ほぼ是好日。

日々是好日、とまではいかないけれど、
今日もぼちぼちいきまひょか。
何かいいことあるかなあ。

武相荘

2012-02-21 | 日々のこと。
先日、東京へ行ってきました。
観光ではなかったのですが、しばらく滞在したので
以前から行きと思っていた旧白洲邸武相荘に立ち寄ることができました。








門をくぐって最初に出迎えてくれたのは、白洲次郎が
最初に乗ったというアメリカ車の同型車。
おお~
NHKのドラマを思い出して、思わずテンションが上がります(笑)





そして、そのアメリカ車とは対照的な純和風の茅葺屋根の家。
白洲次郎・正子が暮らした家です。





最初に入った土間は、海外で暮らした二人らしく洋風で、
とても居心地よさそう。
今は冬の展示ということで、お鍋と一緒にローストビーフやワイン
などが並べてありました。
各部屋にはお節の重箱や器、正子の着物などが展示してあります。
それも、黒田辰秋とか北大路魯山人など名が書いてあり、
そういったものを飾るのではなく使っていたということが
すごいなあ、と思いました。
まさに、用の美なのですね~

興味深かったのは正子の書斎です。
書斎というわりには小さな文机。
四方の壁にぎっしりと本が詰まった本棚。
しかもよく見ると、本の重さでたわんでる!?
さっぱりとシンプルで、潔い感じ。

ゆっくりと各部屋をまわりながら、ふと京都の五条にある
河井寛次郎館を思い出しました。
このゆったり感、居心地のよさ、心が豊かになるような佇まいが
同じなのです。
ただ古いからいいというのではなく、住人の住まいに対する思いや
こだわりが伝わってくるからなのでしょうね。
そんな暮らし方をしてみたいなあ・・・




今回の東京行き、実は次女が入院したからなのでした。
といっても手術して二泊三日で退院。
手術したのが右手だったので不自由な思いをしていましたが、
本人はいたって元気で、今日抜糸したようです。

まあ、そのおかげで(?)私もしばらく家やもろもろのことから開放され、
久しぶりに自由な日々を過ごせたというわけです。
こんなことでもないと、年老いた親を抱えた私が、
確定申告で忙しいこの時期に家をあけるなんてこと、できませんからねえ(笑)

それにしても、家をあけている間一番気がかりだったのは、
親たちのことでも確定申告のことでもありません。
(義母は義姉に電話をかけて様子をみてもらうよう頼んだし、
 実家の母は神戸の姉がちょうど泊まりに来てくれたので)

主人がひとりできちんと夕飯を食べただろうか、
面倒くさがらずに毎日お風呂に入ってるだろうか、
はたまた、飲みすぎてお風呂上りにそのまま寝てやしないだろうか、
ということなのでした。
つまり、私がいつか自由に旅行できるようになるためには、
主人がひとりで生活できる、ということが必須なのですね~


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豪雪

2012-02-02 | 日々のこと。
雪が積もった朝というのは、目が覚めたときにわかります。
音がしない・・・
雪が日常の音という音を吸収してしまうのでしょうか。
みょうに静かなのです。
それこそ、しんしんと雪の降る音が聞こえるくらいに。


昨晩から大雪になるとは聞いていましたが、
今朝はこのあたりでもすごいことになっていました。





9時現在の積雪は70センチ、気温は夜中よりも一段と下がって-2.2度。
もちろん、何メートルも積もっている東北ほどではありませんが、
例年なら、このあたりは積もっても30~40センチ。
こんなに積もったことは、私もあまり経験したことがありません。

しかも、時おり吹雪きながら今もずっと降り続けています。
どうなるんだろ~

先ほど、数十メートル先の義母宅へ行くのも雪に埋もれて大変でした
義母宅の庭はこんな感じ↓




こんな雪でも、幼稚園の子や小学生、中学生は通学しているし、
実家の母のところには、遅れながらもヘルパーさんが来てくださいました。
ご近所のおじいさんは駐車場の屋根の雪下ろしをされ、
お隣の息子さんは雪まみれで雪かきをしておられます。
本当に頭が下がる思い・・・

こんなことを書いている間にも雪は降り続き、白一色に埋もれていきます。
私もそろそろ雪かきをしないと。
この雪、いつまで続くのでしょうねえ・・・


コメント (8)
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