ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1

2010-11-30 | 観ること。



今回の京都行き、予定を立ててからはたと気がついたのです。
「ハリー・ポッターと死の秘宝」が封切りやん!!

地元の映画館では上映しそうにないので、長女と相談し、
月曜日に一緒に映画を観てから帰ることに決定。
今回は劇場で観るのは無理だろうとあきらめていましたが、
京都行きと重なってラッキーでした


さて、映画ですが・・・
PART1とあって、やはり暗くしんどいシーンが多かったです。


以下、多少のネタバレがあるのでご注意ください!



      + + +    + + +    + + +



まず見ものなのは、7人のハリーでしょうね~(笑)
これから大変なことが始まるというのに、なんか笑ってしまいます。

ただ、その前に原作で書かれていたダーズリー一家との別れのシーンが
映画ではあまり描かれていなくて少しがっかりしました。
ダドリーとの最後の会話、けっこう好きだったんだけど。
まあ、あの長い原作を限られた時間にまとめるためには、
これくらいカットされてもしかたがないことなのでしょうね。


最近テレビでもハリー・ポッターの映画をやっていましたが、
あのかわいい頃に比べてかなり大人な3人になっています。
へ~と思うようなシーンもあったりして。

大人になっただけでなく、いろんな意味でこれまでの
ハリポタ映画と違ってきています。
ホグワーツも出てきません。
クィディッチの試合もありません。
3人は分霊箱を探すという前途多難な旅に出るわけですが、
それを象徴するように暗く荒涼とした風景がたくさん出てきます。
そして、これまで以上に3人のそれぞれの思いが描かれています。

原作を読んでいるときはあまり気にしなかったけど、
映画を観ていると、ハーマイオニーって微妙な立場にいるんだなあ、
と同情してしまいました。
ロンが出てしまったあとも、ハリーと旅を続けるハーマイオニー。
そんな彼女を気づかって、ハリーがダンスを誘うシーンがあります。
これまでどちらかというとハーマイオニーに頼ってきたハリーでしたが、
彼も成長したんだなあ(笑)と微笑ましく思いました。


ハリポタの映画で何がうれしいって、原作で読んだ通りのイメージを
ほとんど裏切ることなく映像で観ることができる、という点だと思います。
今回おもしろいなあと思ったのは『吟遊詩人ビードルの物語』の
「三人兄弟の物語」が語られるシーンでした。
その物語が映画の中では美しい影絵で描かれていたのです。
その影絵がとても雰囲気があって効果的。
原作では出せない、映画ならではの表現でした。


そして、原作でもこのPART1の中でも一番つらかったシーンというと・・・
それは、やはりドビーの最期。
わかってはいても、泣けてきます。
原作で読んだ時は、まさかここでドビーが、と意外だっただけに
ダンブルドアのときよりもショックでしたから。


来年上映されるPART2は見所満載で待ち遠しいものの、
これまたつらく悲しいシーンがあるので複雑な気分です。
でも、ここまできたらきっちり最後まで見届けないとね。

そうそう、ちらっと映った若き日のグリンデルバルト、
なかなかイケメンでした。
ダンブルドアとグリンデルバルトのツーショット、
観てみたいですねえ


 
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京都 祇園でランチ&高台寺紅葉

2010-11-29 | 日々のこと。
二日目、今日も京都はいい天気。
今日は、高校時代の友達6人と集まる予定です。

長女は打ち上げのあと、学祭へ行くらしいので
長女に会えないままアパートを出ました。
少し早めに河原町に着き、そのまま四条通りを八坂神社へ。





八坂神社も久しぶり。
七五三でおめかしした子ども達をたくさん見かけました。

円山公園のほうへ出てずっと行くと、こんなところで
坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像を見つけました!
龍馬伝のこの二人とも、お別れですね~





京都にいたころは八坂神社から北に向かって平安神宮~美術館へ、
あるいは南に向かって清水寺へ、とよく歩いたものです。
懐かしいなあ・・・


そろそろ時間になったので待ち合わせ場所へ。
今日は祇園 迦陵さんでランチです。
お店は花見小路を下がり甲部歌舞練場の真ん前なのですが、
花見小路は観光客でいっぱい!
その横を車もひっきりなしに通ります。
危なくってのんびり写真も撮れません。

実はこれまで花見小路を歩いたことは、ほとんどありませんでした。
このあたりは古くからのお茶屋さんがあって、私なんかには
敷居が高い、というイメージをずっと持ち続けていたのです。
今は「一見さんお断り」という時代でもなくなってきたのでしょうね。


迦陵さんでは個室で、友達6人とゆっくりおしゃべりしながら
美味しくいただきました。
器も素敵で、見た目もきれい。
ランチは8品出てきます。

↓照明が暗くてあまりうまく撮れていませんが・・・


青磁の器に鮟肝煮



これは何だったかな・・・



黒い焼きしめのお皿にアイスクリームとチョコレートのムース

おくどさんで炊かれたご飯も、おこげがあって美味しかった~
お替りしてお腹いっぱい。



食事のあとは少し歩いて紅葉が見ごろの高台寺へ。
この時期の京都、東山界隈は人・人・人です。
それは覚悟の上でしたが、やっぱりすごかった~

でも、紅葉の見ごたえは充分。






池の水面に紅葉が映ってきれいです。





東山の斜面に、ちょうど西に沈む前の太陽の光があたって
紅葉がとてもきれいに見えます。
この時期になると、京都に観光客がたくさん訪れるのも頷けますね。
古くから人々に愛されてきたように、やはり格別の美しさです。
この風景を独り占めできた昔の人々の、なんと贅沢なこと。

今日は私も少しだけ贅沢な気分に浸らせてもらって、友達と別れました。
さすがにお疲れ~


この夜、10時過ぎにバイトから帰ってきた長女とやっと再会(笑)
明日は長女と計画その3。
「あの」映画を観に行きます!



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京都 手づくりノートと定演

2010-11-25 | 日々のこと。
週末に、紅葉真っ盛りの京都へ行って来ました

今回の京都行きは、長女の定演の日程にあわせ早くから
計画をたて、めいっぱい遊んでまいりました。


まずは計画その1。
姉と、父の誕生日のプレゼントを買いに行くこと。
何にするか悩んだのですが、姉の提案でオリジナルのノートを
作ることにしたのです。
そのノートを作ってくださるお店がlleno<リエノ>さん。





HPを見ていただくとわかりますが、手づくりのオリジナルノートが
たくさん並んでいます。
実際手にとってみると、その1冊1冊がとっても素敵

父のプレゼントには名前入りのアルファベットノートを
作ってもらうことにしました。
表紙の色や材質、アルファベットの柄、見返しの色・・・などなど、
ひとつずつ決めていくのです。
あれこれ迷いながらも、なんとも楽しいひととき。
思わず姉と「自分のも欲し~い!!」

自分の分はあとにして(ネットでも買えます)、
今夜泊めてもらう長女のおみやげにと、月とウサギを
シックに描いたノートを購入。
「月」が大好きな長女にはこれしかない!と思って選びました。

そのあと美味しい紅茶とクッキーまでいただいて、
とても贅沢なひとときを過ごさせてもらいました。
完成して、父のもとへ届けられるのが楽しみです。

姉とたくさんおしゃべりをして別れたあとは、長女のアパートへ。
定演の会場は京都コンサートホール。
長女のアパートからはすぐです。


早いもので長女も3回生。
サークルでは中心となる学年で、練習だけでも大変なのに
いろんな雑務もこなしながら忙しい日々を送っています。
去年は定演と次女の推薦入試と重なったため、
聴きに行くことができませんでした。
今年はじっくりとその成果を聴いてやらねば。

そして約2時間、マンドリンの軽やかな音色を堪能させてもらいました。
マンドリンの演奏会といっても、ギターやコントラバス、
曲によってはパーカッションやフルートなども加わり、
曲調も変化に富んでいました。

一昨年聴きに来た時は後ろの方で必死で弾いていた長女も、
今では堂々と楽しみながら弾いているように思いました。
この定演が最後となる4回生は、ラスト近くになると
うるうるされているのが遠目でもわかります。
アンコールの曲になると、こちらも思わずもらい泣き。

大学の4年間打ち込むものがあって、しかもそれを
一緒にがんばれる仲間がいて。
それって、本当に素敵なことですよね。
一生の宝物だと思います。
若いっていいなあ・・・


そんな若さからすっかり遠ざかってしまった私も、
今夜は久しぶりの手抜き独身生活1日目(笑)
長女は定演のあと打ち上げがあるので、私はコンビニで
夕飯とビールを買って帰りました。

明日は計画その2。
高校時代の友達と祇園でランチです
楽しみ~

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こっぺがに

2010-11-16 | 食べること。
今朝、今シーズン初めて石油ストーブを使いました。
あったか~い

11月の中旬にもなると、このあたりでは時雨れることが多くなり
昨日も一日中冷たい雨。
ストーブや厚めのコートをひっぱり出し、きのうの夜は湯たんぽで眠り、
晩秋というより初冬の趣です。

そして、冬といえば↓ですよね~





これは、このあたりで「こっぺがに」と呼ばれているズワイガニのメスです。
私が子どものころは、カニというとこのカニでした。
小さいけれど、中の卵がすごーく美味しいのですよね~


ところが、我が家では長女がカニアレルギー、次女もカニは好きじゃない
というので、長らくカニを思う存分食べることができませんでした。
長女も次女もいない今、ようやくカニを食べ放題!?

カニすき、焼きガニ(私はこれが大好き)、カニぞうすい・・・
今年はカニを堪能できるかな~
とりあえず、今夜は黙々とこっぺがにをつつくことになりそうです




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ドゥシャン・カーライ展

2010-11-08 | 日々のこと。



週末に絵本のサークルの友人たちと、兵庫県立円山川公苑美術館へ
「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち」を
見に行ってきました。

ドゥシャン・カーライはスロヴァキアを代表する絵本画家ですが、
地元の図書館で検索しても絵本は3冊だけ。
(ちなみに『不思議の国のアリス』、『鏡の国のアリス』、
 『魔法のなべと魔法のたま』の3冊でした)
私自身、名前は知っていましたが、はてどんな絵本があったっけ?
というくらい知識のなさ。
一般的にもあまり馴染みがないせいか、週末だというのに貸切状態で
おかげでゆっくりじっくり鑑賞することができました。


以前からチェコの絵本には興味があって、ピーター・シスや
パツォスカーなど独特で不思議な雰囲気が大好きです。
このカーライの絵も、なんとも不思議な色合い。
印象的だったのは、肌色にピンクや朱を混ぜたような独特な色です。
『12月くんの友だちめぐり』という絵本を買いましたが、
ちょうどこの表紙の色↓





原画を見ると、ほんとうに細かいところまで描き込んであって、
昆虫や鳥などちょっとグロテスクな感じ?
色を重ねて、奥深く神秘的な雰囲気が漂っています。

日本語に翻訳されていないものが多いのか、おもしろかったのは
『ヴェニスの商人』は中国語版の絵本が展示してあったこと。
他に韓国語版などの絵本もありました。


絵本だけでなく、切手のデザインやアニメなども手がけられているとのことで、
こんなものも買ってきました↓




これは切手の初日カバーというもので、新しく発行された切手を
封筒に貼って消印を押したものです。
実用品ではなく、収集目的で作られているもののようですが、
切手のデザインだけでなく、封筒の絵や消印の形もそれぞれ
趣向を凝らしてあってとても素敵でした。

ブラチスラヴァ世界絵本原画展の記念切手も展示されていて、
1枚1枚がどれもとってもかわいい!!
第1回グランプリに輝いた瀬川康男さんの切手もありました。


カーライはブラチスラヴァ美術学校の教授もされていて、
そこからは多くの絵本画家を輩出されているそうです。
今回、その新鋭作家たちの絵本の原画も展示してありました。
中には、降矢ななさんや出久根育さんのがあって驚き!
お二人ともチェコやスロヴァキアにお住いなのですねえ。


思い返せば、浦沢直樹の『モンスター』を読んで以来、
いつか行ってみたいと思っていたチェコスロヴァキア。
今はチェコとスロヴァキアに分かれていますが、
プラハの古い街並みを歩いて、絵本や人形劇めぐりをしたいなあ・・・

コメント (8)
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