いつも通ってる接骨院で、患者さんが置いていくのか時々みかんや野菜を安くで売っています。
先日主人が、蕗が100円で売っていたといって買ってきました。
毎年山蕗は主人が採ってくるので伽羅蕗にしますが、水蕗を下処理からするのは初めて。
茹でて、すじをとって・・・、ようやく料理にとりかかります。
こういうのって、けっこう手間がかかるのですよね
今回は油揚げと炊いてみることに。
まだ新しかったのか柔らかくて、とても美味しくいただけました。
調べると葉っぱも使えそうなので、蕗の葉味噌に。
ご飯がすすんでちょっとやばい(笑)
以前は、こういう手間ひまのかかるものは敬遠していました。
魚を1匹もらったら内臓を出さないといけないし、山菜を採ってきたらきれいにして
あく抜きしなきゃいけないし。
私は面倒なことは大嫌いなうえに、子どもがいた頃はなかなか忙しい毎日を送っていたのです。
なのに畑のさつまいものつるをどさっともらったときは、爪の先を真っ黒にしながらすじをむいて
もう泣きたいくらいでした。
それが今では、(義母がデイやショートで留守の時は仕事や用事でとても忙しいのですが)
義母のいる日はほとんど1日中家にいるので時間はあります。
イライラしたときやなかなか前向きになれないとき、蕗のすじをむくといった手作業や、
始めての食材で献立を考える、ということは、意外に無心になれてなかなかいい気分転換に
なったりするのです。
外に出ていくことの少なかった昔の主婦は、手仕事をひとつひとつこなしながら
いろんな思いが暴れださないように封じ込めていたのだろうなあ・・・
今借りている市民農園でひとつ空きが出たと、先日連絡がありました。
今の畑だけでは狭すぎると不満を言ってた主人は、もちろん即決。
週末から意気揚々と新しい畑へ通っています。
草刈りに行ったとき、きれいで柔らかそうなヨモギがたくさんあったと持って帰ってました。
早速調べて、身体にいいらしいと、蒸して、干して、煎って、お茶にしてました。
こういうことに関しては、本当にマメだなあと感心します。
これであと料理ができれば完璧なんだけど(笑)
まっ、私はしばらく横目で様子を見ていることにしよう