ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

面倒なこと 

2021-03-31 | 日々のこと。
ようやく3月が終わろうとしています。
この1~2か月、ホントに忙しかった・・・

年度末から年度初めにかけてって、けっこう“面倒なこと”を頼まれる時期ですよね。
子どもが学校に通っているときはPTAの役とか、趣味の集まりの新年度の代表とか、
自治会の役員とか。

我が家では去年の3月に町内会長を頼まれ、新型コロナウイルスに振り回されながらも
この1年無事乗り切ることができました。
なんとか次の会長さんも決まって、引継ぎもし、後回しになってた確定申告もやっと提出
(締め切りが1か月延長されて助かりました)。
ようやくほっとひと息ついたところです。

それにしても・・・

誰しもできれば避けて通りたい“面倒なこと”。
でも、誰かがやらないといけなくて。

私の住む地域では、だいたい十年前後に一度は町内の組長が回ってきます。
10組から6組に減ったので、現在は6人の組長が集まって会長や庶務、会計などの
役職を決めています。

町内というのはつくづく社会の縮図だなあと痛感するのですが、
私がここに嫁いできたときから、この町内ではすでに高齢化、少子化が見受けられ、
それが最近では、高齢者のひとり暮らしや高齢の親と独身の子ども世帯が増えてきています。
それに、数十年前と違ってご主人も奥様もフルタイムで働いておられる家が多くて
皆さん忙しい。
組長を辞退される家も増える中、順番だからしかたないと引き受けても面倒な役職にはつきたくない、
というのが人情です。

私の住む町内は昔からの家が多いせいか、バス旅行に子ども神輿、地蔵盆と
子どもが少ないわりに行事が多く、それらを毎年組長さんたちで計画して実施されるので、
夏までは本当に大忙しなのです。
まあ、今年度はほとんど中止になってしまいましたが。

そういう町内の行事だけではなく、市からの依頼で回覧板を回したり、毎月不燃ごみ収集日に
朝早くから立ち合いをしたり、けっこう大変。
確かに、仕事を持ってたり、小さい子どもがいたり、介護をしていると負担は大きい。

で、今回つくづく思ったのです。
こういうシステムって、この先いつまで続けられるんだろうって。
高齢者世帯がもっと増えて、組長のなり手がもっと減ったら、立ち行かなくなるんじゃないかと。
長年続いてきた子どもたちの行事はなくなり、溝掃除も高齢化でできなくなって業者に頼み、
不燃ごみの分別もできなくなり・・・
そして、それはこの町内だけのことではなく、いつか日本全体がそうなってしまうのではないかと・・・

確かにこの1年、慣れない役職で面倒なことばかりでした。
でも、そのおかげで普段主人とふたりの生活ではめったに使わない頭と気を使い、
若い組長さんたちに囲まれてけっこういい刺激になったのかも・・・
でも・・・、もう会長職はこりごりです



そうそう、最近、特に面倒だったことはこれ↓







国産の檸檬がたくさん手に入ったのでつくってみたけれど、やたら時間がかかって
当分つくりたくないかも・・・
でも、美味しかったんだなあ、これが。


コメント (2)
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