日本人をシベリアから来た北方系と、
南の海を渡って来た南方系とに分けるとしたら、
ウチの主人は間違いなく後者です。
私と違って目鼻立ちもはっきりしてるし、彫りが深い。
どうして娘たちがそっちに似てくれなかったんだろう・・・。
いえいえ、そういうことではなくて。
主人は以前から沖縄が大好きです。
それが嵩じて、若いころ沖縄にしばらくいたそうな。
そして今では沖縄の歌が好き、沖縄出身のアーティストが好き。
主人が沖縄に憧れるのは、たぶん南方系DNAの血が騒ぐんだろうなあ。
前ふりが長くなりましたが、そういうわけで、週末に
ビギンの「一五一会コンサート 2008」に私も
(半ば強制的に)行ってきました。
コンサートなんて、何年ぶりのことでしょう。
久しぶりに生の弦の音、生の歌を堪能してきました。
「一五一会」というのは、「一期一会」のもじりだろうな、
くらいに思っていたのですが、
実はこれ、ビギンが考案した楽器の名前なのですって。
↓こんなの
ちょっと変わった形をしたこの楽器。
三線の気軽さで、ギターのように弾き語りができる楽器があったらいいなあ、
ということで両者をチャンプルしてできたそうです。
音はギターよりもウクレレっぽいかな。
どちらかというと軽い感じで、沖縄の曲によくあいそう。
実物がロビーに置いてあって、実際に触って(弾いて)
みることもできました。
ビギンのコンサートは主人も私も初めてです。
私なんてCDもあまり聴いたことなくて、知ってる曲もごくわずか。
こんなので楽しめるんだろうか、と不安に思っていたのですが、
そんな不安も吹っ飛んでしまいました。
さすが、沖縄のノリ
私の知ってる曲では「恋しくて」、「島人ぬ宝」、「涙そうそう」
などを演奏されました。
私、女性アーティストが歌う「涙そうそう」はあまり好きではありません。
でも、ビギンのは鳥肌がたちましたよ~
やっぱりいい曲だったんだ~(爆)
不思議ですね。
彼らの曲を聴いていると、目の前に沖縄の青い海がひろがるのです。
私にとっては、まだ見たことのない沖縄の海。
(今年結婚20周年で行こうね、という計画も早々に頓挫)
いつかは連れてってもらえると思うんですけど、
とりあえず気分だけ沖縄に浸ることができました。
はじめのうちはこんな地方のコンサートでで盛り上がるんやろか、
と心配してた主人ですが、意外に若い女性が多く、みんなノリノリ(笑)
客席は小さな子どもから、私たちのような熟年夫婦まで
たくさんの人で埋め尽くされていました。
ゆるい感じのおしゃべりも楽しく、最後は盛り上がって、歌って踊って。
はい、エイサー、踊りましたよ~
坐ったままでしたけど(笑)
2階席だったので、立ってるのは若い子やおばさんの団体。
ちらっと主人を見ると、立って踊りたそう。
確かに日頃のストレス解消にはなりそうですね。
コンサート以来、ビギンのCDばかり聴いてます。
12月には次女が修学旅行で沖縄へ。
我が家の沖縄ブーム、しばらく続きそうです。