チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

表舞台に立つ東京

2011年08月04日 11時06分27秒 | 日記
今年に入って感じることがある
大雨も台風も大きな地震も放射能汚染も
東京を避けているようだ
あの6号台風に至っては
あからさまな態度をとって海に逃げた

不思議な力を持つYさんに
そのことを話したら
「東京が表舞台に立つ日が来ているので今は無傷に」
「表舞台というのは?」
「世界をリードするということ」
「どういうふうに?」
「みんなが協調の精神を持って平和な心で生活する」
「東京の人たちが?」
「いいえ日本人全体が、今は東京首都なのでそこからのはっしんになるの」

分かったようわからないような

「あの大地震で東京の人たちのとった行動、あの協調の精神」
「たしかに、東京の人があれほど協調を見せたことは無かったわ」
「あの様子を覚えておいて欲しい」

あの日実に礼儀正しく
しかもみんな笑顔で
更に助け合って
われ先ということが無く
秩序正しく
弱っている人を助け
開いているデパートは食堂をに誘導
ホテルはロビーを開放し宴会場を宿泊所に
サービス業は素材がなくなるまで食べ物を提供し
地震前に食事をしていた人は慌てて店を出ながらもお金をおく律儀さ

街道では「トイレどうぞ」「お茶をどうぞ」「お水どうぞ」
と張り紙が張られて道行く人を癒す
知らない人同士が協力し合い友人になる

あの日のことをみんな「楽しかった」と今では言う
家に着いたら東北の惨状に心が冷え
自分達の行動を思い起こすゆとりも無かった

「あのときの東京人をよく覚えておくといい」
あれが本当の日本人の姿だとYさんは力強く言う

とにかく
日本人であることに自信を持って生きることだ

いろんなことが明らかになった今
本当の日本人を生きることが大切で
そのとき東京はしっかりと世界に向けて
自立した顔を出さなければならないのだそうだ

「自立するためにはみんながどういう国にしたいかが必要でしょう?」
とYさん
「もう少し時間がかかるかもしれないけど」
あのときの協調と自立の精神を思い出せばいい

とのこと
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EM農家

2011年08月03日 12時59分04秒 | 日記
毎週水曜日は千葉からEMで野菜を育てている須藤さんが来る
「夏大根がやっと作れたよ」
「この茄子見て艶がいいでしょう?」
「トマトも味が濃厚だよ」

わが子の自慢をしているように鼻を膨らましている

今日はきゅうり、トマト、茄子、インゲン、茗荷、
そしてEMの野菜餌を食べている鶏が産んだ卵をもらう
そしてお約束のようにEM液が付いてくる

明後日は「ナイト・コスモス」の日なので
EMのスイカ、巨峰、桃もゲット
果物は須藤さんのEM仲間のもの

EMをはじめたときは近所の農家の人たちに
「新興宗教にでもこったか」
とはじかれていたが
出来た野菜を直接に都会に持ってきて売り
しかも客がダンダン増えてくるのをみて
近くの農家もEMを始める人が多くなったと日焼けした顔がほころぶ

今日は待ち構えたように話し始める須藤さん
どうしたのかといぶかると
比嘉照夫先生はチェルノヴイリにEMを広めたのだが
その地で内部被曝した子供を有志達が日本に招き
EM液を一ヶ月飲んでもらいその結果は
放射能が綺麗サッパリ消えていたのだと分かったそうだ

しかもチェルノヴイリに帰り汚染された野菜を食べても
その子はもう内部被曝と縁遠い体になっていたという

「その結果を持って早速政府に話したの?」
受け付けてくれないから個人で広めるしかなく
仲間達が福島に行って少しずつEMの輪を広げているのだという

飲むEMは200ミリリットル4500円
一ヶ月に3本を3ヶ月続けて飲めば
放射能に犯されないからだが手に入るという
個人が購入するのは高いかもしれないが国が各家庭に配ればいい

日本にはこのEMといい、大麻といい、絹といい
何も他の国の化学的援助を受けることなど全く必要ない
しかもこれらの優秀な「スター」によって廃棄物の処理も出来てしまえば
なんというすごい国であろうか

早速中間報告として
参議院議員の森ゆうこ先生にメールを送った
近々絹、麻、EMの資料データーを整理して森さんの事務所に届けるつもり
チャコちゃん先生に情報をくださいな
よろしく
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日本沈没

2011年08月02日 11時14分36秒 | 日記
小松左京先生の心配事が現実になってきた
海から内陸からそして一番力のある外の国から
日本の沈没を目的とした攻撃が続いている

日本は江戸時代の終わりごろから
ずっと外国に狙われていたのだ
其れなのに
独自の文化を開花させている国民の感性は凄い

日本を魅力的な国と思うのは
きっとこの文化遺産であろうか
しかしこの文化遺産も打ち捨てられていっている
 
韓国での政治家の強制送還
馬毛島の米軍基地の誘致
其れを勝手に決めてお金で解決しようとする政府
やめないやめない9月までは続行と嘯く首相
其の姿を手をこまねいて立ちんぼのまま観ている国会議員

もうすでに日本は明治維新から沈没の道を歩んでいる
その道をかろうじて日本文化がささえていた
戦後の教育で日本文化のよさも知らない人たちが急増している
韓国や中国が突きつける日本の恥部をそのまま鵜呑みにする人が多い
それで「すみません」と小さくなる政治家

本当のことを今こそ声を上げて語るのが
政治家であり文化人と名の付く人たちとマスコミ

しかしそのような人は少ないので
自ら勉強をしなければならない
時間がかかるが一人ひとりが本当の日本の姿を知ることが
日本を沈没させない早道なのではないかと思う

今後どういう生き方をしたら良いのか
チャコちゃん先生は悩む

そして思うのは
「日本をもっと知ろう」
「日本の真実を知ろう」

チャコちゃん先生思うに

真実は常に単純であると思う

コレはきものの着付け方やきものの染め織などの技術から学んだ

きものを着るのに余分なもの要らない
経糸と横糸このバランスが取れれば美しい織物だ
コレは縦の政治緯の民
その調和が取れれば美しい国が出来上がる

経糸があるのによそからたくさんの経糸を織り込もうとしても
それは織物にはならない
横糸が決まっているのにその糸を抜いたりとんでもなく太くすれば
それも織物にはならない

ひたすら美しい織物を織り上げることに集中することが
強い国を作ることだと思う

それには今自分が手を染めている仕事を黙々と仕上げることだ
自分の立ち位置が定まれば
沈没する船を安全な場所に誘導することも出来る

一人ひとりの力でーー
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逢えない

2011年08月01日 16時53分56秒 | 日記
養蚕農家の土間に飛べない蛾が白い羽根をハラハラ震わせて
土間をくるくる回っていた
その二階にはフローリングの上に
これまた飛べない蛾が
無精卵をパラパラ産み落としながら
とぼとぼ歩き回って居た

がらんとした養蚕所に上下に分かれた
二羽の蛾が相手の存在も知らず
自分の命の耐えるのを待っていた

この二羽がもう少し早くあっていたら
自分達の子孫を増やす作業が出来たはずだ

多分繭の出荷の折
1階の土間に1個繭がころりと転がり
2階の板の間にコレも1個繭が転がった

そしてそれぞれの繭から孵化した蛾が
飛び立つことも出来ないから
本能のお相手探しも相手が居ず
上と下に分れたまま逢うこともなく
ただただ時が来るのをひたすら待つているのだ

1階の蛾はオス
2階はメス

この二羽が出合って交尾をすれば
確実に500個の卵が産まれる
その500個はまた次なる卵を生める状態であれば
更に子孫は増えていく

寂しく卵を産むという行為だけを全うして消えていくのと
500頭の蚕が誕生するのでは大いなる違いがある

蚕の蛾を飛べなくしたのは誰
真っ白の美しい二羽の蛾が
なすすべもなく羽を動かしている姿を見て
暫く言葉を失った

そして東京に戻ったいまも
あの白い羽根を震わす様子が目に浮かぶ

誰も手を貸せないことがこの世にある

1人では何事も成就させることが出来ない

目的に向かって動くことが出来るのを幸せに思う
打ち捨てられた二羽の蛾
彼ら自身は何も作り上げるとは出来なかったが
チャコちゃん先生はしっかりあなた方からのメッセージを受け取った

「誰も1人では生きていけない」
協力し合う生き方が尊いーーーと


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