ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

夏休みにはいって

2006-07-29 | 日々のこと。
梅雨明けはまだのようですが、きのうは35度の暑さでした
あ~、やっぱり暑い夏は来るんですね・・・。

夏休みといっても、長女は補講に行ってるし、次女はなんだかんだとクラブの用事があるし、ほとんど普段の生活と変わりません。
子どもたちが小学校のころと比べると、ラジオ体操もプール当番もないし、自由研究で頭を悩ますこともなく、ラクと言えばラクですが・・・。

そう言えば、例年6月に入ったら梅雨入り前から海へ行く我が家なのに(人も少ないし、駐車料金もとられない)、今年はまだ一度も行ってません
もちろん天気のせいもありますが、子どもたちもそれぞれ忙しくなって。

子どもが大きくなるって、こういうことなんですね・・・。


で、私は何をしているかというと、本も読まず、DVDと漫画の日々でした
最近読んだのは『最遊記』。



子どもたちが大好きなんですよね。
『西遊記』をもじっているわけですが、登場人物が三蔵も悟空も八戒も悟浄もめちゃくちゃかっこいい。
はじめのうちは妖怪の腕がとぶ(!)とか、血がどばっとか、そういうの好きじゃないと思っていたのですが、彼ら4人の背負っているものが重く、そんな彼らの関係の描き方がとてもいいのです。
友情なんて暑苦しいものでもなく、しょっちゅう喧嘩したり、いがみ合ったりしているのに、とても深いところで繋がっている彼ら。

自己チュウで、とても高尚なお坊様には見えない三蔵。
女好きの悟浄。
何考えてるのかわからない八戒。
子どもっぽくて、破天荒な悟空。

だけど本当は、三蔵は傷つきやすくて、悟浄はめんどうみのいいお兄ちゃんで、八戒は優しくて、悟空は純粋で。
ちなみに私は八戒のファンです

作者の峰倉かずやさんは、絵が細かくてとてもうまく、登場人物はみんな美形(悪役も)。
最近のつまらないTVドラマより、よっぽどおもしろいですよ~。


しかし、ええかげんそろそろ本も読まなきゃ。
映画でゲドを観るまえにもう一度読み直したいし(間に合うかなあ)、図書館で借りた本はなかなか進まないし(明日が返却日!)、いろいろ気が散って読書に集中できません

夏だし、暑さを忘れさせてくれるような、おもしろい本を読みたい!!








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『オペラ座の怪人』

2006-07-26 | 観ること。
土・日、うちのおとーさんはまた走りに行きました。
毎年夏休みに入ってすぐに、「夜叉ヶ池伝説マラニック」というレースがあるんです。
以前は「え~、海に行かへんの」という子どもを、映画でごまかしたりしていましたが、子どもたちも駄々をこねる年でもなく(それぞれ予定もあるし)、私も毎年のことであきらめ気分。

それでも本人は後ろめたいのか、レースに行く前にDVDを借りてきて機嫌取り。
そのDVDというのが、

『新選組!』の総集編(一応ビデオで撮ってあるんですけどね
次女がもう一度見たいと言っていた『トロイ』
長女と私が見たかった『オペラ座の怪人』

けっこう気を使ってるな、と笑えました。



で、この『オペラ座の怪人』。
以前、劇団四季が京都公演をすると聞いたとき、見に行きたいなあと思ってたけど機会もなく、そのうちなんとなく熱も冷めてしまっていたのです。
映画も見逃し、今回やっとDVDで見ることができました。

こういう舞台ものって、けっこう好きです。
『ネバーランド』とか、『恋におちたシェークスピア』とか、舞台の臨場感があってこっちまでわくわくして。

セットは凄かったですね。豪華絢爛
オペラ座の地下も不気味で、神秘的。
クリスティーヌとファントムがゴンドラで水の上を行くシーンを見て、なぜか昔見た『ルードウィヒ 神々の黄昏』の地下の池に白鳥の形をした船が浮かぶシーンを思い出しました。
地下にある池(?)というのは、それだけで謎めいてどきどきします。

そして何より素晴らしかったのは音楽ですね♪
最初口パクかなあと思っていたのですが、実際に本人が歌われていたと知ってびっくり!
ただ、こういう映画を初めて見る長女は、「馴染めへん」と途中でパスしてしまいました

私は本も読んでないし、ミュージカルも見ていないせいか、ストーリー的に少しわかりづらい、というか、釈然としない部分もありました。
クリスティーヌのファントムに対する気持ちが???

あとでネットで調べてたら、字幕がひどい、誤解をうむ、というようなことが書いてありました。
え~、字幕たよりに見ている私にとっては大問題!
登場人物に、もひとつピンとこなかったのは、そのせいだったのかなあ?

ファントムが(私には)あまり魅力的には感じられず、クリスティーヌがファントムに惹かれているのか、ただ「音楽の天使」として慕っていたのか、よくわからなかったのです。
原作ではどうなのでしょうね?

それにしても、今まで字幕に頼っていた私は、翻訳でもけっこう間違いがあるんだから、字幕だって文字数が限られている分、間違いや勘違いって多いんだろうなあ、とショックを受けてしまいました


























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最後の試合

2006-07-23 | 日々のこと。
21、22日と総体がありました。
中三の次女にとっては最後のバスケの試合。
先月の市民スポーツ祭で優勝したこともあって、その次の地区大会はもちろん、府下大会まで行くつもりで意気込んでいたのですが、結果は・・・。
ダメでした。

第一試合を延長戦で負けてしまい、それを引きずったのか第二試合も勝てませんでした。
そしてきのう2試合勝ったものの、1日目に次女たちに勝った二つの中学校が地区大会に出ることになったのです。

残念。
あんなにがんばって練習してたのに。


長女も中学時代はバスケ部で、長女が中三、次女が中一のとき入ってこられた顧問が厳しくて有名な先生でした。
その先生の下で3年間、朝は夏も冬も7時前には家を出て、土・日もほとんど休みなく、試験前クラブ停止の期間でさえ朝錬はあるというハードな練習でした。

おかげで私の生活も一変。朝5時半に起きての弁当作りに夜の洗濯。
疲れきった次女は機嫌が悪く、こちらも大変なのはわかっているから「勉強しろ」とも「掃除しろ」とも言えず、イライラはつのるばかり。

高校ならともかく、中学校であんまりじゃない?と私はしょっちゅうぶつぶつ言っていました。
先生のやり方も好きではなかったし、批判めいたことを言うと、悔しいことに長女まで先生の肩を持つのです。
お母さんだって大変なんだよ~、わかってよ~、と何度も思いましたが・・・。
世の多くのお母さん方は、こういうことを黙々とこなしていらっしゃるのでしょうね。

背は高いけど、もともとそんなに体力のあるほうじゃなかった次女には大変な3年間だったと思います。
故障も多かったし、精神的にまいってた時期もあったようだし。
大好きなピアノとの両立も難しかったでしょう。

でも二日間試合に出てる次女を見て、ずいぶんたくましくなったんだなあと少し驚きました。
おっとりとして優しかった次女の性格が、だんだんきつくなったようで、少し悲しい思いをしていたのですが。
他の子のようにおしゃれしたり、遊んだりできませんでしたが、次女にとってバスケ一色だったこの3年間は、大きな自信になってくれるだろうと信じています。


ところで、クラブが終わればそろそろ受験モードにはいってほしいところなんですが。
早速、今日は後輩の試合だから、とクラブに言ってしまった次女。
えっ、試合の翌日って休みじゃないの?と唖然とする私。

しかも、最後の試合で完全燃焼できなかったせいか、高校でバスケ部に入るかも・・・だって(もう、体育クラブには入らないって言ってたのに)

母の苦労は、まだまだ続く・・・

















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『アレキサンダー』

2006-07-20 | 観ること。
二日かかってDVDを見ました。
とにかく長くて、濃くて、重かった・・・。
見終わったあとで監督がオリバー・ストーンと知って、娯楽大作ではなかったんだ、と納得。

この作品で一番感じたことは、母親の愛ってオソロシイ、ということでしょうか。
私には息子がいないのでよくわかりませんが、母親の男の子に対する思い入れというのはすごいのですね(たしかに、娘より息子の方がかわいい、というのはよく聞きますが)。
それに夫、つまりマケドニアの王フィリッポスへの憎しみがあるから、よけいに息子のアレクサンダーに肩入れして、母親の愛にがんじがらめ。
しかもその母親を演じるのがアンジェリーナ・ジョリーですから。
そりゃ、逃げ出したくもなるでしょう。
もちろん、それだけの理由で東征したわけではないでしょうけどね

長くて退屈、という感想も目にしましたが、それは感じませんでした。
お金がかかっているだけセットもすごかったし、バビロンのイシュタル門とか空中庭園なんて感動もの!

ただ個人的には戦闘シーンが生々しすぎて、苦手でした。
『ロード・オブ・ザ・リング』や『トロイ』も迫力がありましたが、どこかで絵空事って思えたのに、この作品ではとてもリアルに感じられ息苦しくなったほど。
しかも、その戦いがだんだん無益なものに思えてきて・・・。
何のためにインドまで行って戦わなければならないのだろう、自分の死に場所探してるだけ?とさえ思ってしまいました。

『トロイ』もそうでしたが、この作品もギリシア神話を知っていたほうがより理解できたかもしれませんね。
『ダヴィンチ・コード』を読んだときも感じたのですが、やはり歴史的土壌がまったく違うというのは、作品を理解するという点で不利だなあと思います。
頭で理解できたように思えても、肌で感じ取れない、というか・・・。

逆に『もののけ姫』などは日本人だからこそ感じるものがあるし、他の国の人がこの作品を見てどこまで理解しているのだろう、と不思議に思えてしまいます。

話を『アレキサンダー』にもどして。

この作品で私が致命的にダメだったもの。
それは主人公を演じてたコリン・ファレルでした・・・
子役はすごく可愛いかったのに。

それとアレキサンダーが同性愛者だったってこと。
昔は日本でもよくあったことだし、それ自体がどうってことではないのですが、ここまでひつこく描かなければならないことなのか?と思ったわけです。
ヘファイスティオンが、唯一アレキサンダーの理解者だったというのもわかりますが、彼の死後アレキサンダーは生きる意欲を無くしたような描き方だったし、それにしてはふたりの関係が中途半端だったような・・・。

世界史の苦手な私としては、教科書で名前しか知らなかったアレキサンダーがこんな偉業を成し遂げた人物だったんだ、と興味を持てたことが大きな収穫でした。















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『ナショナル・トレジャー』

2006-07-18 | 観ること。


連休なのにお天気がわるく、次女がめずらしくクラブの練習がオフだったのに海へも行けませんでした。
で、きのうはDVDの鑑賞会。
家族全員で見るということで、『ナショナル・トレジャー』にしました。
(レンタルで1本50円(!)ということで、おとーさんがたくさん借りてきたのです。)


ニコラス・ケイジは私の好きな俳優で、そんなにかっこよさげでもないのに()、映画を見ているうちにその役が好きになってしまう、というタイプです。『ザ・ロック』とか『コン・エアー』とかかっこよかったですよね。

しかし。
子どもたちは映画が始まるなり、「え~、この人が主人公~?」なんて言うし、おとーさんは「モト冬樹や」だって・・・

まあ、そんなこと言ってるのもはじめのうちだけで、とにかくテンポが早くって「えっ、何?何?」と言ってるうちにストーリーは次々とすすんでいきます。

秘密結社フリーメイソンに守られてきた秘宝の行方を、代々追い求めてきたゲイツ家の末裔ベンは、アメリカ独立宣言書に謎を解く鍵があることをつきとめます。同じく秘宝を我が物にしようと企むイアンから、その独立宣言書を守るためには自分が盗むしかない、と厳重な警備の中盗み出す計画をたてます。

・・・と、これだけでもすごいことなのに、ここまでのテンポが早い!
あれよ、あれよという間に盗み出し、謎解きにかかります。
FBIとイアンに追いかけられながらも、秘宝の在り処を見つけたどり着くのですが・・・。

とにかく、ハラハラ、どきどきのトレジャーハンティング。
独立宣言書などアメリカ建国に関わることがたくさんでてきて、いかにもハリウッド的でアメリカ人が喜びそうな映画なのですが、残酷なシーンもなく、家族で見るにはうってつけでした。

なんたって悪役がボロミア(ショーン・ビーン)ですからねえ、わるいことしませんよね(←ひいき目)。
独立宣言書だって、一度奪ったものの拝借しただけだって返してくれるし、最後はまんまと騙されちゃうし。
どこか憎めない悪役でした。

ベンの相棒ライリーもいい味出していて、子どもたちはすっかり彼を気に入っていました。

セットも素晴らしく、秘宝が次々と照らし出されるシーンは圧巻!
テンプル騎士団とかフリーメイソンって、確か『ダヴィンチ・コード』にも出てきますよね。
彼らの秘宝が一体どんなものだったのか、門外漢の私には想像もつきませんが、この映画のようにエジプトの宝物が出てきたらわくわくするだろうなあ
今でもどこかに眠っているのでしょうか?気になりますね~。









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