生きとし生きるもの

この世で生きているもの全て、遺伝子によって存在している。このことを改めてふと考えてみた。かって何も知らなかった時、そう・・!? 存在さえも知らなかったことに、大腸に生育する大腸菌がある。この世に誕生した瞬間に、母親から受け継いだ大腸菌。それは６０兆個で構成さているという、人細胞数より多い１００兆匹だという。この大腸菌が白血球とともに貴重な自己免疫の原資であることです。大腸菌の活動する腸内環境の善玉菌と悪玉菌それと日和見菌との構成比バランスが変動すると体調に良否の変化が現れる。その他、人体を形成しているものの、一つ一つは非常に超極小でもそれらが寄り集まっているとアリや他の虫に比べ何十倍もの大きさを有しているように見えます。そのことが錯覚を生み、農薬などの被害が及ばないと考えがちです。かって何十年も前に、農場経営に農薬を小型飛行機で空中散布している映像に唯々感心していた記憶があります。人間には解毒作用と排せつ能力が備わっています。体に悪い物で致命傷的になり得る物は、体内からあらゆる手段で吹き出てきます。例えば長年、よかれと処方された薬を常用して症状が押さえ込まれているような場合、副作用を引き起こす物質が体内で蓄積されていることが考えられます。その様な状態に栄養バランスの欠如に気が付き、偏りを是正しようとサプリメントなどを食したときに起きる現象に下痢症状があります。食あたりで急性下痢が起っても、毒性がよほど強くなければ出すものが出尽くすと完治します。これを胃腸薬などで押さえ込むと、悪循環に陥るわけです。国は許容範囲を指定し、毎日この程度なら大丈夫ですとの上で食品に使用が認可されている物が多数あります。だが、対処できる健康人には問題がなくても、内臓に多少でも不安を抱えた時には悪循環に陥るでしょう。日頃から解毒作用を担っている肝臓などの正常化に心掛けたいものです。