ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

10年日記

2007-12-31 | 日々のこと。




これまでずっと書き続けてきた10年日記。
それが、あと今日1日で終わろうとしています。

はじめてつけたのが1998年1月1日。
長女は小学2年生、次女はまだ幼稚園。
そう思うと、ずいぶん昔のことのようです。

当時は、両親がこの事務所兼住宅を私たちに譲り、
近くで借家住まいしていたので、
大晦日からお正月にかけては我が家へ来て、
一緒に元旦を迎えていました。

元旦の朝、6人分のお雑煮つくりから始まり、
(厳密には大晦日の夕飯からでしたが)
1日中、昼食・夕食づくりに追われて大忙しでした。

あれから10年。
長いようで、短いようで。

疲れて何もかも嫌になったときも、
書くことが何ひとつ思い浮かばないときも、
嬉しいことがありすぎて3行に書ききれないときも、
毎晩日記帳を開けて、その日1日分の空白を埋め続けてきました。

ちょうど、小学・中学・高校と子どもたちが
一番成長をとげる10年を綴った記録となり、
気づいたら我が家の家族史ともなっていました。

次の日記をどうしようか迷ったあげく、
やはり10年日記にしました。

さて、次の10年。
今度は一体どんなことを綴ることになるのでしょうか。


  ・・    ・・    ・・


今年も1年間、おつきあいありがとうございました。

みなさまにとって、来年も素敵な1年となりますように


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスのごちそう

2007-12-25 | 日々のこと。
クリスマスイヴの夕食は、
毎年家族揃って食べることにしています。

高校生になったら友達と一緒に、なんて言い出すのかなあ、
と内心ひやひやしていたら、
今年高1になった次女が、
「24日、クラブ休みなんやけど、友達と遊んでいい?」

(きた・・・

「昼間ならいいよ。
 夕飯までに帰ってくるなら」

結局、友達はみんなで大阪へ遊びに行くことになったようで、
次女はプレゼント用のクッキーを焼きたいからと
大阪行きは断ったようでした。


  ・・  ・・   ・・
 

そして、きのう。
子どもたちが夕食をつくってくれると言うのです。

次女はぎりぎりまでクッキーを焼き続け、
一体いつになったら夕食をつくり始めるのだろう、と
不安になったころに長女と準備を始めました。

が、しかし。

サンドイッチとマカロニサラダをつくる、と決めていたものの、
中に何をはさむのか決めてないし
野菜も切らずにマカロニを茹でようとするし
なんとも無計画で、無謀なふたり。

さすがにそれは口出ししたものの、
あとは二人にまかせ私は下働きに専念。
・・・したつもり


というわけで、できあがったごちそうが↓





サンドイッチと、サーモンのカナッペは長女作。

真ん中のマカロニサラダは、クリスマスをイメージした
次女の労作です。

骨付きチキンは、前日義姉がお土産に持ってきてくれたもの。

そして、主人が用意していたシャンパンで乾ぱ~い


  ・・   ・・   ・・


夕食をつくらなくてもいいとなると、
夕方、主婦は手持ち無沙汰になるものです。

今から掃除をする気にもならないし・・・。
ということで手にしたのがこれ↓



       『20世紀少年』
        浦沢 直樹


読み出したら止まりませ~ん。
私もほとんど同年代の20世紀少女なのでした








コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聖夜

2007-12-24 | 日々のこと。



きのうの異様なあたたかさから一転、みぞれまじりの朝です。

今日はクリスマスイヴ

これといった予定もありませんが、
家族で祝う最後のクリスマスとなるかもしれないので、
それぞれの心温まる1日になればいいな、と思います。



みなさまも、素敵なクリスマスを 











コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『歩く』  SMALL STEPS

2007-12-18 | 読むこと。
最近、本のレビューがすっかりご無沙汰になっていました。

忘れっぽいので、レビューを書かないことには、
なかなか次の本に手が出せないのです

↓この作品も書きかけのままになっていました。

フラニーさんに教えていただいた作品。
長女がどうしても読みたい、と言ってたのに
図書館にはなかったので、京都の本屋で見つけたとき、即、購入。

久々の、本の衝動買いでした(笑)




          『歩く』
        ルイス・サッカー



以前、同じ作者の『穴』を読みました。
長女が図書館で借りてきて、おもしろいよ、と
薦めてくれたのです。

ルイス・サッカーの作品はおもしろいと聞いていましたが、
なんとなくわたし好みではないかな、と思い込んで
まだ手にしたことはありませんでした。

このときもあまり期待せず読み始めたのですが・・・。


無実の罪で矯正キャンプに送られた主人公スタンリー。
まわりは、ひとくせもふたくせもありそうな少年ばかり。

焼けつくような大地で、させられることといえば穴を掘ること。
矯正のため、とは言うものの、実は謎がありそうです。

代々ツイてない家系のスタンリーが、
その呪われた運命(?)を見事はねかえし、
合間に語られる昔のエピソードが、
最後に見事にひとつにつながります。

読み終わって、ほんとに「おもしろかった~!」
思わず拍手したくなるような結末なんですよ。


で、この『歩く』。
スタンリーが送られた矯正キャンプで一緒だった、
アームピット<脇の下>が主人公です。

キャンプを出て、真面目に働くアームピット。
そこへ同じキャンプにいたX.レイがお金儲けの話を持ってきます。

せっかくきちんと高校を出て、
まっとうに生きようとしてるのに、
X.レイの甘い言葉にだまされたらあかんよ~!

オバサンとしては、つい忠告のひとつもしたくなります(笑)

しかし。
案の定、警察沙汰に巻き込まれ、
ずるずると悪運に引き寄せられていくアームピット。
一体どうなることやら、と読者は心配させられますが・・・。

タフで優しいアームピット。
脳性麻痺の少女ジニーと、ごく普通の友達関係を
結んでいるところがなんとも素敵です。

そして、もうひとりの魅力的な登場人物、
人気スターのカイラとの恋。

少年少女時代は、回り道したり、遠回りしたり、
かと思えばあわててかけ出して転んだり。

そんな少年や少女のナイーブな内面が、
とてもよく描かれています。
いかにもアメリカ的、と思わないでもないですが、
ちょっと反抗的なところは万国共通ですね。

アームピットとカイラもさまざまな出来事を経て、
今、別々の、小さな一歩を踏み出そうとしています。

ちょっと胸がきゅんとするラストもいいですね。


『穴』に比べると、少しインパクトが弱いかなあ、
とも思いましたが、長女いわく、
「それは『穴』のあと『道』を読んでないから」
だそうです。

今度、『道』も読まねば

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポットさん

2007-12-15 | 日々のこと。
我が家に新しい家族がふえました。

ポットさんで~す





前の記事↓に書いた荒井良二さんの番組を見て、
いつかやってみたいなあ、と思っていたのです。

その思いに火をつけたのがウチのおとーさん。
描こう、描こう。

ためしに温度計に描いてみました。
なかなか、いい感じ。

次は、やかん。
ストーブに乗っかってるのに描いたもんだから、
すぐにアクリル絵の具が乾いてうまく描けません。
(よい子はマネをしないでね)

そして、持ってきたのが事務所のポット。
ちょっと、おすましポットさん。

(最近仕事が忙しくて眉間にしわを寄せてるおとーさんが、
これ見てにや~っと笑ってくれるといいな)

調子に乗ったおとーさん。
自分の携帯に描いて、だって。

買い換えようかと迷ってたほど古い携帯なので、
まっ、いいか、と手にとって図柄を考えていたら・・・。

お風呂からあがった長女が、
私たちを見て、そのままフリーズしてました

ウチの親は一体どうなってしまったんだろう、
と心底心配したそうです

それでも、ポットさんは気に入ってくれたよう。
携帯で写真とってましたから
・・・あるいは、学校で友達と笑いのネタにされるのだろーか。


それにしても、家庭用品に顔を描く、というのは、
なかなかおもしろいものです。
(常識のある大人のすることじゃないですけどね

ポットさんの仲間が、今後ふえるかも・・・。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする