少しばかり落ち込んでいます。
世の中、知らないということは本当にオソロシイことなのですね・・・
主人の生命保険の見直しの時期がやってきました。
義母が一時期保険の外交員をやっていたこともあって、
主人はいわゆる大手の生命保険会社の保険に入っています。
よくある10年更新型。
だいたい5~6年経つと、新しい保険を勧めにこられます。
子どもが生まれ、言われるがままに更新していました。
世間で「保険の見直し」ということを言われるようになったのは
いつ頃のことだったでしょう。
子どもも小さく、まだ若かかった(?)私は、
主人にもしものことがあればどうしようと気になって、
本を読みあれこれ調べました。
でも、保険のことは難しくてちんぷんかんぷん。
それでも、自営業者の妻は遺族年金が少ない、
しかも子どもが18歳までしかもらえない、ということを知って「えーっ!」
おまけに、主人が入院でもしたら収入はストップ
このままではあかん!
見直して、医療保険を充実させたのが10年前のこと。
やれやれこれでひと安心。
保険料は高くなりましたが、本にも自営業者の場合は保険を手厚く、
と書かれていたのでまあこんなもんだろう、と思っていたのです。
それから6年ほど経ち、また保険のおばさん(といっても私より
若そうでしたが)が見直しを勧めに来られました。
ちょうど師走の忙しい時期だったので断りましたが、
おかげでまた保険のことを気にするようになりました。
半月ほど経って、また新しいプランを持って来られました。
確かに医療保障が今より充実してはいましたが、よくみると
死亡保障ががくんと減っています。
これから子どもたちが大学受験という時期、
同じ保険料でなんで保障額を下げなあかんの?
という素朴な疑問を持ち、あと4年はこのままでいいです
とお断りしました。
参考までに言うと、結婚してから主人は、腰痛で歩くことも
ままならない時期もありましたが、これまで一度も
入院したことはありません。
海で大ケガをしても、湿潤方法で自力で治したくらい
そして今年の夏、いよいよ更新の時期が来るので次の保険を
考えなければいけません。
先日、契約内容確認ということで、保険会社の方が来られました。
もちろん新しいプランを持って。
今のままだと保険料はかなりのアップ。
それで、死亡保障を減らして新しくできた医療保障をつけ・・・
それで今より少しお高くなる程度。
確かに新しい医療保険はなにかと魅力的です。
ネットで生命保険のことを調べ、迂闊には新しい保険にしない、
保険はシンプルにしよう、と思っていた私の決心がぐらつきます。
それに説明も、自分の経験談などを交えて説得力があります。
でも・・・、少し考えさせてくださいな。
父の四十九日が終わり、相続の手続きも先が見えてきて
少し余裕ができたので、電卓片手に今までのプランと
新しいプランの比較を始めました。
・・・それにしてもよくわかりません。
保険って、なじみのない言葉が多いんですよね。
そもそも、転換って何?
ネットで調べると、転換には注意とか、ソンをする、とか
あまりいいことは書いてありません。
それで、検索してわかったことは・・・
えーっ
私は専門家ではないからうまく説明できないし、
誤解を招いてもいけないのでここでは書きませんが、私としては
あ~、こういうことだったのか!
と、これまで釈然としなかったことが腑に落ちたわけです。
で、これまで残してきた古~いパンフレットを熟読すると、
なるほど小さい文字で転換価格と書いてありました。
それを調べていくと、・・・ひょっとしてけっこうソンしてる!?
もちろん、保険は「もしも」のときの保険であり、
貯蓄だけではありません。
少しでも少ない掛け金で大きな保障を得ようと思えば
こういうこともありなのかもしれないけれど、
どうしてきちんと説明をしてくれないのでしょうね?
で、今回の見直しで、終身部分の保険料が倍になってしまう
新しいプランにはせず、今までのに死亡保障だけ減額する
という形に落ち着きました。
本当はもっと減額してシンプルにしたかったけど、
何度も丁寧に説明に来られた営業の方は一生懸命で好感が持てたし、
次女が卒業するまでは医療保障はこのままにしておいてもいいか、
思ったわけです。
(こういうところが我ながら甘い・・・)
それにしてもねー、
この十数年の間、一応保険のことは調べたつもりでいたのに、
結局たいして役に立っていなかったんだ・・・と思うと
凹んでしまいます
世の中、知らないとソンをするものなのですね
まあ、主人が生命保険のお世話になることがなかったことをよしとして、
高いお守りを買ったとあきらめましょう。
死亡保障を減額したからには、
これから長生きしてがんばって働いてもらわねばね~