ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

思いは沖縄・・・

2008-10-20 | 日々のこと。




日本人をシベリアから来た北方系と、
南の海を渡って来た南方系とに分けるとしたら、
ウチの主人は間違いなく後者です。

私と違って目鼻立ちもはっきりしてるし、彫りが深い。
どうして娘たちがそっちに似てくれなかったんだろう・・・。
いえいえ、そういうことではなくて。

主人は以前から沖縄が大好きです。
それが嵩じて、若いころ沖縄にしばらくいたそうな。
そして今では沖縄の歌が好き、沖縄出身のアーティストが好き。
主人が沖縄に憧れるのは、たぶん南方系DNAの血が騒ぐんだろうなあ。

前ふりが長くなりましたが、そういうわけで、週末に
ビギンの「一五一会コンサート 2008」に私も
(半ば強制的に)行ってきました。
コンサートなんて、何年ぶりのことでしょう。
久しぶりに生の弦の音、生の歌を堪能してきました。


「一五一会」というのは、「一期一会」のもじりだろうな、
くらいに思っていたのですが、
実はこれ、ビギンが考案した楽器の名前なのですって。
↓こんなの






ちょっと変わった形をしたこの楽器。
三線の気軽さで、ギターのように弾き語りができる楽器があったらいいなあ、
ということで両者をチャンプルしてできたそうです。
音はギターよりもウクレレっぽいかな。
どちらかというと軽い感じで、沖縄の曲によくあいそう。
実物がロビーに置いてあって、実際に触って(弾いて)
みることもできました。

ビギンのコンサートは主人も私も初めてです。
私なんてCDもあまり聴いたことなくて、知ってる曲もごくわずか。
こんなので楽しめるんだろうか、と不安に思っていたのですが、
そんな不安も吹っ飛んでしまいました。
さすが、沖縄のノリ

私の知ってる曲では「恋しくて」、「島人ぬ宝」、「涙そうそう」
などを演奏されました。
私、女性アーティストが歌う「涙そうそう」はあまり好きではありません。
でも、ビギンのは鳥肌がたちましたよ~
やっぱりいい曲だったんだ~(爆)


不思議ですね。
彼らの曲を聴いていると、目の前に沖縄の青い海がひろがるのです。
私にとっては、まだ見たことのない沖縄の海。
(今年結婚20周年で行こうね、という計画も早々に頓挫
いつかは連れてってもらえると思うんですけど、
とりあえず気分だけ沖縄に浸ることができました。

はじめのうちはこんな地方のコンサートでで盛り上がるんやろか、
と心配してた主人ですが、意外に若い女性が多く、みんなノリノリ(笑)
客席は小さな子どもから、私たちのような熟年夫婦まで
たくさんの人で埋め尽くされていました。

ゆるい感じのおしゃべりも楽しく、最後は盛り上がって、歌って踊って。
はい、エイサー、踊りましたよ~
坐ったままでしたけど(笑)
2階席だったので、立ってるのは若い子やおばさんの団体。
ちらっと主人を見ると、立って踊りたそう。
確かに日頃のストレス解消にはなりそうですね。

コンサート以来、ビギンのCDばかり聴いてます。
12月には次女が修学旅行で沖縄へ。
我が家の沖縄ブーム、しばらく続きそうです。


コメント (6)
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ヒストリアン

2008-10-14 | 読むこと。

    『ヒストリアン』
  エリザベス・コストヴァ


この夏休み、図書館の中高生向けお薦めリストの中にあった作品です。

古書、竜の絵、ドラキュラ伝説、父の恩師の失踪、
そしてその話をしてくれた父の突然の失踪・・・。
それだけでワクワクして、思わずリクエスト。
あとになって調べると、読み応え充分という感想から
イマイチと書いてあるものまであり、これは早まったかな、
とあまり期待せず読むことになりました。

しかし、しかし。
実は、私が一週間近く悩まされた眼の疲れの原因になったのは
この本なのです。
ついつい最後を一気に読んでしまい、
気がついたら夜中の1時をまわっていたのでした。
それ以来、眼痛、頭痛、肩こり。
自業自得とはいえ、かなりつらい一週間でした

つまり私個人としては、けっこうはまってしまったわけですよ。
ドラキュラものなので、なんとなく結末はわかります。
しかも、ドラキュラが今も生きているという設定。
(はっきり言えば結末は、えーっ、これだけ引っ張っといて これー!?
 って感じですが)
ストーリーが、父の恩師の手紙、父の話(手紙)、現在と
絡み合って展開し、頭が混乱してきます。
おまけに舞台が馴染みの薄い東欧で、しかも私のほとんど知らない
トルコや東欧の歴史が出てきます。
要するに、あまり読みやすい作品ではありません。
それなのに、なぜか?

ドラキュラが今も生きている、という非科学的なことを、
どうやって読者に納得させるんだろう、という興味もありました。
また、父の恩師はどうなったのか、そして主人公の父親はどこへ消えたのか、
という謎解きももちろん気になりました。

でも一番の理由は、まるで旅行のガイドブックのように
ヨーロッパのあちこちの名所旧跡が出てきたことでしょう(笑)
それも美しいアドリア海からエキゾチックなイスタンブール、
古い歴史を持つ東欧の国々。
教会に遺跡に古い街並み、もう行きたくてたまりませんでした。

以前読んだ『風の影』も過去と現在が絡み合って展開するストーリーでしたが、
若き日の主人公の両親(特に気の強そうな母親)がなかなか魅力的で、
私としてはこちらのほうが好みでした。
ドラキュラ、つまり実在した15世紀のワラキア(現ルーマニア)の君主
ヴラド・ツェペシュが後半で登場(!)しますが、
どこか中途半端な感じがして残念です。
残忍だけど本をこよなく愛し、オスマン帝国から怖れられた人物として、
もっと存在感を出してほしかったなあ。
最後もあっけなかったし。

古書や本好きがたくさん出てきて、
彼らの本に対する情熱には親しみを持てました。
ヒストリアン(歴史家)というよりも、
本好き、旅行好き向きの作品かもしれませんね。

コメント (2)
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結果報告

2008-10-07 | 日々のこと。
国体に出場した次女ですが、なんと決勝まで残り3位でした!
男子もダブルで3位。快挙です。

レースの間は主人と二人、パソコンの画面見ながら一喜一憂。
(結果がなかなかアップされないので)
しかし、本当によくがんばってくれました。
こんなことなら、応援に行きたかったなー
来年は必ず!?

  国体の結果はこちらから見れます(*)


次女たちは今日のお昼にこちらに到着し、そのまま着替えて高校へ。
私は漕艇センターまで荷物(洗濯物の山)を受け取りに行ったとき、
一瞬顔をあわせただけでした。
たぶん帰りもクラブに寄り、家では夕飯食べたら爆睡でしょうね(笑)

とにかく、終わってやれやれです。
でも、朝練はまだまだ続く・・・。



   +++    +++    +++


最近、疲れが出たのかあちこちにがたがきています
特に眼の調子があまりよくないので、
更新が(今まで以上に)滞りがちになりそうです・・・。
コメント (9)
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