義母が85歳を迎えました。
義父が84歳、実家の父が83歳で亡くなったので、85歳というのは
私にとっては未知の領域。
男性と比べると、どの年代でも女性というものは元気ですね~(苦笑)
ただ振り返って思うのは、義父も父も認知症の症状はあったけれど、
頭はしっかりしてたなあ、ということ。
義父は血管性の、父は頭に水が溜まって、ということで
アルツハイマー型ではなかったせいかもしれません。
父はよく「頭がはっきりしない、もやがかかったようだ」と訴えていました。
あの几帳面でしっかりした父が、症状を自覚するのはつらかっただろうな、
と思います。
義母と実家の母はアルツハイマー型のようなので、
二人とも今しがたの記憶が抜け落ちる、という点では同じ。
自分自身に不安を感じることもあるけれど(だから攻撃的になったり、
精神的に不安定になる)、それすら次の瞬間には忘れてる・・・
これまでひとりが淋しいと訴えてた母は、6月から姉夫婦と同居を始めました。
ところが、環境がかわったせいか攻撃的になり、だんだん
私たちの手に負えなくなってきました。
デイを週2回に増やしたり、アリセプトをやめたり、漢方の抑肝散を
試してみたりしたのですが。
そんなこんなで、この数ヶ月私もブログを書く気にもなれず・・・
このままでは一緒に暮らす姉夫婦がまいってしまうので、
お盆明けに病院を変えることにしました。
実家の近くの心療内科から、うちの近所にある総合病院の精神科へ。
去年まで義母がお世話になっていたところです。
認知症を抑えるというより、なんとか精神的に落ち着いて欲しい
ということでお薬を処方してもらってるわけですが、
そのため認知症のほうはだんだん悪化するばかり。
混乱すると、一時的とはいえ娘がわからなかったり、
誰と一緒に住んでるかも理解できなかったり。
母のことではイライラし、腹立たしいこともたくさんあったけれど、
そんな母を見るのはやはりつらい。
アルツハイマーだといずれ私たちのこともわからなくなってしまう、
というこの病気の残酷さが、現実味を帯びて迫ってきます。
本当に、なんでこんな病気になってしまうのでしょうね。
長年アリセプトを飲んでいる義母も、しっかりしているようで
最近は記憶の欠如が一段とひどくなっています。
もうすぐ姪の結婚式。
義母にしたら、初めて孫の結婚式に出席するわけですが、
何度説明しても「誰の結婚式?」「誰が行く?」
「そんなこと今初めて聞いた」という調子。
先日も「私は行かない」と言い出して慌てたし、しばらく気が抜けません
今年の夏は、いまだに続くこの暑さと、年老いた親たちに振り回されて
過ぎていこうとしています。
記録のつもりで書き留めておこうと思ってたのに、なかなか冷静なれず
結局今になってしまいましたが。
ほとんど回復の見込めないこの病気。
私自身、体力も気力も落ちていくことを思うと
来年はどんな夏になっているのだろうと、今から不安だわ~
でもこの夏、暑さで引きこもっていたおかげで、何年かぶりに
『指輪物語』を読み返しています。
以前映画を観て以来、もう一度原作を読み直したいと思いながら
なかなかできなかったのに、BSで「ロード・オブ・ザ・リング」が
放映されたのをきっかけに、久しぶりに本を手にとってみたら
これがさくさく読めるんですよ。
原作も映画も、ほんとうに素晴らしい作品だとあらためて思います
こんな現実逃避も、いいかも
義父が84歳、実家の父が83歳で亡くなったので、85歳というのは
私にとっては未知の領域。
男性と比べると、どの年代でも女性というものは元気ですね~(苦笑)
ただ振り返って思うのは、義父も父も認知症の症状はあったけれど、
頭はしっかりしてたなあ、ということ。
義父は血管性の、父は頭に水が溜まって、ということで
アルツハイマー型ではなかったせいかもしれません。
父はよく「頭がはっきりしない、もやがかかったようだ」と訴えていました。
あの几帳面でしっかりした父が、症状を自覚するのはつらかっただろうな、
と思います。
義母と実家の母はアルツハイマー型のようなので、
二人とも今しがたの記憶が抜け落ちる、という点では同じ。
自分自身に不安を感じることもあるけれど(だから攻撃的になったり、
精神的に不安定になる)、それすら次の瞬間には忘れてる・・・
これまでひとりが淋しいと訴えてた母は、6月から姉夫婦と同居を始めました。
ところが、環境がかわったせいか攻撃的になり、だんだん
私たちの手に負えなくなってきました。
デイを週2回に増やしたり、アリセプトをやめたり、漢方の抑肝散を
試してみたりしたのですが。
そんなこんなで、この数ヶ月私もブログを書く気にもなれず・・・
このままでは一緒に暮らす姉夫婦がまいってしまうので、
お盆明けに病院を変えることにしました。
実家の近くの心療内科から、うちの近所にある総合病院の精神科へ。
去年まで義母がお世話になっていたところです。
認知症を抑えるというより、なんとか精神的に落ち着いて欲しい
ということでお薬を処方してもらってるわけですが、
そのため認知症のほうはだんだん悪化するばかり。
混乱すると、一時的とはいえ娘がわからなかったり、
誰と一緒に住んでるかも理解できなかったり。
母のことではイライラし、腹立たしいこともたくさんあったけれど、
そんな母を見るのはやはりつらい。
アルツハイマーだといずれ私たちのこともわからなくなってしまう、
というこの病気の残酷さが、現実味を帯びて迫ってきます。
本当に、なんでこんな病気になってしまうのでしょうね。
長年アリセプトを飲んでいる義母も、しっかりしているようで
最近は記憶の欠如が一段とひどくなっています。
もうすぐ姪の結婚式。
義母にしたら、初めて孫の結婚式に出席するわけですが、
何度説明しても「誰の結婚式?」「誰が行く?」
「そんなこと今初めて聞いた」という調子。
先日も「私は行かない」と言い出して慌てたし、しばらく気が抜けません
今年の夏は、いまだに続くこの暑さと、年老いた親たちに振り回されて
過ぎていこうとしています。
記録のつもりで書き留めておこうと思ってたのに、なかなか冷静なれず
結局今になってしまいましたが。
ほとんど回復の見込めないこの病気。
私自身、体力も気力も落ちていくことを思うと
来年はどんな夏になっているのだろうと、今から不安だわ~
でもこの夏、暑さで引きこもっていたおかげで、何年かぶりに
『指輪物語』を読み返しています。
以前映画を観て以来、もう一度原作を読み直したいと思いながら
なかなかできなかったのに、BSで「ロード・オブ・ザ・リング」が
放映されたのをきっかけに、久しぶりに本を手にとってみたら
これがさくさく読めるんですよ。
原作も映画も、ほんとうに素晴らしい作品だとあらためて思います
こんな現実逃避も、いいかも