんどの智慧は母たちの世代の人が当たり前にやっていたことだ
時代はAIがすべてをこなすようになるらしい。人はますます知恵を働かせなくなるのだろう。そうしたら「人」として生きていることにはならない
ありがたいことに生まれてずーーとお金に困ったことがなかった。そして今そのお金の欠乏によってさらに人生の深い体験を教わっていいる
神様ってなかなか「乙」なことをする
人生に対して欲張りな人には、いろんな体験をする機会を与えるのだ、でも絶対につぶさない、常に大きな助けの手が伸びている
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます