朝の5時過ぎに病院から家に戻り、少し横になりました。
目が覚めていつも通りに朝の支度をしましたが、どうも腰の調子がわるい。
中腰になるとズキンと痛みます。
それでも病院へ主人の着替えを持って行ったり、義母がショートステイから帰ってくるまでに
急ぎの書類を郵便局へ持って行ったり、なんとか用事をすませることができました。
夕食後は義母も部屋でおとなしくしているので、しばらく横になって安静にしていたのですが
痛みは増すばかり。
これはかなりやばいかも・・・と感じたのは、お風呂にはいったときです。
ジーンズを脱ぐのに腰をかがめるとズキン。
セーターを脱ぐのに両手を頭の上に持ち上がるだけでズキン。
腰の左側の体重がかかったり、腕を伸ばしたりするだけで痛みが走ります。
そのたびに「ううっ・・・」と唸ってしばらく動けません
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お湯につかって腰を温めればよくなるかも、と期待しましたが全く変わらず。
それどころか痛みはだんだんひどくなり、布団に入って横になるのもひと苦労、
その夜は寝返りすら打てませんでした。
それにしても、一体なんでこんなひどい腰痛になったのか・・・
思い当たることといえば、週末に主人と2階から折り畳みベッドを下ろしたこと。
長い間使ってなくて、場所もとるから義母の留守の間に処分しようとしたのです。
私が階段の上側で、ずっと中腰になって重い物を持ったのがわるかったのか・・・
そのときは痛みなんて感じていなかったのに。
翌日はさらに痛みがひどくなりました。
少しでも体重がかかったり、急に動いたりすると激痛が・・・
横になって安静にしていたいけど、いったん横になると起き上がるのに時間がかかります。
義母が突然外に出てしまうことがあるので、それでは間に合いません。
しかもこんな日に限って、義母が何度も買物に行こうとしたり、台所をうろうろしてる・・・
(ショートステイから帰った後はしばらく不安定な状態が続くのです)
さすがにこの日は主人のお見舞いに行けなかったのですが、主人から翌日退院できそうだと
メールが届きました。
やれやれ、ちょっとひと安心。
翌日は義母のデイサービス利用日なので、とりあえず横になれます。
昼から主人を迎えに行こうと午前中は最小限の用事だけ済ませて安静にしていたのですが、
それでも痛みはひどくなるばかり。
車に乗れそうもありません。
結局、主人からも心配だから来なくていいと言われ、そのまま休んでおりました。
主人が帰ってきてからは、雨戸のシャッターの上げ下げからお風呂掃除まですべて主人任せ
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退院したばかりの主人にわるいなあと思いつつ、またそのせいで下血したらどうしよう
という不安もありましたが、動けないのでしかたありません。
それでも食事のしたくはしないといけないし、この日も義母の言動がおかしかったので
安静にしているわけにもいかず・・・
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動くと激痛、椅子に座っていても鈍痛、痛みのせいか身体が強張って頭痛までしてくるし、
この日は心身ともに最悪で何度台所でうずくまったことか。
それでも、これまでひとりで黙って痛みに耐えてきただけに、痛いときに「痛い」って
訴える相手がいるって、つくづくありがたいことだと感謝しましたよ。
まあ、私ができるだけ痛みがでない姿勢を探してもぞもぞ動いているのを見て
「なんか、そんな動物いるよなあ」と笑われたりもしましたが。
結局そんな私を見かねて、主人が毎週通っている接骨院へ連れて行ってくれ、
そこで施術をうけるたび痛みが軽減し、今ではなんとか座ってキーボードを
打てるまでに回復したのでした。
一週間でこんなにラクになるとは思っていなかったので、先生には本当に感謝しています。
これまで何度か腰痛は経験していますが、こんなに痛い思いをしたのは初めてで、
どうやらただの腰痛ではなく大腰筋を傷めていたようです。
おかげで、いかに腰がどんな動きにも重要な役割を果たしているのか、身をもって
知ることとなりました(・・・今さらですが)。
これからは無茶せず、労わってやらなければ。
これまでも義父の介護や実家の父の入院、義母・実家の母の認知症といろんなことが
重なって、けっこう大変な時期はありました。
しかも、今年はそれに加えて主人の入院ということもあり、さすがにそのときは
心身ともにまいってしまいました。
なので今回は簡単な手術とはいえ、もしものことを考えて義母のショートステイの間に
主人が入院するよう計画したわけですが、まさか退院後出血という想定外のことが起きるなんて・・・
それでも、自分が動けるならまだ何とかなります。
それが、家族を世話する主婦の身でありながら、自分自身が動けないというのは
本当に情けなくつらいものでした。
しかも、いくらしんどくても休めないという状況。
人生 山あり谷ありっていうけれど、今回はもう谷底でもがいてる気分でした
そんななか迎えた26回目の結婚記念日は、ポリープを切除したため2週間アルコール禁止の主人に、
腰痛で不自由な身の私という苦~い思い出の1日となってしまいました。
そういえば、子どもたちが小さいとき、風邪でお腹こわして散々な目に遭った
結婚記念日というのもあったけれど。
これからは年とともに、夫婦・家族が健康でこの日を迎えられたら何より、と
思うようになるのでしょうね。
そんなとき、長女からこんな綺麗な花が届きました。
毎年、こうやってお祝いを贈ってくれる娘に感謝です
今、なんとか普通に動けるようになり、ようやく谷底にも一筋の光が・・・
人生 山あり谷あり。
しんどいことの後には、何かいいことが待っているといいなあ。
・・・いや、待っているのは10日間何もできなかったせいでたまりにたまった用事と、
滞ったままの片付け&大掃除か・・・