『長い冬』を読んだあと、どうせならと『大草原の小さな町』『この楽しき日々』と読み、今『はじめの四年間』を読んでいます。
大草原のシリーズは全9巻あるのですが、『長い冬』までしか読んだことがありませんでした。
テレビのイメージのせいか、おとうさんとおかあさんと子どもたちの暮らしに憧れていたので、大きくなったローラの先生ぶりやアルマンゾとの恋物語には興味がもてなかったというか・・・
でも読んでみるとこれがまたおもしろくって。
話の展開がうまくて飽きさせないのです。
アルマンゾとの話も二人は結婚するという結末がわかっているのに、ライバルが現われたり、ローラがアルマンゾの気持ちに気づかなかったり、とすんなりいかず、こちらまでいらいらしたりどきどきしたり。
なかなか進展しないふたりの仲は、今の時代と違ってほのぼのとしてて、かえって新鮮な感じがします。
忙しかったり、心配事があったり、いやなニュースばかりという毎日で、この本を読んでいる間だけは私も大草原の風に吹かれて幸せな気分に浸ることができました
今読んでる『はじめの四年間』は、アルマンゾとローラの新婚生活を綴っているのですが、この本は今までの8冊と少し趣が違います。
あとがきによるとかなり初期に書かれたようで、ふたりの生活の苦労が淡々と描かれているのです。
刈入れ直前の小麦が雹にやられ、そのせいで借金が返せなくなります。
また、竜巻がきたり、春に猛吹雪があったりと、大自然も容赦なく襲ってきます。
開拓当時の人々の生活は本当にたいへんだったのだと、つくづく思いました。
1年かけて農作物の世話をしても、たった1度の悪天候ですべて失うのですから。
(それにしても、氷点下40度とか竜巻とかアメリカの天候って荒々しいのですねえ)
おまけにアルマンゾの病気が治らなかったりして、新妻のローラも大変な苦労を経験します。
アメリカが強国になった源には、開拓民のたくましさや粘り強さが大いに関係したのでしょうね。
その後アルマンゾとローラは家を火事で失い、生まれたばかりの長男も亡くなるなど悲しい出来事が次々に起こり、また作物も実らず住み慣れた町を離れるようです。
はじめのうちこそローラの目を通して大自然の中での生活や、何でも自分たちの手で1から作り出すという生活に興味を持って読んでいたのですが、読みすすむうちに生きること、生活することの基本のようなものを教えられたような気がします。
そして落ち込みがちなこの2月に、ローラから元気と勇気をもらいました。
これからも、ずっとずっと読みつがれていってほしい本です。
大草原のシリーズは全9巻あるのですが、『長い冬』までしか読んだことがありませんでした。
テレビのイメージのせいか、おとうさんとおかあさんと子どもたちの暮らしに憧れていたので、大きくなったローラの先生ぶりやアルマンゾとの恋物語には興味がもてなかったというか・・・
でも読んでみるとこれがまたおもしろくって。
話の展開がうまくて飽きさせないのです。
アルマンゾとの話も二人は結婚するという結末がわかっているのに、ライバルが現われたり、ローラがアルマンゾの気持ちに気づかなかったり、とすんなりいかず、こちらまでいらいらしたりどきどきしたり。
なかなか進展しないふたりの仲は、今の時代と違ってほのぼのとしてて、かえって新鮮な感じがします。
忙しかったり、心配事があったり、いやなニュースばかりという毎日で、この本を読んでいる間だけは私も大草原の風に吹かれて幸せな気分に浸ることができました
今読んでる『はじめの四年間』は、アルマンゾとローラの新婚生活を綴っているのですが、この本は今までの8冊と少し趣が違います。
あとがきによるとかなり初期に書かれたようで、ふたりの生活の苦労が淡々と描かれているのです。
刈入れ直前の小麦が雹にやられ、そのせいで借金が返せなくなります。
また、竜巻がきたり、春に猛吹雪があったりと、大自然も容赦なく襲ってきます。
開拓当時の人々の生活は本当にたいへんだったのだと、つくづく思いました。
1年かけて農作物の世話をしても、たった1度の悪天候ですべて失うのですから。
(それにしても、氷点下40度とか竜巻とかアメリカの天候って荒々しいのですねえ)
おまけにアルマンゾの病気が治らなかったりして、新妻のローラも大変な苦労を経験します。
アメリカが強国になった源には、開拓民のたくましさや粘り強さが大いに関係したのでしょうね。
その後アルマンゾとローラは家を火事で失い、生まれたばかりの長男も亡くなるなど悲しい出来事が次々に起こり、また作物も実らず住み慣れた町を離れるようです。
はじめのうちこそローラの目を通して大自然の中での生活や、何でも自分たちの手で1から作り出すという生活に興味を持って読んでいたのですが、読みすすむうちに生きること、生活することの基本のようなものを教えられたような気がします。
そして落ち込みがちなこの2月に、ローラから元気と勇気をもらいました。
これからも、ずっとずっと読みつがれていってほしい本です。