前回の記事で、“目の前の問題に一生懸命で他のことを考えたり悩む余裕がなく、結局放っておいた諸問題”
と書きましたが、そのひとつに自分の体調のことがあります。
義母がいる間は、多少しんどくでも、痛くても、病院へ行く余裕がありませんでした。
義母がデイやショートへ行ってる間は、私にとって限られた貴重な時間。
余程のことがない限り、それを病院の待ち時間に使う気にはなれなかったのです。
でも、今はその"余裕”もでき、さすがにこのまま放っておいてはヤバいと行ってきたのが整形外科。
もともと腰痛持ちなのですが、この半年間はこれまでとはと違ってこわばりと鈍痛がずっと
続いていたので気になっていたのです。
おまけに身体をちょっと動かしただけで、腰のあたりからコキコキ音が・・・
骨に異常があるのかも、と気にしつつ、それでも毎日のウォーキングやストレッチに支障がないので
筋力をつければ何とかなるだろうと思っていたのですが・・・
先月のこと。
大学時代のサークルのOB会で久しぶりに京都へ行ってきました。
出町柳で長女と待ち合わせ、ふたばで買ったばかりの柔らか~い豆餅を鴨川の土手で食べ、
(あいかわらずの行列で30分ほど並びました)
イスラエル料理のお店でランチを食べ、
(ひよこ豆をつぶして揚げたイスラエルの伝統料理ファラフェルをピタパンにはさんだものです)
待ち合わせの時間まで雑貨屋さんをぶらぶら・・・するつもり・・・だったのに・・・
だんだん腰が重ーくなってきたんですね
歩けなくはないけれど、無理してひどくなっても困るので、結局下鴨神社で時間をつぶし
長女と別れました。
その後は痛みもひどくなく、久しぶりに再会した友人たちと旧三井家別邸を見学し、
(去年の秋から一般公開されました。写真は京都新聞より)
その後の宴会でも飲んでおしゃべりして、懐かしく楽しい時間を過ごせました。
ここ数年は参加できていなかったにも関わらず、会うと学生時代に戻れてしまう。
みんな、外見はいいおじさん、おばさんになっているのに、おしゃべりしだすといつのまにか
数十年前の姿に見えてくるのは不思議だなあ・・・
私は日帰り参加なので、残念ながら一次会でみんなと別れました。
で、帰りの電車の中で思ったのです。
この先、このまま腰痛が続いては、この先どこへも出かけられなくなる!
せっかくこれからは自由にあちこち行けるようになったというのに。
とりあえずこの腰痛の原因を知らねばとやっと重い腰をあげ、翌日整形外科へ行くことにしたのでした。
で、4時間待ってやっと診察してもらった結果、出された診断は腰椎すべり症。
名前でわかる通り、骨がずれているのだそうです
コルセットや痛み止めを処方され、できるだけリハビリに通うようにとのこと
腰椎すべり症を調べてみると、女性に多く、閉経の頃にかけて発症することが多いそうです。
ということは原因は加齢・・・?
確かに、ここ数年体力と筋力の衰えは感じていました。
なので体幹を鍛えるべく見様見真似で毎晩ストレッチはしていたのですが、自己流なので
どの程度効いていたのやら。
このままではいかん!
本格的に何とかせにゃ。
実は診断を受ける前に、目をつけてた公民館の講座があってすでに申し込みをしてたんです。
これまでおもしろそうな講座があっても、時間的余裕がなくてあきらめていました。
でも、今なら行けるやん!
と、迷って選んだのがボディコンディショニングエクササイズという講座です。
行く気満々で、すでにヨガマットとシューズとウェアを準備。
(ズンバをやってる上の姉からも、ちゃっかり半袖のウェアとジャージをもらいました
)
一応先生にもそのことを伝えましたが、ちゃんとした指導のもとでならと渋い顔。
なので講座が始まるまでに少しでも腰痛を軽くしようとリハビリにも通い、毎晩腰痛に効くという体操をして準備万端。
そして先日、待ちに待ったその第一回目のレッスンがありました。
若い人ばかりだったらどうしようと不安でしたが、似たような年代の人が多くてひと安心(笑)
先生もベテランで、ひとつひとつの動きについてどこの筋肉を鍛えてると説明しながらやってくださるので
とてもわかりやすい。
内容も講座の名前の通り、身体の歪みをとるようなストレッチにしなやかな筋肉がつくトレーニング、
それに無理のない有酸素運動で、これなら腰痛持ちでも続けられそう
毎日のウォーキングも歩き方を見直し、すべり症にいいというストレッチとインナーマッスルを鍛える体操を
しているせいか、今のところ腰の痛みも軽減し順調です。
60代がそろそろ視野に入ってきた私の、今年の目標のひとつが「体力と筋力をつける」こと。
来年の今頃は、くびれのあるしなやかボディになっているといいなあ・・・
いやいや贅沢は申しません。
少しでも腰痛がよくなっていますように。