ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

鶏の手羽と甘夏ジャム

2014-06-27 | 食べること。



先日つくった甘夏ジャムで、鶏の手羽を煮込んでみました。
マーマレード煮ならぬ甘夏ジャム煮。

つけあわせは、主人が畑でつくったキャベツを茹でたもの。
(無農薬だから、ときどき虫が出てきます。
 なので、生で食べるのはちょっと・・・
上にちらりと写っているのは、初めてつくったセロリの佃煮。
(義姉がたくさん持ってきてくれたので)


義母と同居するようになって、キッチンに立つ時間が長くなりました。
夕方の4時くらいになると(たまにお昼過ぎから)夕飯を気にしてうろうろしだすので、
それとなく「ちゃんと夕飯をつくってますよ~」とわかってもらうため、
早くからキッチンに立つようにしているのです。
おかげで献立のバリエーションは豊かになりましたが、夕方のぽっと空いた時間に、
本を読んだりウォーキングに出かけたりする余裕がなくなってしまいました。

それに、せっかく手間ひまかけて料理をつくっても、以前のように
楽しくおしゃべりしながらゆっくり味わう、ということもなく・・・
子どもたちがいたころの、あの賑やかな夕飯が懐かしいなあ。


義母と同居して7カ月。
あれこれ不便だったことが、毎日続くとだんだんあたりまえになっていきます。
今一番ほしいのは、のんびり本を読めるスペースと心の余裕。
ああ、月に1冊の本も読めないなんて・・・








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雨の日曜日

2014-06-24 | 食べること。
あちらこちらで大雨のニュースを聞きますが、こちらでは久しぶりに梅雨らしい
雨の降る日曜日でした。
最近の梅雨というと、夏のようなかんかん照りかゲリラ豪雨のような大雨。
じめじめした梅雨が好きなわけではないけれど、以前のようにしとしとと降る
雨の日も懐かしいような・・・


そんな日曜日、主人の友人のNさんからいただいた甘夏でジャムをつくりました。
以前はよく河内晩柑の皮でマーマレードやピールをつくったものですが、
苦みをとるのにけっこう手間がかかります。
マーマレードの苦手な主人のリクエストもあって、今回はほとんど実だけでジャムにしました。
皮は味のアクセントのつもりでほんの少し。

酸っぱい柑橘類がダメな主人も、これなら大丈夫?






この日は義母がおとなしく寝ていてくれたので、主人と買物へ。
酒屋さんでホワイトベルグを見つけました
スーパーでは売っていなかったので、もちろんケース買い






これでまた一週間がんばれそうです(笑)



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グリーンカレー

2014-06-18 | 食べること。




先日、主人が私の絵本友達のブログを見て興味をもった、
タイ料理のお店Fon Din(フォン ディン)さんへ行ってきました。

最近この近辺にも、アジア料理のお店をちょこちょこ見かけますが、
こちらのお店は店主自ら畑をし、地元の魚や野菜にこだわって
タイ料理を提供されています。

実は辛いのが苦手な私。
主人が予約の際に伝えておいてくれたので、辛みを抑えた
グリーンカレーをつくってくださいました。
とはいってもグリーンカレー、辛くないわけありません。
が、口にいれたときはコクのあるまろやかな甘みを感じ、あとでピリッとスパイシー。
とっても美味しくて、市販のグリーンカレーの苦手な私もぺろり。
なぜか主人のほうがヒーハー、ヒーハー言ってましたけど(笑)

他におかず2品とスープがついています。
この日は春雨を豚肉のだしで甘辛く煮込んだものと、今が旬のトビウオのフライ、
磯の香りのするワカメのスープです。
どれも美味しかった~

食後はこだわりの自家焙煎のコーヒー。
海から吹き抜ける風が心地よく、BGMのボサノバがゆったりと流れていきます。
こちらは民家の離れをお店にしておられるのですが、畳の間で、まるで
田舎のおばあちゃんちへ行ったみたいに、なんとものんびりできるのです。

縁あって海と山に囲まれたこの地でお店を開かれた若い店主。
最近、こんなふうに田舎を盛り上げようとしている若い方を見かけることが
多くなりました。
いろいろ大変だと思うけど、応援したいなあと思います。
今度は、娘たちを連れて行きたいな~





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神戸 海と山と

2014-06-11 | 日々のこと。
主人の入院ネタに、すっかり時間を費やしてしまいました。
他にも書きたいことはいっぱいあったのですが。

特に、ああ、シャーロック!・・・絶句・・・悶々。
無精して自分で書かずに"jesterさんちで騒いでおりました
これについては、いずれ書くこともあるかな。
シーズン4までまだ間がありそうだしね。

とりあえず、久しぶりに神戸へ行ったのでそのことを記録しておきます。





       :::       :::       :::





今年の連休は、ブログに書いたように主人の入院であたふたと過ぎていき、
せっかくの休日に予定していたことがなにひとつできなかったのでした。
せめてどこかに遊びに行きたいよ~
・・・と、けっして暴れたわけではありません(怪しい・・・)。
が、さすがに家から出たくて出たくて、一泊でお出かけの予定をたてました。
今回は京都ではなく神戸へ。

というのも、東京で就職した次女が研修で5月まで大阪にいたからです。
しかもその宿泊先というのが、神戸に住む姉の家のすぐ近く。
東京へ戻ってしまうとなかなか会えないので、長女の休みに合わせ、
それにちょうど実家の母のショートステイと重なった上の姉も加わって、
私たち三姉妹と娘二人が合流することとなりました。
かなり賑やかになりそうな予感(笑)



晴れた五月の休日、姉と神戸へ向かいます。
車中での会話は介護のこと・・・
最近なかなか実家へ行けないので、あれこれ母の様子を聞きました。
認知症の親と同居すれば、どこも苦労は同じ。
でも、この二日間は親のことはぱあっと忘れてリフレッシュしましょ


三ノ宮で、寝坊した次女となんとか合流。
目指した先は布引ハーブ園です。







子どもたちが小学生のときに来て以来だから、十数年ぶりかな?
お天気がよかったので、ロープウェイからの見晴らしもとても素敵!
ちょうど今の時期は、ラベンダーやカモミールなどいろんなハーブが真っ盛り。
土いじりの大好きな人だった父の血を受け継いだのか、私たち姉妹もそれぞれ
ガーデニングをするようになりました。
なので花やハーブには興味津々。

ソフトクリームの好きな次女は蜂蜜入りに、ラベンダー風味とあれこれ挑戦。
まだ若いので花より団子、かな(笑)

おばさん二人はローズマリーのお茶を試飲し、その美味しさにびっくり。
ローズマリー酒はつくっていますが、お茶にしても香りがよくて爽やか~な味。
おまけに記憶力にいいとか?
次女に「お母さん、飲んだほうがいいよ」と言われ、ハーブティーの淹れ方聞き
おみやげにはローズマリーの蜂蜜も買いました。
これで記憶力アップ、間違いなし!?


ハーブ園から北野のほうに出てぶらぶらするつもりでしたが、さすがに歩き疲れ、
時間もあまりありません。
とりあえずどこかでお茶しようということになり、行ったのがフロインドリーブ
教会を改装してつくられた素敵なお店です。
休日はかなり並んでると義兄から聞かされてましたが、夕方だったので楽勝。







しかし、残念ながらケーキは売り切れ。
せっかくなのでパフェを注文し、スイーツで疲れをとって姉の家へ向かいました。
久しぶりの姉の家、わいわいがやがや言ってるうちにすぐ夕食の時間。
さあ、予約してくれていたドイツ料理のお店エルナ・アドリアーンへ!
義兄、姉ふたり、次女、私に、仕事帰りの長女が京都から合流して、ビールで乾パ~イ
あ~、冷えた黒ビールが五臓六腑にしみわたる・・・






本場のウィンナーも美味しい!







私はビール2杯ですっかりいい気分。
一方うちの娘ふたりは、飲む、食べる、飲む、しゃべる、飲む、笑う、飲む、食べる・・・
中高生の頃と変わらず、いなご娘健在でありました。

それから姉の家に戻って、ここでもまた宴会。
娘たちは小学生のころ、二人だけでこの家に泊まらせてもらったこともあってそれ以来。
梅酒やめずらしいじゃばら酒を出してもらい、長女はちゃっかり義兄のウィスキーまでいただいて。
次女は翌朝早いのに、すっかりいい気分で私はひやひや。
でもこういう二人を見ていると、ずいぶん大人になったのだなあと感慨深くもあります。
(私よりもお酒に強くなって・・・というか、単に私が弱くなっただけ?)
わんこ2匹も加わって、賑やかに夜はふけていったのでした。



翌朝は最近建てたというご自慢のデッキで、美味しいパンの朝食をいただきました。
神戸の街は坂が多く、姉の家へたどりつくのにも急な坂道で、おまけに門から
階段を上がって玄関という、運動不足の私にはけっこうきつい仕様になっていますが、
その分デッキは周りの家に遮られることなく開放感があります。
デッキで毎朝朝食なんて、いいなあ。羨ましいなあ・・・
家から解放されると、違う世界があるんだ~と新鮮な気分に。


この日は長女のリクエストで酒蔵めぐりです(長女は日本酒が大好き)。
姉の家から近いということで、義兄が車で連れて行ってくれました。
櫻正宗、菊正宗、白鶴と行く先々で試飲する長女、それに私たち三姉妹(笑)
飲んべえの家系か・・・

お昼もごちそうになり、午後は姉ふたりはショッピングへ、長女と私はミニクルージングへ。
実はおととし、大学時代のサークルのOB会が神戸であったのです。
そのときのクルージングが気持ちよかったので、海の好きな長女なら喜ぶだろうと計画。
京都での生活が長くなった長女、やはり海がないのは淋しいようで・・・

海から眺める神戸の街も素敵。
神戸ってほんまに海と山に挟まれているんやな~、って実感できます。
心地よい潮風に吹かれ、キラキラ光る水面を眺めながら、まったりとした時間が
流れていきました。







船から降りたら、次は雑貨屋さんめぐり。
神戸はかわいいお店がいっぱい!
長女はマンドリンのブローチを、私はポーランド製のティーポットをget。
けれど、おととし見つけた素敵な古本屋さんを探すも閉店。
雑誌で見つけた紅茶のお店も名前がかわってたり、ちょっと残念でした。

そうこうしているうちに時間は過ぎ、まだまだ見ていたいのに帰りのバスの時刻が迫ります。
一泊二日で観光も買物も、というのは欲張りだったかも。
でも、神戸の海と山を満喫でき、充分リフレッシュできました。


今回は姉夫婦にはすっかりお世話になって感謝です
主人が一緒でなくてかわいそうだったけど。
(主人曰く「好きで入院してたわけやないのに・・・ブツブツ」
 まあ、確かにねえ・・・)
またいつか、今度は夫婦でお邪魔しますね~



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大変、大変!〈その5 手術その後〉

2014-06-03 | 日々のこと。
さてさて、主人も義母もいない朝(同居して以来初めてのことです!)、
物音に煩わされることなくぐっすり眠れて前日の疲れもとれました。
いつもなら平日の朝はご飯にお味噌汁だけど、久しぶりにのんびりと紅茶とトーストを味わって・・・
と言いたいのですが、義母の留守の間にしておきたいことがたくさんありまして。
とりあえず、用事を済ませて病院へ向かいます。

それにしても気になるのは主人からのメール。
朝一番のメールが、「おはよう。やっと血が止まった」。
手術後6時間の安静で、出血は止まるはずじゃなかったの?
・・・イヤな予感。

心電図をつけているため病棟から出られない主人に、自販機でコーヒーを買って病室へ。
早速、昨夜の話を聞きました。

ようやく身動きのとれない6時間が過ぎ、真夜中に看護師さんが来られて
両足の固定器具をはずしてもらったそうです。
これでやっと自由の身になれた!と起きあがったとたん、傷口から血がどばっ
看護師さんはすでに出て行ってしまった後。
血だらけになって慌ててティッシュやタオルで抑え、なんとかナースコールをしたとのこと。
そのまま出血はとまらず、結局また朝まで固定されたって・・・
ほんまに、苦難の1日やったね


で、私はというと、主人から畑の水やりまで頼まれていたので(しかたなく)畑へ。
赤く色づいたイチゴがちらほら、ジャガイモも大きくなっていたので、畑の様子を
写メに撮って送ります↓


初なりのイチゴ



大きくなりつつある絹さや



それを見て主人は、
「アスパラ収穫して。あっ、ジャガイモ芽かきせなあかん。やってくれる?」
「めかき?何それ???」

普段はめったに畑の手伝いはしないのに(私は昔からミミズが大嫌い)、
義母の留守中、自由に動ける間にあれこれしたいことはたくさんあるのに、、
そんなこと言ってられません・・・よね
はいはい、何でもやらしていただきますよ~

ところが、すっかり元気になった主人は3日後には外出許可が下りたので、慣れない私が
芽かきとやらをせずにすみました。やれやれ。
(なんでもfacebookで先生と友達になり、畑へ行っていいよとコメントがあったとか・笑)


その後、義母がショートステイから帰宅。
その日は少し記憶が混乱してたぐらいで、機嫌はわるくなくほっとしたのだけれど、
翌日ショートの話を聞くとちょっと不機嫌に・・・
でも、「よっぽどデイの方がまし」と、その日のデイは素直に行ってくれました。ほっ。

しかし、そのデイサービスも5月の連休はお休み。
4日間義母が家にいることに不安を感じていましたが、大阪で研修中の次女が
帰ってきてくれたおかげで、なんとか主人の留守をごまかしながら
こっそり病院へ行くこともできました。

ただ、4日も家にいると義母の言動はだんだんおかしくなってきます。
やはり普段はデイへ行くことで、脳が活性化されているのでしょうね。
連休最後の日、私の疲れがピークに達してるところへ、義母の様子が朝からおかしくて。
次女も大阪に戻ってしまい、さすがにずっと一緒にいることが苦痛になって、
病院、買物、畑へと出かけて家を空けてしまったのです。
それがわるかったのか、夕方になって大変な目に遭うことに・・・
ストレスは心臓病によくないとわかっていても、早く主人に退院してもらわないと
こっちの身ががもたないと、泣き言を言いたくなるような1日でした


この最悪の1日がなんとか過ぎ、翌日義母はデイへ(ほっ・・・)。
そして待ちに待った退院のメールが!
手術後また不整脈が出て心配させられましたが、予定通り退院の許可がおりたのです。
退院が確定したことで、休みをとってた長女も退院祝いに帰ってくることになりました。

掃除して、布団を干して、買物に行って、病院へ迎えに行って、退院祝いの準備をして・・・
またまた忙しい1日となりましたが、家族がいるから忙しくなるわけで、
それは大変なことだけどとても幸せなことなのだと、今回の主人の入院を機に
あらためて感じたのでした。
一度の手術で治る確率は60~70%ということだけど、できればもう再発しませんように。


それと、もうひとつ。
認知症の親がいて家族が入院という事態に陥ると、いかに大変かということも
身をもって知りました。
まさに、大変の上にもひとつ大変!なのです。
夫婦そろって健康でいることがどんなに大切か・・・
ひとりが倒れると、家族共倒れになりかねませんからね。


義母と同居して半年が過ぎました。
今まで以上に自由がなくなり、毎日理不尽なことに頭を抱え、
まるでシーシュポスの神話だなあ、と思う日々。

こちらは今日も暑かったので、リビングとキッチンの窓を開けておきました。
と、いつのまにか閉まってる。
また開ける、とまた閉まってる・・・
「暑いから開けておいて」と言っても、結局また閉まっていました~

こんな調子で、この夏どうやって乗り切ろう・・・


                            





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