
先日の寒波では大した雪は降りませんでしたが、ここんとこずーっと雨や霙が降ったり
どんよりしたお天気。
おまけに日中も1~3度とかなり寒い。
こんな日が続くと、だんだん気が滅入ってきます。
まあ日本海側に住んでいるので、この時期はしかたがないのですが・・・
週末はまた大寒波がやってくると大々的に報じられているので覚悟していたら、
なんと今朝は久しぶりの青空!
義母がデイサービスに行ってる今がチャンスと、ウォーキングに出かけました。
ここ数日、寒さで家にこもっていたら、夜に熟睡できないんですよね。
それでなくても最近夜中によく目が覚めるのに。
ウォーキングして夕飯にワインでも飲めば、はい、こてん

お天気は悪い、そろそろ確定申告の準備もしなきゃ、と毎年テンションの下がるこの時期。
今年はちょっと違います。
昨年の秋から、毎日(毎朝)の楽しみができたのです。
それが、NHKの朝ドラ「あさが来た」。
実は私、朝ドラを見るのは生まれて初めて。
何十年もスル―していたのに、たまたま見た予告で興味をそそられ、たまたま天気予報のあと
そのままテレビをつけてたら朝ドラが始まって、見始めたらすっかりファンに。
今では8時にはテレビを見られるよう、朝食の片付けをして、洗濯して、お化粧をすませて・・・
朝の慌ただしいことといったら(笑)
「びっくりぽん」なあささんに元気をもらい、五代さまの優しい笑顔に癒され、
飄々としながらここぞというときにきりっとする新次郎さんにうっとり

また、AKBの主題歌に励まされ、朝ドラならではの一週間ごとの話の展開のうまさに感心し、
心憎い演出や脚本ですっかり感情移入してしまい、時には朝っぱらからうるうると涙ぐんだりしています。
幕末から明治という激動の時代を、庶民の目線でこんなに生き生きと描かれたドラマって
あまり見たことがなかったような。
それだけに、昔の日本の生活が懐かしくもあり、新鮮でもあり、古き良き時代を感じます。
着物を着た人々の所作の美しさ、関西弁の美しさ、商人の心意気、人々の人情等々・・・。
最近民放のテレビドラマを見なくなったのですが、大河ドラマや朝ドラのように
ある程度長いスパンで描かれているものを見ていて感じるのは、演じる俳優さんの底力。
役になりきっているというか、もうその人物でしかありえない、という錯覚に陥ってしまうほどです。
役者なのだから当然なのかもしれないけど、そういうことができるってすごいなあ。
今年、もうひとつの楽しみは「真田丸」。
去年、一昨年と大河ドラマを見れなかったのですが、今年は録画してなんとか見ています。
主役の堺雅人さんは、我が家では長い間「新選組!」の“山南さん”でした。
(そうそう長女が山南さんのこと好きで、PCにその名前をつけてましたっけ)
それが、だんだん他のテレビドラマで人気が出て大ブレークされ、我が家でもいつからか
山南さんと呼ばなくなったなあ・・・
「新選組!」も「真田丸」も、戦いに負けた人たちを描いています。
山南さんの切腹のシーンも、局長の最期のシーンも大泣きした私。
ちょっと心配だけど、それまではたくさん楽しませてもらいましょう。
・・・と書いてるうちに、すっかり雲におおわれて雨が降り出してしまいました。
とりあえず、週末大雪の被害が出ませんように。
いつのも月曜の朝のように、無事「あさが来た」を見れますように!