チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

ザ・フナイ

2020年12月05日 09時58分20秒 | 日記

船井幸雄(今はご子息の勝仁さんが主幹)さんが作った月刊誌、「ザ・フナイ」のインタビューを受けた

チャ子ちゃん先生の新刊「きもの解体新書」を手に取っていただいたインタビュアーの新谷直慧さんが興味を持ってくださったのだ

今年の6月までチャこちゃん先生は結構長い定期読者でもあった

いつかこの雑誌に原稿を書きたいなあ、「着物から教わる日本の姿」という内容で書きたいなあなんて思ったこともある

この雑誌は月刊誌で、一般には知らされない、真実の報道や考え方が満載されていて世の中の動きを知るのに役立ち、また新しい考え方を知る驚きもあった

会社を小さくして、引っ越しをするというこちらの生活の変化により、定期購読は取りやめた、それと同時に、50年もお世話になっていた「風俗史学会」も退会。その他の団体からも引いて、とにかく身一つになって「書く」こと「話す」ことに専念しようと思った

残りの人生を軽やかに過ごす、寅さんのようにカバン一つで世の中を渡れたらどんなにいいだろうと思う

そういう思いがあり、何千冊という本も引きっとっていただいたり、什器その他も引き渡し、どんどん生活を狭めて行っている。この世を去るまでに身一つにしておきたい

体の中にある体験や経験を日本のために生かしたいと「きもの解体新書」をまず手始めに書いた

それに目を止めてくださったこと本当にうれしい

 

しかもさすが新谷さんはインタビュアーのプロだけあって話の引き出し方が上手、ついつい過去のいろんな事べらべらしゃべってしまった

あまり自分のことをしゃべないタイプの私なのだが、聞き出し上手にはかなわない

それもいろいろ質問して聞くのではなく、核心をついて一言質問する。美しい、これぞプロの聴き方、芸術的だな

「このページになります」

と言われたタイトルは「一歩先をゆくインタビュー」モノクロページだがなんと20ページもある

「きもの解体新書」はそれだけの内容があったのだと素直にうれしい

 

きものから学んだことの多さ深さ。これからもこの姿勢を壊さず生きて行きたい

次回の本は「足袋と湯文字」に絞るつもり、乞うご期待

 

そうそう発売は来年の2月1日


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