ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

イチゴのこと

2010-05-21 | 食べること。



そろそろイチゴジャムを食べたいなあ、と思っていたところ、
主人の友人が真っ赤なイチゴをたくさん持ってきてくださいました。

「やったー、いちご!!」と、大喜びして食べる子どもたちもいないので、
早速ジャムをつくることに。
ジャムをつくるとき、砂糖は果物の半分を目安にします。
レモンをふりかけ、昼食の準備をしている間にことこと30分。
イチゴジャム独特の、甘~い香りが漂います。
仕上げに、製菓用ラム酒をほんの少し。
ルビー色した、美味しそうなジャムのできあがり!


最近「ノギャル」ではなく「ノヤジ」(?)をめざす主人が、
ようやく(まともな)イチゴを収穫してきました。
ナメクジ退治にコーヒーのかすをまいたり、
日々悪戦苦闘してやっと真っ赤に色づいたイチゴ・・・のようです(笑)
甘酸っぱくて、昔懐かしい露地ものイチゴの味でした。


以前、イチゴ農園を経営している友人のことを書いたことがあります(*)
その友人がブログを書いているのですが、それを読んで
今年の天候不順で農家の方たちがどんなに苦労されているかということを、
あらためて痛感しました。

のぞみふぁーむさんのブログをブックマークに追加したので、
イチゴづくりに興味のある方、ぜひ読んでみてくださいね
コメント (2)
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ゆらゆら

2010-05-13 | 日々のこと。



以前、黒糖さんのブログを見た主人が、
「あ~、これこれ」と教えてくれたストレッチポール。
そういえば何度か話題にしてたけれど、何のことかよくわからなくて
「一体、どんなボール?」(ボールではなく、ポールでした)と
相手にしていなかったのですが、黒糖さんの「気持ちいいよ~」の
ひと言で購入を決定。

あれから、すでに一ヶ月以上経ちました。
が・・・。
主人はお風呂のあとなどにゆらゆら(ごろごろ?)しているのに、
私が使ったのはほんの数回。

確かに背中が伸びて気持ちがいいのは実感するんだけど、
入浴後はヨガやストレッチをするので、なかなかゆらゆらしてる時間がないのです。

というか、性格的に何もせずに「ゆらゆら」していることができない!?
何にせよ、しんどくなければ効果がないのではないか、とつい思ってしまうわけで。

でも、先日久しぶりにゆらゆらしたら、
ストレッチとはまた違った気持ちよさを感じました。
ああ、これって、筋肉がリラックスしてるんだな~

今年度は自治会の役員になってしまい(涙)、町内会費の集金に
あれこれ募金集め。
こどもの日の行事のバス旅行が終わったと思ったら、
今朝は7時前から8時過ぎまで不燃ごみ収集の立会い。
おまけに庶務の役職を引き受けたので、回覧板の配布に
名簿づくりまで頼まれています。

町内会のことなので、けっこうあれこれ気を使うし肩も凝ります。
いろんな噂話も聞くしね~(コワイ、コワイ)
ウチの町内は古くからの住人が多く、事務所が建って30年以上の
我が家でもまだまだ新参者。
あそこの嫁は・・・と言われないよう、気をつけなければ(苦笑)

しばらくは「ゆらゆら」の出番が多くなりそう・・・
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木練柿

2010-05-07 | 読むこと。

          『木練柿』
         あさの あつこ


あさのあつこさん初(?)の時代小説、『弥勒の月』、『夜叉桜』に
続くシリーズ第3弾です。

このシリーズは、江戸を舞台にした捕物帳ではあるのですが、
それはあさのさんのこと。
単純な犯人探しの話だけでは終わりません。

主人公は、怜悧な頭脳で謎を解く、どこか冷めて屈折した同心の小暮信次郎と、
心に闇を抱えながらも刀を捨て、商人になって生きる遠野屋清之介。
はい、男ふたりを書かせたら、あさのさんの右に出る者はいませんよねえ(笑)

『バッテリー』にしろ『NO.6』にしろ、あさのさんの描く
主人公たちは強い絆で結ばれていますよね。
それは、単に友情と呼ぶにはあまりに濃い繋がりのように
私には思えるのです。
このシリーズでも、まるで水と油のような信次郎と清之介の、
近づけば厄介だとわかっていながら、お互い関わらずにはいられない、
そんなふたりをとても魅力的に描いているわけです。

今回は短編という形になっていて、二人の身近な人物が
それぞれ事件に巻き込まれていきます。
脇役である彼ら彼女らを描くことによって、
そこから徐々に清之介あるいは信次郎という人物像が
あぶり出されていくようです。

過去にはかなりの剣の使い手であった清之介が、
今では商売を成功させ、誰からも信頼され頼られる商人になったことを、
女中頭のおみつや仕事仲間の吉治の事件に絡ませて、
だんだん浮かび上がらせていきます。

そして、清之介のことを書くことによって、必然的に
信次郎の心の空洞や皮肉屋の一面、そしてほんの一瞬垣間見せる
彼独特の優しさ(?)が感じられるわけです。
そのあたりの書き方が実にうまいなあ、と感心します。

共感と反感をあわせもつ信次郎と清之介の関係は緊張感漂うものですが、
そこに人情味溢れる岡っ引きの伊佐治が入ることにより、
その緊張をほぐし、また二人を距離をおいて見ることにもなります。
この父親のような年代の伊佐治が、いい味出しているんですねえ。

とにかく登場人物がとても生き生きと描かれていて、
脇役にもそれぞれの人生が感じられ、
それが、この作品に厚みや深みを与えているように思えます。

この作品は時代小説ということもあって、情景描写にも情感が漂い、
言葉や文章には流れるような美しさがあります。
そこに、ちゃきちゃきの江戸っ子の会話が小気味良く響き、
メリハリがあって読みやすい。
歴史物は好きだけど、時代小説はちょっと苦手な私も
これにははまってしまいました。


読み出すと、ちょっと目が離せなくなるこのシリーズ。
このふたりの男たちの行く末が、これからどうなるのか・・・
とっても気になります

コメント (2)
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家仕事

2010-05-05 | 食べること。



この連休はお天気もよく、久しぶりに片付けものをしたり、
冬物を洗濯したりと、家仕事で過ぎていきました。
(まだまだ片付いてはいませんが・・・

先日は義姉が来て、主人とタケノコ掘りへ。
なんと20本ほど採って帰ってきました。

そのとき一緒に採ってきたのがヤマブキ。
私は伽羅蕗が好きなのに、いつもなかなか思うような味になりません。
でも、今回は昆布を入れて炊いたせいか、まろやかな出来でなかなかいいお味。
ついついご飯がすすんで困ります(苦笑)





今年は子どもたちが帰ってこないので気を使ってくれたのか、
主人がめずらしく外食に誘ってくれたり、一緒にDVDを借りにいったり(笑)

で、その後「じゃ、ちょっと走ってくるわ」って。
なんだか「やれやれ、ノルマ果たしたー」って感じが
みえみえなんですけね・・・

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アリス・イン・ワンダーランド

2010-05-03 | 観ること。



せっかくのGWなのに、子どもたちも帰ってこないし、
まだパジェロの後を継ぐ車も決まっていないし、
この分ではどこへも行かずに終わってしまいそう・・・

ということで、せめて映画でもと「アリス・イン・ワンダーランド」を
観てきました。


初めてルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を読んだのは
大学生のころだったでしょうか。
絵本でなんとなく知ってたアリスとは全く違うおもしろさや、
その奇想天外な世界にすっかり魅了されました。
で、この世界を映像で観たくて、古い『不思議の国のアリス』の
映画まで観に行ったこともありました。

そんなこともあったので、ジョニー・デップの
「アリス・イン・ワンダーランド」を見逃すわけにはいきません。
しかも、地元の小さな映画館も3Dになったということだし。

(「アバター」は結局DVDで観ましたが、
 3Dの感動がなかったせいか、
 なーんや「ダンス・ウイズ・ウルブズ」と 同じやん、
 と思ってしまい残念でした


さて、アリス・イン・ワンダーランドですが。
予告編を観てもわかるように、ジョニー・デップは
一見かなりイカれた感じですし、赤の女王たるや
ベラトリックスもびっくりの恐ろしさ(笑) 
白の女王も、優雅で優しそうだけれど、なんかヘン。

そう、この映画は、すっと受け入れられる人と
そうでない人に分かれるのかもしれませんね。
主人にも「この映画は・・・いいわ」とやんわり断られてしまいました(苦笑)

ストーリーは『不思議の国のアリス』の後日譚で、
再び白ウサギを追いかけてワンダーランドに迷い込んだアリスが、
救世主となって赤の女王と戦うという、実にわかりやすくシンプルな展開。

現実の世界では、好きでもない男性からプロポーズされ、
途方に暮れるアリスが、ワンダーランドでの戦いによって
自分の進むべき道を決めるという、ファンタジーの王道ともいえる
成長物語に仕上がっています。

内容がシンプルな分、映像はかなり見応えたっぷり!
アリスが穴に落っこちていくシーンから、
大きくなったり小さくなったりするシーン、
お茶会のシーンなど、どこもここも、
「あ~、もっと観たい!ここで止めて!」と
言いたくなるほど凝った映像満載でした。
まるで自分もワンダーランドへ迷い込んだような、
そんな感覚になるのも3Dならではなのでしょうか。

ジョニー・デップ扮するマッドハッターは、
アリスの保護者的立場なのかな、と思ったらそうでもなくて。
「なぜいつも君は小さすぎるか、大きすぎるんだ?」
なんてセリフ、けっこうウケました(笑)

ジョニー・デップって、どんなに奇妙奇天烈な格好をしていようと、
いえ、そういう外見だからこそ(?)
ちょっとした表情にときめいてしまうのですよねー

それにしても、アリスだけでなく赤の女王も白の女王も、
存在感たっぷりで、女性は強くてたくましい!
「自分は他の子とはどこか違う」と不安に感じていたアリスも、
ワンダーランドから戻ってきたら
(マッドハッターに、ここにいてもいいんだよ、っていわれたのに
 アリスはちゃんと戻ってくるのです)
現実的でしっかりした女性に成長してましたからねー


ただひとつ残念だったのは、字幕でなく吹き替えだったこと。
チェシャ猫の声がアラン・リックマンだったなんて・・・





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